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タコの旬の時期は?種類から産地、絶品レシピまで徹底解説!

タコの旬の時期は?種類から産地、絶品レシピまで徹底解説!

タコ(蛸)といえば、お刺身や酢の物・煮物・揚げ物などさまざまな調理方法が楽しめる多才な食材ですよね。日本では当たり前のように食べられていますが、実はタコを食べること自体、世界的に見ると珍しいそうです。

タコは北海道をはじめとして愛知・岡山・沖縄・神奈川など日本各地で漁獲されています。有名なのはマダコ・ミズダコ・テナガダコなどですが、種類によって旬の時期が異なるため、さまざまなシーズンで美味しいタコが楽しめますよ。味のよさだけでなく栄養価も高いため、ぜひ、今夜のおかずやおつまみの候補にしてくださいね。

タコの主な種類は5つ!

タコは「八腕形目マダコ科マダコ属」に属する軟体動物の総称です。日本近海に生息するタコは50種類程度ですが、世界全体では200種類を超えるといわれています。

意外にも種類に富むタコですが、日本の食卓で馴染みがあるのは以下の5種類のみです。

  • マダコ
  • ミズダコ
  • イイダコ
  • テナガダコ
  • ヤナギダコ

タコは種類によって見た目や味わい、主な産地などが異なります。今回は、それぞれのタコに合ったおすすめの調理方法やレシピを紹介します。

マダコ

マダコは、日本では最もポピュラーなタコです。スーパーで見かけるタコは、ほとんどがマダコの仲間といわれています。茹でて食べるのが一般的なため、スーパーでは茹でダコの状態で並んでいます。

主な産地は、東京湾をはじめとして神奈川(佐島)、千葉(大原)、兵庫(明石)、愛知(篠島/日間賀島)、岡山(下津井)、広島(三原)、淡路島、瀬戸内海、長崎・福岡・熊本(天草)などの九州地方、宮城(南三陸町志津川)、沖縄などです。

ブランド化されているタコも多く、東京湾の宝石とも呼ばれる「江戸前タコ」、兵庫県明石市で獲れる「明石ダコ」などは高級食材として有名。

おすすめの食べ方は、茹で・煮る・刺身(寿司)・揚げ・オリーブオイル焼きなどです。

栄養士まみさんのアイデア

タコ煮

材料 : タコ(ゆで) / しょうが / ☆炭酸水(無糖) / ☆水 / ♦白だし / ♦酒 / ♦みりん / ♦しょうゆ

タコ本来の風味が味わえる、タコ煮のレシピです。煮込むと固くなりやすいタコは、炭酸水を使えば柔らかく仕上がりますよ。煮る前に綿棒などで叩いて繊維を破壊しておくのも、柔らかいタコ煮をいただくための大切な一手間です。

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ミズダコ

ミズダコは、世界最大のタコと言われています。全長は3m前後で、一般的なバスケットゴールの高さに匹敵します。個体によっては5mを超えるミズダコも存在するんだそう。

腕の長さは全長の8割程度を占めます。8本の腕はほぼ同じ長さで、腕先にかけて細くなっていくのが特徴です。胴体(頭に見える部分)は透明感があり、ややたるみがあります。

ミズダコは水温の低い海域に生息するため、主な産地は北海道(稚内)・青森・福島などの東北地方です。

マダコに比べて身が柔らかいうえ、水分量が多いため「水っぽい」と評価のタコでしたが、実はマダコより安価で手に入り、調理次第では美味しくいただけます。おすすめの調理法は、煮る・塩ゆで・酢ダコなどです。

はらしおりさんのアイデア

タコのマリネ

材料 : 茹でダコ / セロリ / きゅうり / 玉ねぎ / にんじん / 塩 / A 粒マスタード / A きび砂糖 / A 酢 / A ピュアオリーブ油(サラダ油可) / A 塩 / A 黒胡椒

ミズダコとお酢がマッチする、デパ地下風のおしゃれな一皿はいかがでしょうか。特別な食材は不要。スーパーで手に入る食材と調味料を混ぜるだけで、まるでデパ地下惣菜のように華やかなマリネが完成します。ホームパーティーの一品としてもおすすめですよ。

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イイダコ

イイダコは、マダコに比べて小さいのが特徴。大きめの個体でも全長30cmほどで、一般的なマダコの半分ほどしかありません。

漢字では「飯蛸」と書きます。子持ちのイイダコを煮ると卵の様子がまるでご飯粒のように見えることや、食感がご飯粒に似ていることから名付けられたそうです。たっぷりと詰まった卵は絶品で、オスよりも子持ちのメスのほうが高級とされています。

主な産地は、香川、愛媛、愛知、熊本、福岡などです。

イイダコは、クセのない味と甘みが特徴です。独特のぬめりがあるため、調理の際はワタや墨袋を取り除いてから塩もみして、よく水洗いしてくださいね。おすすめの食べ方は、茹で・焼き・揚げ・タコ飯などです。

ゆぅゆ❤️さんのアイデア

タコ飯

材料 : 茹でタコ / 醤油・みりん・めんつゆ / ねぎ(小口切り)

シンプルなのにお箸が止まらない!絶品タコ飯はいかがでしょうか?材料はタコと調味料だけ!炊飯器におまかせの時短レシピです。ほかほかに炊きあがった香りの良いタコ飯に、お好みで小ネギを散らしてお召し上がりください。

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ヤナギダコ

ヤナギダコは、マダコよりもやや大きい大型のタコで、水深30~600mの場所に生息しています。「ヤナギダコ」の由来は、同じ水域にカレイの一種である「ヤナギムシカレイ」が生息しているから。主な産地は北海道、茨城、福島などです。

ヤナギダコは、ほかのタコに比べて旬が長いのも特徴。一般的には茹でダコの状態で流通していますが、生から調理する場合はぬめりが強いため、下処理を入念に行うのがGOOD。

おすすめの食べ方は、刺身(寿司)、茹で、タコ飯など。茹でても固くなりにくいため、加工食品にも向いています。また、ヤナギダコの卵は「たこまんま」と呼ばれ、北海道の珍味として人気です。たこまんまは、ほとんどが道内で消費されてしまうため、滅多に市場に出回りませんが、タイミングが良ければお取り寄せや専門店などで手に入りますよ。

青山金魚さんのアイデア

タコの炒め物

材料 : たこ足(蒸) / ししとう / くるみ / すりおろしにんにく / 鷹の爪 / これ!うま!つゆ / オイスターソース / 焼酎 / ごま油・オリーブオイル / トッピングの材料 / 五香粉・炒りごま

鮮やかなシシトウがアクセントに!お酒が進むタコの炒め物はいかがでしょうか。切った食材をフライパンで炒めて、調味料を混ぜ合わせるだけで完成する簡単レシピです。シシトウの鮮やかな緑がタコの赤を引き立てます。おつまみだけでなく、副菜としてもおすすめですよ。

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テナガダコ

テナガダコは、名前の通り腕が長いのが特徴のタコです。日本ではあまり馴染みがありませんが、韓国ではポピュラーな種類のタコで、生きたままで食べる「踊り食い」が好まれています。さっぱりした味わいは、韓国料理ならではの香辛料との相性が抜群!

昨今は韓流ブームの影響で、日本でも少しずつ認知度が上がってきていますが、まだまだマイナーなタコのため、スーパーで手に入る確率は低いでしょう。もしも運良く手に入ったら、煮物、茹で、天ぷら、唐揚げなどにして食べるのがおすすめです。

主な産地は高知、鳥取、宮城、瀬戸内海、韓国などです。

からあげビールさんのアイデア

タコのキムチ和え

材料 : 生食用ボイルタコ / きゅうり / セロリ / 野菜の塩 / 桃屋キムチの素 / 白ごま

ピリ辛でビールが進む!さまざまな食感が楽しめるタコのキムチ和えはいかがでしょうか。食材はタコ・セロリ・キムチだけです。お好みに合わせて長いもの切り方を変えると、しゃくしゃくからトロトロまで、さまざまな食感が楽しめます。

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タコとイカの違いは足の本数だけじゃない?

タコと並んで日本の食卓で愛されている軟体動物と言えば、イカですよね。タコは8本足、イカは10本足というのが有名な違いですが、両者が異なる点は、実はそれだけではありません。

一つは、吸盤の構造の違い。タコの吸盤は吸いついたときに真空状態になるため、強力に張り付く構造になっています。これは、獲物を捉えたり、岩場に張り付いて外敵から身を守ったりするためです。一方で、イカの吸盤はリングに歯が生えてカギ爪状になっており、泳ぎながら獲物を捉えるのに優れています。

ほかにも、泳ぐ速度や墨、漁獲量など、異なるポイントはたくさんあります。ちなみに、タコの足は必ず8本ではありません。外敵に襲われた際に足を切り離して逃げた場合、再生して足が増えることがあるんです。

ただし、両者には共通点もあり、それはどちらも心臓が3つあることです。

タコの旬

タコの旬は種類によって異なります。そこで、ここではタコの種類別に、美味しく食べられるシーズンを紹介します。ぜひ、季節に合った旬のタコを食卓に取り入れてみてくださいね。

タコの旬は種類によって異なる

タコの種類による旬は、以下のとおりです。

  • マダコ:夏と冬
  • ミズダコ:夏ごろ
  • イイダコ:冬から春
  • ヤナギダコ:秋から春
  • テナガダコ:初夏

マダコは特に冬が美味しい季節といわれています。夏は漁獲量が多いため、手に入りやすいのが特徴。ミズダコは一般的に夏ごろが旬とされていますが、北海道では12月~2月が旬となっており、地域によって異なります。イイダコは、子持ちになる1~4月が狙い目ですよ。

半夏生にタコを食べるのはなぜ?

日本には節分や土用といった特別な暦があり、これらの総称を「雑節」と言います。そのうち、関西地方を中心に古くからタコを食べる習わしがある雑節が「半夏生(はんげしょう)」です。

半夏生は、一年で最も日が長くなる夏至から数えて11日目の7月2日頃にあたります。この時期は、ちょうど田植えを終える時期。農家の方々が「稲や作物がタコのようにしっかりと根を張り、豊かに実りますように」と願いを込めて神様にタコをお供えしたのが、半夏生にタコを食べるようになった始まりといわれています。

地域によっては、半夏生にタコ以外の食材を食べる風習があります。たとえば、香川ではうどん、福井ではサバ、長野では芋汁などです。

タコの水揚げ量No.1は北海道!

タコの水揚げ量が日本一を誇るのは、北海道です。令和3年の農林水産省のデータでは、北海道のタコの漁獲量は17,568tで、全体の6割以上を占めています。続いて宮城(1,155t)、岩手(1,136t)、青森(1,075t)、長崎(734t)が上位5県です。

(参考:海面漁業生産統計調査)

ちなみに、名古屋から一番近い島・日間賀島(ひまかじま)では、名物であるタコやふぐ料理が1年中楽しめると有名なんです。

美味しいタコを見分ける3つのコツ

タコには、健康維持に欠かせないビタミンやミネラルが含まれています。加えて、動脈硬化や糖尿病の予防に効果的なタウリン(アミノ酸の一種)も豊富な栄養価の高い食材です。

ここからは、そんなタコの選び方を紹介します。スーパーで販売されているタコはほとんど茹でダコなので、美味しい茹でダコを見分ける方法をチェックしてみましょう。

①足の先までくるりと巻き上がっている

まずは足をチェックしましょう!きれいに茹で上がったタコは、足が先のほうまでくるりと巻きあがっている傾向があります。また、足がしっかりと太く、吸盤の間隔が揃っているかどうかもチェックポイント。タコはメスのほうが柔らかくて美味しいと言われており、きれいに揃った吸盤はメスの証拠なんです。

②皮が剝がれていない

表皮の様子もチェックポイントです。皮が剝がれていたり破れていたりするタコは、鮮度が落ちている可能性があるので注意しましょう。粘り気がなく、みずみずしさのあるタコを選ぶのがおすすめです。

③色が鮮やか

見た目も重要なポイント。タコは、国産か外国産かによっても見た目の色が異なるケースがあります。国産の美味しい茹でタコは、アズキのような暗紅色をしているのが特徴。一方で、外国産のタコはピンクがかった鮮やかな色をしています。

まとめ

タコの旬は種類によって異なりますが、スーパーでよく並んでいるマダコは夏と冬が旬です。選ぶときは、足が太くて吸盤がきれいに揃っているタコがおすすめですよ。1年中手に入りやすい食材なので、ぜひ日々の献立に加えてみてくださいね。

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