おうちで食事をする時間が増えて、食卓がちょっとマンネリ気味…。
そう感じている人も多いのでは。
料理のおいしさや特別感は、味だけでなく見た目でも左右されるもの。
手の込んだ料理を作らなくても、テーブルコーディネートや盛り付けにひと工夫加えるだけで、食卓が華やいで料理もおいしく感じられます。
例えば、「色」をテーマに食卓をつくってみませんか?
青山金魚さんに聞く!おしゃれな食卓を作るコツとは?
おいしそうな料理とセンスのいいスタイリングで、暮らしニスタでも人気が高い青山金魚さん。
いつもよりゆっくり食事を楽しみたい日や、家族の“プチ晴れの日”など、ちょっと特別な日の食卓を、どのようなテーブルコーディネートで楽しんでいるのでしょうか。
コーディネートのコツや色使いのポイントを、いくつか教えてもらいました。
1. とっておきの食器を使う
同じ料理でも、器を変えるだけで印象は大きく変わるもの。
普段は100均食器を使っていても、気分を変えたい日にはとっておきの器をチョイスして。
「リム(縁)の広いシンプルな食器は料理を引き立ててくれます」と青山さん。
余白が取れるので、料理がおしゃれに見えるのだとか。
また、今回のレシピに使用したフィンランドのブランド「イッタラ」のティーマは、北欧食器のスタンダード。
「立ち上がった浅いリムは主張しすぎず、使い勝手も抜群!柄のないワンカラーなので、食材の色を引き立ててくれるので、大好きです」。
器に模様があると視線が散ってしまうので、まずは無地の皿から始めるといいですよ。
2. ファブリックや小物でランクアップ
コーディネートのポイントになるのがクロス。
青山さんも色の異なるものを複数揃え、料理や気分で使い分けています。
「中華メニューには赤、夫とウイスキーを楽しむときには黒地に金の刺繍入りと、クロスで気軽に変化をつけられます。
スーパーの特売品に高級感のあるクロスを合わせて、“高見え”させることもあります(笑)」。
また、薬味用のおろし金にワサビを絞って刺身の横に添えるなど、小物で遊ぶのもおすすめです。
3. 色使いを意識しておしゃれに見せる
器と料理の色使いも、食卓の印象を変える大切な要素です。
シンプルな白い器だけでなく、食卓を明るくする赤、さわやかなグリーンなど、ときには色のある皿を使うと、いつもの盛り付けでも雰囲気が変わります。
「テーマカラーを決めるのもいいですね」と青山さん。
「料理にたくさんの色を使うと、普段のご飯になりがち。
付け合わせを同じ色合いにしたり、料理全体をワントーンカラーにしたり、色を統一するとおしゃれに見えます。
色ごとに小さな器へ盛り付けてもかわいいですよ」。
色を意識した料理は、食卓を新鮮な印象にしてくれそう。
そこで今回は、青山さんに気分を上げたいときの「ワントーンサラダ」を作ってもらいました。
「ワントーンサラダ」とは、単一色もしくは同系色の食材で作るサラダのこと。
作り方のポイントや、おいしくておしゃれに見える食卓づくりのヒントも聞きましたよ。
パワーUP!元気がわいてくる「赤」の食卓
1つめは「赤」がテーマのワントーンサラダ。
赤い野菜とフルーツの上に、ローストビーフと生ハムを飾りました。
「肉でパワーをつけながら野菜もたっぷり摂れる、題して『女子のパワーサラダ』です」と青山さん。
絶妙なバランスで盛り付けるコツは、「食材をボウルで合わせてお皿に盛るのではなく、食材ごとに隙間を埋めるように配置する」こと。
薄く半月切りにした赤大根やラディッシュ、ビーツなどの野菜は、存在感の強い赤の食器に負けないよう、動きを付けランダムにお皿にのせます。
整然と並べるのではなく、あえてラフに盛りつけることで、エネルギッシュな印象に。
さらに、ローストビーフと生ハムは、くるくると巻いてお花盛りにし、華やかさをプラス。
酸味のアクセントになるイチゴはヘタのまま、仕上げに添えたラディッシュも葉付きにし、サラダのフレッシュ感を緑の差し色で演出します。
「ソースはマヨネーズとアーモンドミルクを混ぜたもの。ピンクペッパーでおめかしして赤いニュアンスにしました」。
■テーブルドリンクは「ジャワティストレート レッド」
ブラックペッパーを効かせた肉や、しっかりと塩味のある生ハムなどの濃厚な味には、テーブルドリンクとして「ジャワティストレート レッド」がぴったり。
ふくよかな茶葉の香りと心地よい渋みで、口の中をすっきりさせてくれます。
青山さんも「肉を食べて脂っぽくなった後味がリセットされるので、すぐに次の一口が欲しくなります。ソースに使ったアーモンドミルクの香ばしさも、ジャワティに合うんですよ」と相性の良さを実感。
茶葉の香りがより楽しめるよう、ワイングラスに注ぐのも青山さんのこだわりです。
やさしい味わいが魅力!心が落ち着く「白」の食卓
一方こちらは、シンプルな白の食器を使ったワントーンサラダ。
フレッシュな海の幸と野菜を花のように、繊細にデコレーションすることで、優雅な印象を与えます。
一番下に斜め薄切りのセロリを敷き、石づきを取って薄くスライスした生マッシュルームをくるりと並べたら、中央には同じ大きさにカットしたホタテとグレープフルーツを交互に丸く盛り付けます。
「味付けはシンプルに塩とオリーブオイルだけ。おいしいシーソルトを使うのがポイントです」と青山さん。
グレープフルーツの爽やかな酸味も加わるので、ドレッシング要らず。
「セロリの食物繊維も採れるし、フレッシュなマッシュルームの香りも楽しめる、お刺身をサラダ仕立てにした一品です。
休肝日だけどゆっくりと食事の時間を楽しみたい、そんなシーンにおすすめです。
赤が女子なら、白は『紳士のサラダ』かな(笑)」。
セロリのシャキシャキ感やみずみずしいグレープフルーツなど、食感のコントラストも楽しめます。
■テーブルドリンクは「ジャワティストレート ホワイト」
白のワントーンサラダのテーブルドリンクには、「ジャワティストレート ホワイト」がおすすめ。
すっきりした味の中に渋みや酸味がほんのり感じられて、香りが爽やか。
淡白な料理の風味もしっかり引き立てます。
「ホタテのねっとり感をジャワティストレート ホワイトが取り除いてくれて、常に新鮮な感覚で食事ができるエンドレスな楽しさがあります。
ジャワティの味、余韻、鼻に抜ける香りがセロリの清涼感とも合いますね」。
「JAVATEA」で食卓をより華やかにおいしく♪
グラスの中で琥珀色に輝く「ジャワティストレート レッド」と、クリアなシャンパンゴールドの「ジャワティストレート ホワイト」は、テーブルコーディネートのアクセントとしても、食卓に華を添えてくれます。
もちろん、料理の味わいを引き立て、口の中を瞬時にリセットしてくれるので、テーブルドリンクにぴったり。
無糖・無着色・無香料で、甘いニュアンスや豊かな香り、さわやかな渋みは、ジャワ島産茶葉本来のものです。
NBA認定バーテンダーの資格を持つ青山さんも、
「ジャワティは料理と一緒に飲みたいドリンク。茶葉が持つ甘み、渋み、酸味のバランスが良いだけでなく、味の濃い料理や油っぽい食事のときも口の中をさっぱりさせてくれます。
飲むとまた食べたくなるので、料理を飽きさせることもなく、食事のパートナーにぴったりです」と料理との相性を絶賛。
スタイリッシュな食卓のお供に、料理をおいしくするテーブルドリンクに、ジャワティを置いて、食事の時間を豊かに過ごしませんか。
料理・スタイリング・撮影/青山金魚
取材・文/関東博子
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