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プレスリリース

【米沢市ふるさと納税】国宝「上杉本洛中洛外図屏風」修理のため、600万円の資金調達を開始

地域課題解決の資金をふるさと納税で募る「ガバメントクラウドファンディング(R)」を活用


国宝「上杉本洛中洛外図屏風」(米沢市上杉博物館蔵)

山形県米沢市(市長:近藤洋介)は、2025年7月8日(火)、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する株式会社トラストバンク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:福留大士、以下「トラストバンク」)が提供するクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング(R)」(以下GCF(R))で、国宝「上杉本洛中洛外図屏風」の保存修理を目的としたプロジェクトを開始します。募集期間は2025年7月8日~10月5日、目標寄付金額は600万円です。

国宝「上杉本洛中洛外図屏風」は、戦国の英傑・織田信長が、越後の龍・上杉謙信に贈ったとされ、狩野永徳の最高傑作とも呼ばれます。京都の街と人々の暮らしを、金雲に包まれた画面に精緻に描き出すこの屏風は、約440年前、桃山時代に制作された非常に貴重な文化財です。桃山時代前期に遡る作例は本図の他には2点が知られているにすぎず、その歴史的・美術的価値の高さから、平成7年に国宝に指定されました。
平成11・12年には一度大規模な修理を行いましたが、それから20年以上が経過し、再び劣化が進んでいます。
現在、絵の具の剥がれや尾背部分のひび割れ、全体的な汚れの付着などが確認されており、このままでは国宝としての美しさと価値を保つことが難しくなってきています。
文化財の修理には、熟練した専門家による細密な作業が必要で、時間も費用も多くかかります。そのため、限られた予算の中では、必要なメンテナンスをすぐに行うことが難しいのが現状です。

本プロジェクトでは、GCF(R)により、屏風の修理に必要な費用を確保し、次の世代にしっかりとこの貴重な文化財を残していくことを目指します。

プロジェクト概要



尾背部分のひび割れ

絵の具の剥がれ

ガバメントクラウドファンディング(GCF)とは

2013年9月にトラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。自治体がプロジェクトオーナーとなり、地域課題に対する具体的な解決策、必要な寄付金と使い道、寄付金を集める期間などを提示して広く資金を調達する。寄付者は自らの意思で寄付金の使い道を選ぶことができる。「2019年度グッドデザイン賞」を受賞。
※「ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング(R)」サイト:https://www.furusato-tax.jp/gcf/

株式会社トラストバンク( https://www.trustbank.co.jp/

ビジョンは「自立した持続可能な地域をつくる」。2012年4月に創業し、同年9月に国内初のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を開設。同サイトのお申し込み可能自治体は全国約95%となる1700自治体超(24年3月)、お礼の品数は57万点超(24年3月)の国内最大級のふるさと納税サイトに成長。18年11月東証プライム市場の株式会社チェンジ(現株式会社チェンジホールディングス)とグループ化し、パブリテック事業に参入。19年9月自治体向けビジネスチャット「LoGoチャット」、20年3月ノーコード電子申請ツール「LoGoフォーム」をリリース。23年10月には地域のめいぶつを販売するECサイト「めいぶつチョイス」を開始。そのほか、地域経済循環を促す地域通貨事業や、再生可能エネルギーの地産地消を進めるエネルギー事業も展開。※お申し込み可能自治体数No.1、お礼の品掲載数No.1(2023年9月時点、JMRO調べ)

山形県米沢市について

米沢市は、東京から新幹線で約2時間、山形県の最南部に位置するまちです。夏暑く冬寒い、季節の移り変わりがはっきりした気候で、四季折々の情緒を肌で感じることができ、日本を代表する和牛ブランド「米沢牛」、お米や果物などバラエティに富んだ豊かな食材を育んでいます。また江戸時代に上杉家の城下町として栄えたことから、歴史的な名所・旧跡がまちの至るところに数多く残り、「なせば成る」で有名な第9代米沢藩主上杉鷹山が産業として確立した米沢織をはじめ、近年では有機ELなど新たな技術の発祥の地となっている「ものづくりのまち」でもあります。
【ホームページ】 https://www.city.yonezawa.yamagata.jp/index.html

上杉神社

第9代米沢藩主 上杉鷹山

日本を代表する和牛ブランド 米沢牛

米沢市のふるさと納税について

米沢市では、ふるさと納税を通じて魅力を全国に発信するとともに、いただいた寄附金は子育て・教育を県内最高水準に引き上げ、市民の所得が増える環境をつくり、雪に強く、移動しやすく、誰もが暮らしやすい「好循環の米沢」の実現のため、以下の取組に活用します。
- 強い経営基盤をつくり、活気に満ちた産業の創出
- 次世代を担う子どもたちの成長を支え、安心して子育てができる環境づくり
- 健康長寿と医療福祉の充実
- 交流やつながりを通じた交流人口の拡大
- 住環境を整備し安全安心に暮らせるまちづくり
- 魅力を「向上・発信・創出」するまちづくり
- 山形大学工学部等の高等教育機関への支援による学園都市事業の推進
- ふるさとの自然、歴史・文化を未来につなぐまちづくり

【米沢市長のコメント】



国宝「上杉本洛中洛外図屏風」は、米沢の誇りであり、日本の宝でもあります。
織田信長から上杉謙信に贈られたとされるこの屏風には、歴史の重みと人々の暮らしが活き活きと描かれています。
しかし、経年による傷みが進んでおり、今こそ修理によって未来へと守り伝える時です。
皆さまのご支援が、この貴重な文化財を次の世代へ手渡す力になります。
このGCFプロジェクトを通じて地域の課題を解決し、本市の地方創生のきっかけになることを期待しています。
どうか皆様のご協力をよろしくお願いいたします。



本件に関するお問い合わせ

米沢市産業部商工課ふるさと納税推進室
電話:0238-22-5111
MAIL:furusato@city.yonezawa.yamagata.jp
FAX:0238-24-4541

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