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成熟すると腐敗が早いトマトの場合
A キッチンペーパーに包んだだけ
B キッチンペーパーに包み、通常のポリ袋に入れ、軽く口を結ぶ
C キッチンペーパーに包み、鮮度保持袋に入れ、軽く口を結ぶ
トマトは寒さと衝撃に弱いため、キッチンペーパーに包み、ヘタを下にして野菜室へ。通常は10日程度はおいしく保存できるけれど、それ以降はどうなるのでしょうか?
14日後
袋に入れていないAは果肉が柔らかくなり、まさに食べごろ。
袋に入れたBとCは赤く染まっていますが、果肉に硬さが残っています。
17日後
Aは押すと潰れそうなくらい柔らかくなりました。食べるときは加熱が必要な状態です。
BとCも柔らかくなったもののAほどではありません。鮮度保持袋に入れたCはヘタが少しみずみずしいかな?程度の違いで、大差はなし。
どちらの袋に入れても2週間程度はおいしく保存ができました。
ここで、野菜室の進化で鮮度が保たれているのかも?という疑惑が発生。気温が高くない時期だったので、BとCを常温で2日間置いてみることに。
19日後(常温で2日)
常温だと熟成が早く進み、ポリ袋のBはビシッと割れ目が!
鮮度保持袋のCは熟成が抑えられ、ツヤツヤのまま。常温だと大きな差が表れました。
【結果】環境で差が出ることも
鮮度保持袋は野菜から出るエチレンガスを吸収して腐敗を遅らせるため、エチレンガスが発生しやすい環境(温度や湿度)で使うと高い効果が出るみたいですね。保存環境によって効果に違いが出ますが、鮮度保持袋のほうがおいしさが長持ちするのは確かなようです。
ちなみに、エチレンガスの発生量が多いリンゴなどは、近くに置いた青果の腐敗を早める可能性があるのだとか。リンゴ、桃、梨などは鮮度保持袋に入れると、周囲の食材を守ることができますよ。
ちなみに、今回使用したほうれん草とトマトは、検証後、すべておいしくいただきました。
100均の鮮度保持袋は効果あり!
保存する野菜や環境で左右されるものの、100均の鮮度保持袋は鮮度を保つことができました。この袋があればまとめ買いした野菜も長持ちするので、傷む前に使い切りやすくなりますね!
1枚あたりの価格も安いし、これは買って正解!ラクして野菜の寿命を伸ばしたい方におすすめです。
写真・文/小町ねず ※暮らしニスタの人気記事を再編集して配信しています。
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