もっと見る⇒⇒危険です。「最近、ペットボトルのフタが開けにくい」と感じている人に起きていること
気圧の変化に対する3つの方法
冬に向けて気圧が低くなりがちな今の季節。ここからは、気圧の変化に対する方法を3つ紹介していきます。
1.耳・首のストレッチ
マッサージによって内耳の血流をよくすることで、低気圧不調の改善が期待できます。耳のストレッチの手順は以下の通りです。
1.親指と人差し指で両耳を軽くつまみ、上・下・横に5秒ずつひっぱる
2.耳を軽く横に引っ張りながら、後ろに5回ゆっくりと回す
3.耳を包むように前に折り曲げて、5秒そのままにする
4.手のひらで耳全体を覆い、後ろに5回ゆっくりと回す
耳に血液を送っている首の血流をよくすることで、耳だけではなくからだ全体の血行がよくなり、心身の不調が改善されるといわれています。
耳のマッサージだけでは効果が実感できないという方は、首を回してこりをほぐす方法も試してみてください。
2.自律神経を整える食事を取り入れる
自律神経のバランスを整える食事により、低気圧不調を乗り越えることも可能です。
たとえば、発芽玄米や味噌に多く含まれるGABAと呼ばれる成分はアミノ酸の一種で、神経のたかぶりを抑えてくれます。
また、豆腐や牛乳、チーズに多く含まれるトリプトファンは必須アミノ酸の一種で、精神を安定させたり、不眠を解消してくれる栄養素です。
ささみ肉に多く含まれる動物性タンパク質は、からだの機能を整える酵素やアミノ酸のもとになるため、からだの不調を改善する効果があるといわれています。
このように、自律神経を整える食材を普段の食事に取り入れることで、低気圧不調を軽減することができるでしょう。
3.漢方薬の服用
ストレッチや食生活の改善だけでは低気圧の不調が改善されない場合は、漢方薬の服用もおすすめです。
低気圧不調を改善する漢方薬は、以下の基準で選ぶといいでしょう。
・自律神経を整える
・水分の循環をよくして、脳や内耳のむくみを改善する
・イライラや神経の興奮を鎮めて、精神を安定さる
漢方薬は自然由来の治療薬として、低気圧による頭痛やめまいといった症状の回復だけでなく、根本から体質を改善することも得意としています。