スーパーやコンビニなどで買った物を入れて持ち運んだり、家でゴミ袋にしたりと日常生活に欠かせないビニール袋やレジ袋。袋の有料化が始まってからは、いざという時のために買い物バッグに入れている、捨てずに自宅にたくさんストックしているという方も多いのではないでしょうか。でも便利な一方で、たくさんあると地味にかさばりますよね…。
今回はそんなビニール袋やレジ袋の、早い!簡単!コンパクト!なたたみ方を色々と紹介します。たたんだ後の便利な収納アイデアなども紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
ビニール袋、レジ袋のたたみ方実例〈三角折り&四角折り〉
ビニール袋やレジ袋をコンパクトにするたたみ方を、写真付きで紹介していきます。コンパクトにたたむ方法をマスターしてしまえば、自宅でかさばらずに収納できるだけでなく、邪魔にならないので持ち運びもラクに!まずは、シンプルな三角折りと四角折りの方法から。
たたむ前のポイント
たたみ方を紹介する前に、なるべく小さく折りたためるようにするためのポイントを確認。
たたむ前にはまず机や床などに袋を広げシワがなるべく無くなるようにしっかりと伸ばすことで、コンパクトにしやすく格段に綺麗な仕上がりになります。また、折っている間もなるべく袋の中に空気が入らないように気を付けることで、さらにスッキリ小さくまとめることができます。
三角折り
まずは、最も有名な三角折りから。左右にパタパタと折っていくだけなのでとても簡単です。
まず袋を広げます。
折る前になるべくシワなどをのばし、角の部分なども綺麗に整えておくとコンパクトに折りやすいです。
縦半分に1回折ります。
続いてもう半分に折ります。袋が大きい場合は、コンパクトな幅になるように折る回数を増やして調整してください。
袋を縦に細く折り終えたら、下側の角を斜めに折り三角形を作ります。
作った三角形を上に折ります。
続いてその三角形を反対側に折り、再び上に向かって折り上げます。
この作業を繰り返し、取っ手の部分より少し手前まで折ります。取っ手のない袋の場合も同様に、少しだけ残して折るのをストップします。
三角形に折った部分にポケットができているので、この中に残っている部分を折り込むと…、
三角折りの完成です!
手のひらサイズまでコンパクトになり、ポケットに折り込むことで崩れにくくなっています。
取っ手を巻きつける三角折りも
取っ手が付いている袋の場合、ちょっと違った折り方も。
途中までは同様に三角形を折っていき、残っている取っ手の部分をねじります。
あとは取っ手の部分を三角形の角に巻き付けるようにして留めれば完成!
取っ手が表に出ていて引っ張るだけですぐに袋を広げられるので、とても取り出しやすいですよ。
四角折り①
続いて紹介するのは、四角折りです。こちらも2パターン紹介します。
まずご紹介するのは、NHK『あさイチ』で放送されたり、人気整理収納系YouTuberのコジマジックさんが実践していたりすることでも話題となった折り方です。
まずビニール袋を広げ、マチの横幅よりも縦幅が少し短めになるイメージでレジ袋の下側を2回折ります。
底の部分を2回折ったら袋をひっくり返し、中心に向かって端を折りたたみます。
反対側も同様に。
続いて、縦半分に折ると…、
このように底の部分に四角形ができているのが分かります。
この四角形の形に合わせて、上に向かって2回折り上げます。
四角形の中にポケットができているので、残った部分を折り込むように中に入れます。
形を整えたら完成です!
四角形は一番オーソドックスな形なので、ティッシュケースなどと一緒にポーチに入れて持ち運びしやすいのもポイント。
四角折り②
もう1パターン、四角折りの方法を紹介します。こちらの方がシンプルな折り方で早くできるので覚えやすそうです。
まず袋を広げたら、上から下に向かって横半分に折ります。取っ手が付いている袋の場合は、取っ手の上の部分が底のラインに合うように折ります。
次に縦半分に折り、さらにもう一度縦半分に折ります。
持ち手側から1/3くらいを目安に折ります。
この部分にポケットができているのを確認したら…
残っている1/3を、ポケットに折り込むように入れます。
形を整えたら四角折りの完成です!ポーチのポケットなどにもスッキリ入ります。
まだまだある!色々な折り方
シンプルでかさばらない三角折りや四角折りのほか、見た目も楽しめるかわいい折り方などたたみ方には実は色々な種類があるんです。
五角形折り①
五角形にする折り方を紹介します。少し手順が難しくなりますが、より小さくコンパクトにすることができます。
まず袋を広げたら、下から上に向かって半分に折ります。取っ手付きの場合は、取っ手の部分は被らないように残しておきます。
続いて取っ手の部分を下に折り、なるべく段にならないよう平らに伸ばします。(取っ手が無い場合は省略)
取っ手を巻き込むように、袋の下側から合計3回上に折り上げます。まず1回目。
2回目。
3回折ると、かなり細くなります。
ここからは中心のラインが重要になります。中心のラインが付いていない場合は、一度半分に折ってラインを付けておくのがおすすめ。
両端を中心でクロスさせるように斜めに折っていきます。右側の端を、中心のラインに向かって左斜め上に折ったら…、
中心のラインの上でクロスするように、左側の端を右斜め上に向かって折ります。
袋をひっくり返し、ポケットの部分にはみ出ている部分を折り込みます。
形を整えたら完成です!
慣れるまで少し難しいですが、かなりコンパクトになります。
五角形折り②
もう1パターン、五角形の折り方をご紹介します。
まず袋を広げたら、縦半分に2回折ります。この時点で折り目が左側にくるようにします。
続いて、レジ袋の底側から右上に向かって折ります。この時、折った端の部分の二つの辺の長さが一緒になるように折ると綺麗になります。
五角形になるようにイメージしながら、左上に向かって折ります。この時点で五角形の形が出来上がります。
この五角形を維持するように、右上・左上に向かって折る作業を繰り返します(三角折りと同じ要領で)。あとはポケットの部分に、取っ手の部分を折りこんだら…、
五角形折りの完成です!
2パターン紹介しましたが、どちらかやりやすいたたみ方で試してみてください。
トートバッグ型
続いて紹介するのは、ちょっと変わった折り方。トートバッグのような可愛い形に仕上げる方法です。
まずビニール袋を広げたら、下から上に向かって横半分に折ります。取っ手の部分は被らないように上に出しておきます。
もう一度、下から上に向かって横半分に折ります。
続いて、右側の持ち手を手前に折ります。この時、持ち手は広げておきます。
右側から、3回左に向かって折っていきます。
合計3回右側から折り終えたら、今度は左側から右側の持ち手に重ねるように1回折ります。
折り終えたら、このような感じになります。
続いて上下をひっくり返します。
そして、下から上に向かって半分に折ります。
長い方の持ち手を短い持ち手の穴に通します。
持ち手を穴に通すとこのような感じにまとまります。
長い方の持ち手をぐるっと1周させて、もう1度短い法の持ち手の穴に通します。
形を整えたら完成です!
トートバッグのような形で、見た目でも楽しめます。
リボン型
トートバッグ型と同じようなたたみ方で、リボン型にする方法もあります。
手順はトートバッグとほぼ同じで、最後の手順でキュッと持ち手のヒモを強く締めるだけ!そうするとリボンのような見た目に仕上がります。
トートバッグ型やリボン型は、透明な袋はもちろん、柄や色のある袋を使うととても可愛い仕上がりになります。そのままバッグやキーホルダーに付けておいても良さそうな形なので、見た目を楽しみたい方はぜひこのたたみ方も試してみてください。
独自の折り方を編み出している暮らしニスタさんも!
いくつかのたたみ方を紹介してきましたが、暮らしニスタさんの中にもオリジナルのたたみ方を編み出している方達が!
クレアさんのアイデア
レジ袋のたたみ方ここで半分にするだけで俄然楽!
三角折りをさらに簡単にアレンジして、自分のラクな方法を考案されています。オリジナルでたたみ方を考えるのも楽しそうです。
詳細を見る
ひこまるさんのアイデア
レジ袋の三角折りの仕方と、私のレジ袋収納!
材料 : 収納かご / マジック
こちらも三角折りをされている投稿ですが、たたんだ後でもビニール袋のサイズが分かるようにペンでS・M・Lなどの大きさを書いているそうです。これは便利ですね!
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こんな袋の場合はどうたためばいいの?
取っ手のないビニール袋の場合はどうする?
取っ手のない袋でも、ここで紹介している三角折りや四角折りなどでコンパクトに折りたたむことができます。
また、薄いポリ袋などの場合は、100均の収納ケースやティッシュケースなどに入れて収納しておけば、かさばらずに保管できるだけでなく1枚ずつ取り出しやすくなります。
45Lのゴミ袋はどうたたむ?
大きな袋の場合は、折り込むようなたたみ方だと厚みが出すぎてしまう場合も。下記のような折り方をすると、スッキリとコンパクトにたたむことができますよ。
- ①まず縦半分に折る
- ②続いて横方向に、3分の1の幅になるように2回折ります
- ③縦向きに置き換えて、もう一度1/3幅になるように横方向に2回折ります
これだけでかなり小さくたためます。ティッシュなどの空き箱に並べて置いておくとコンパクトに収納できて便利です。
たたまない方法も!?
ビニール袋をたたまずに、しかも取り出しを超簡単にする技も!
その方法というのが、ティッシュの空き箱を使う方法。ティッシュ箱の中にビニール袋を入れ、次に袋の持ち手(輪)に次の袋を通す、という手順で次々にビニール袋を詰めていくという、とても簡単なものです。
実はこの方法、警視庁災害対策課が公式X(旧Twitter)で発信し大きな話題を呼んだそう!Xでは動画付きでわかりやすく紹介されているので、気になった方はぜひご覧ください。
https://x.com/MPD_bousai/status/1648099017493020672?s=20
たたんだら収納はどうする?
せっかくコンパクトにたたんだビニール袋やレジ袋。収納も便利で場所をとらないものにしたいですよね。ここからは色々な収納アイデアをご紹介していきます。
100均グッズを使う
100均ショップには、ビニール袋やレジ袋をスッキリ収納できるアイテムがたくさん販売されています。
一番有名なのは「レジ袋ストッカー」というアイテム。長方形の箱の中に袋類を入れて収納でき、取り出し口が付いているので1つずつ袋を出し入れしやすくなっています。デザインも可愛いものが多く、見せる収納としてキッチンに置いておきたくなるアイテムです。
大きな袋類を入れる場合は、同じく100均やニトリなどで販売されている「タオルストッカー」などを使うのもオススメ。本来はタオルを何枚も入れて収納するアイテムですが、たたんだ袋類を入れておけば取り出し口からもサッと取り出せて使いやすいです。
他にも、100均にはプラスチックの「ティッシュケース」や「収納ケース」など袋類の収納用としても使いやすいアイテムがたくさんあります。100均グッズなら安くてサイズやカラーも豊富なので、好みやお家のインテリアに合わせて選ぶのも良いですね。
空き箱を使う
ティッシュやキッチンペーパーなどの空き箱を再利用して袋類を収納するのもオススメです。コンパクトにたたんだ袋を入れておいても良いですし、前述した警視庁災害対策課の方法なら1枚ずつ取り出しやすくなりますよ。
収納ボックスにサイズごとに収納
ビニール袋やレジ袋は色んなサイズがあるので、サイズごとに収納したいという方も多いのではないでしょうか。そんな時はサイズごとに入れ物を分けておくと便利です。前述した100均や無印良品などのプラスチックケースなら安く購入できるので、サイズごとに収納ケースを分けるのもオススメ。引き出し収納で分けても良さそうです。
たたまない方法も
特に大きなビニール袋やレジ袋の場合は、たたんだり広げたりするのもかなり手間に感じますよね。そんな時にはたたまずに吊るして収納する方法も。
100均や無印良品で販売されている「ハンギングホルダー」という棒状のアイテムに袋をかけファイルボックスなどに吊るしてしまっておけば、大きな袋類でもスッキリと収納できて取り出しも簡単です。
暮らしニスタさんの収納アイデア7選
ここからは、暮らしニスタさんが投稿された収納アイデアをご紹介していきます。普段から家事をこなしている暮らしニスタさんだからこそのユニークな収納法は、参考になりそう!
ちほちほさんのアイデア
ティッシュケースに収納
材料 : ティッシュケース / 強力磁石
100均のティッシュケースを活用したアイデア。ビニール袋が取り出しやすいように入れ方も工夫されているので、使い勝手もよさそう!
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ビエボ(Beable)さんのアイデア
プラスチックカップにオシャレに収納
プラスチックカップを使った見た目もオシャレな収納方法を紹介されています。これなら取っ手のないレジ袋などでも収納しやすいですね。
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原田ひろみさんのアイデア
100均のケースで隙間収納
材料 : 100円SHOPのカゴ / 牛乳パック
100均のアイテムの良いところは、サイズ展開が豊富なこと。そんな100均の収納に袋類を収納し、デッドスペースを有効活用されています。
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おくやままさみさんのアイデア
紙袋をレジ袋ストッカーにアレンジ
材料 : 紙袋 / マスキングテープ / はさみ
紙袋をアレンジして、レジ袋ストッカーとして活用されています。お気に入りのデザインの紙袋などを使えば、見た目も素敵な収納になりそうです。
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🌠mahiro🌠さんのアイデア
ミスドの箱を収納ケースに
ミスドの細長い箱の形状を活かし、レジ袋を1枚ずつ取り出せる収納ケースにアレンジしています。さらに持ち手の部分に突っ張り棒を取り付けて、浮かせて収納するというかなりスゴ技アイデアです!
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まどなおさんのアイデア
積み重ねボックスでスッキリ収納
材料 : レジ袋 / ダイソー積み重ねボックス(15×11×8.6cm)
こちらは100均の積み重ねボックスを使った収納方法。四角折りなどでコンパクトにビニール袋を折りたたみボックスに入れることで、とてもスッキリ収納できます。積み重ねボックスならスタッキングもしやすく、引き出し内のスペースを有効活用できそうですね。
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ちほちほさんのアイデア
ペットボトルをレジ袋ストッカーに
材料 : 2Lペットボトル / マスキングテープ
飲み終わったペットボトルを加工し、レジ袋ストッカーにアレンジしています。取り出しやすいだけでなく、ペットボトルをアレンジすることでゴミを減らせるというエコにもつながるアイデアです。
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まとめ
今回はビニール袋やレジ袋の色々なたたみ方を紹介しました。合わせて収納アイデアもいくつか取り上げましたが、気になったものはありましたか?生活に欠かせない袋類だからこそ、スッキリたたんでかさばらない方法で収納&活用していきたいですね。
まとめ/あるぱか
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