長男のご希望
①トート型で、サイズは大きく。
②色は紺〜黒の無地のダークカラー。ストライプくらいなら柄が入ってもいい。
③ポケットたくさん。
以上を踏まえまして、設計しました図がこちら。
出来上がりサイズは横幅52cm×高さ36cm×マチ12cm
横幅−マチの40cmが、底辺の横幅になります。
Aの生地をベースに 、ポケット部分になるB 、C を重ねて、Dは底辺マチ部になるところです。
いずれも、横幅は52cmに両サイドの縫い代を1.5cmずつを足して、55cmでとります。
以前に何かを作ろうと購入してそのままになっていたノンウォッシュのデニム地…をベースにしました。その他も自宅にあった生地です。
持ち手にするためのネイビーのテープ。
ポケット部分の縁取りのためのレザー調のバイアステープはダイソーで購入。子供のものは洗濯するので、リアルな革よりフェイクの方が洗えてよいと思います。
カットした生地は全てロックミシンをかけておきます。
まず、最初に持ち手を作ります。
ベースがデニムなので、ネイビーのテープだけだと、持ち手が目立たなくなってしまうデザイン的なものと、強度を増すための実用的なもので、持ち手の裏に、薄色の布を付けます。
ネイビーテープは幅3cmなので、7cm幅にカットしたブルーグレーの布を中心で合わせて縫い、幅3.5cmにし(写真右側)、縫った端を隠すようにネイビーのテープを乗せて、縫いあわせます(写真左側)。
表から見ると、ネイビーのテープに縁取りしたように見えます。
ポケットとなるB、Cの布、縫い代を取らなかった方にフェイクレザーバイアステープで縁取りをします。
ちょっと縫いにくいのでしつけをしてからの方が縫いやすいと思います。
材料の下拵え(?)が終わった時点で生地を並べてみます。
Aの生地をベースにして、縫い代を抜いて上から7cmのところにBの生地、さらに8cmのところにCの生地を置きます。
持ち手を置き、その上に、縫い代を折り返したDの生地を置きます。
まず、持ち手を縫い付けます。(写真黄色矢印)
下に重ねたA 、B 、Cの生地が合わさった状態になります。
次に、ストライプの生地Dを縫い代1.5cm折り返して、 B 、C、持ち手テープの下から1.5cmが隠れるように重ね、 Dの端を縫います。(写真ピンク矢印)
(黄色矢印部分)
重ねた生地 B、 Cの上に持ち手テープを置き、縫い付けます。
(ピンク矢印部分)
生地 B 、Cと持ち手の下から1.5cm重ねるように、縫い代1.5cmを折り返したDを重ね、縫いあわせます。
Dのもう一辺を縫うと画像のような状態になります。
これで、8割方、完成^_^
中表にして、半分に折り重ね、両サイドを縫います。
縫いあわせたら縫い代を両側に開き、画像のように、端(頂点)から6cmのところを垂直に縫って、マチを作ります。(黄色矢印部分)
縫った端の三角形になる部分は、切り落とします。(ピンク三角形部分)
カットした端にはロックミシンをかけておきます。
Aと同じサイズの生地を取り、サイドを縫って、底辺にマチを作ります。
本体の内側に入れることになるので、縫い代を1.5cmよりやや内側を縫うのがポイントです。
本体の内側に裏表の裏地を合わせ、縁(バッグの一番上になる部分)を縫います。
持ち手の上にもそのままミシンをかけ、グルっと一周縫います。
片面は2段のポケット、持ち手で3分割されて、計6個のポケット。
反対側、裏っ返すとこんな感じ。
シンプル過ぎてちょっと寂しいので、イニシャルワッペンを付けました!
ポケットの中、ストライプ…これは作り方には載せていません。
デニム生地が少し足りなくて、苦肉の策で、余っていたストライプ生地を継ぎ足して使いました(^_^;)
見えないところだし、いいか、と思ったのですが、
かえってこっそりオシャレ、みたいになって、結果オーライです(^ ^)
大きさは幅やマチを変えるだけで、いろいろなサイズができると思います。
手作りのものを持ち歩いてくれるのは、あとどれくらいかな…って思いつつ、まだ手作り希望してくれるんだと嬉しくも思いました^_^
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