オキシクリーンは海外で大人気の万能クリーナーで、酸素の力で汚れだけを落としてくれるスグレモノの洗剤です。
一度、このオキシクリーンを使い始めると、おもしろいくらいに汚れが落ちるので、お掃除がきらいな人でもハマってしまうほどの人気アイテムなんです。
コストコ以外のお店で買うと少しだけしか入っていないのに値段が高かったりするのですが、コストコで買えば大容量でしかも値段が安いので超お得です!
まだオキシクリーンを知らないっていう人は、ダマされたと思って一度使ってみてくださいね。
オキシクリーンは世の中にアメリカ仕様と中国仕様の2種類が販売されています。
それぞれパッケージのデザインが異なるほか、含まれている成分にも違いがあります。コストコで販売されているのはアメリカ仕様のもので、中国製仕様のオキシクリーンとの違いは、界面活性剤と柔軟剤が含まれている点です。
コストコで販売されているアメリカ仕様のオキシクリーンの成分はこちらの通りです
・過炭酸ナトリウム(酸素系)
・炭酸ナトリウム(洗浄補助剤)
・界面活性剤(エトキシレート・アルコール)
・柔軟剤
これらの成分を見てみると、界面活性剤と炭酸ナトリウムで汚れを油汚れやタンパク質などの汚れを落として、過炭酸ナトリウムでキレイにするような設計のようです。ちなみに、過炭酸ナトリウムが酸素系の洗剤とうことから、『オキシクリーン』という名前になったようです。
この中で、界面活性剤が含まれていますが、この界面活性剤は、水と油の界面張力を低下させることで、水と油がまじりあう性質にするものです。それによって、汚れが取れやすくなるといった作用があります。
オキシクリーンに限らず、普通の石鹸や洗剤でも界面活性剤は使われています。
コストコで販売されている巨大なオキシクリーンの値段は、なんと1,878円です。コストコ以外でもホームセンターやネット通販などでも販売されているのですが、値段が3,000円くらいします。
しかも、コストコのオキシクリーンは、普通のお店で販売されているオキシクリーンと比較してかなり大きくて、重さが4.99kgもありますよ!
これだけボリュームがあれば、家中を掃除しても全然余裕で使えます。
しかも年末年始など、大掃除の季節になると、割引されてさらに安くなり、380円OFFの1,498円になっていることもあります。
さすがに、この値段まで下がると売り切れ必須!早い者勝ちの戦いが繰り広げられるほどです。
オキシクリーンは、青い紙製の段ボールに入って販売されています。買ったばかりであれば、箱に入れっぱなしでも問題ありませんが、日がたつと湿気を吸ってしまい、サラサラの粉が固まってしまい、スプーンですくうことができなくなることもあります。
そんなことにならないように、箱を開けたらすぐに湿気ない容器に移すようにしたほうがいいですよ。
うちで使っている容器は、ふたがついている缶の入れ物で、そこに入れておけば湿気ることがありません。
他にも、こんな容器を使っている人もいますよ。
・フタ付きの米びつ(100円ショップで販売しているもので十分)
・無印良品の冷蔵庫用米保存容器
・ジュースなどが入っていた容器
とにかく、フタがあって湿気が入ってこない入れ物であれば何でも大丈夫です!
オキシクリーンの使い方は基本だけキッチリ押さえておけばとても簡単です。
ポイントはこちらの5つです!
・ゴム手袋などをして使うこと
・40~60度くらいのお湯に完全に溶かして20分以上浸けおきすること
・使用する分量は、掃除をする場所と汚れの度合いによって調整する
・効力は最大で6時間くらい、それ以上おいても効果がない
・浸けおきする場合は、前日夜に作業をして夜中に放置したほうが効率的
このポイントだけまずは覚えておいてくださいね!
コストコで販売されているオキシクリーンの箱の中には、計量スプーンがはいっています。どれくらいの分量を入れるかを、毎回この計量スプーンではかって入れましょう!
この計量スプーンは、1杯あたり4オンス(約113g)と大容量のスプーンで、日本で売っている粉洗剤の計量スプーンが大体47gなので倍以上の大きさがありますよ。
さすが何でもビッグサイズのコストコです!
また、ついているスプーンの目盛りごとの分量がどれくらいなのか、把握しておくと便利です。
基本的にはまずオキシ溶液をつくるところから始めます。
一度バケツに40~60度のお湯をいれて、そこにオキシクリーンの粉末を入れて溶かして使うようにしてくださいね。
お風呂の浴槽など、大きなところにお湯をいれてオキシクリーンの粉末を入れても溶かしにくいので、バケツなどの小さめの容器にお湯を入れてからオキシクリーンを入れて溶かしてください。
そして、ここからが重要ポイントです!
溶かすときには泡だて器を使うのがベストです。オキシクリーンの洗浄力の一部は、この泡のはたらきが大きいからです。
ですので、できるだけ泡立つように、泡だて器を使ってください。泡だて器は、100円ショップで販売されている安いもので構いません。オキシクリーン専用の泡だて器を用意したほうがいいですよ!
オキシクリーンは、掃除だけでなく通常の洗濯でも使うことができますよ。ただし、洗浄力がかなり強いので入れすぎに注意してくださいね。
入れすぎると、洗濯槽の裏側に付いている汚れが出てきたリ、衣類が色落ちしたりする可能性があります。また、布の一部分だけオキシクリーンを使うのは、あまりおすすめしません。なぜなら、布の染色が落ちてしまった時にとても目立ってしまうからです。それと、シルクやウールには使用することはできないので注意してくださいね。
【通常の洗濯】
約40~50リットルのお湯にオキシクリーンのスプーンの1目盛り(1目盛り1オンス:約28g)を溶かして使います。
入れるタイミングは、通常のお洗濯の時と一緒です。
【染み抜き・漂白したいとき】
40度くらいのお湯4リットルに対して約5~6g程度を入れて数時間浸け置きします。
頑固なシミがついている場合は、歯ブラシなどで少しポンポンすると取れやすくなります。
ジュースやカレーなどのシミをとるのにいいですよ!
子供の学校の上履きって、しょっちゅう汚れて帰ってくるので洗うのが大変ですよね。そんな面倒な上履きにもオキシクリーンは大活躍です!
40~60℃のお湯5リットルに対して、オキシクリーン2目盛り(約56g)を入れて上履きを投入し、1~2時間程度浸けます。
途中、ブラシを使って洗うと汚れがキレイにとれますよ!
オキシクリーンの使い方で多いのが、洗濯槽クリーナーとしての活用です。オキシクリーンを使うと、洗濯槽の裏側にこびりついた汚れを面白いようにとることができますよ。ただし、ドラム式の洗濯機の場合は、泡切れがよくないので、基本的には使わないほうがいいです。
【使い方】
1.お風呂の残り湯を40~60℃に設定して温める
2.その間に洗濯槽の中にあるホコリ取りフィルターなど、きれいにしたいものを取り外しておく
3.温まったお湯をポンプを使って洗濯槽に入れる
4.バケツにお風呂のお湯を入れて、オキシクリーンを入れて溶かす
だいたいお湯10リットルに対して付属のスプーン1杯のオキシクリーンが必要です。
ちなみに、うちの洗濯機の容量は62リットルなので、オキシクリーンを4~5杯バケツに入れて溶かしています。
オキシクリーンを溶かしたら、それを洗濯槽に投入します。
5.オキシ溶液をバケツに少しだけ残しておいて、先ほど取り外したホコリ取りフィルターを投入する
6.洗濯機の「洗濯槽洗い」をセットしてスタートボタンを押す
7.数時間程度放置する
8.何も入れずに標準コースで洗濯する
すでに汚れが取れていると思いきや、まだ残っている状態なので、標準コースで洗濯しましょう。これで取れた汚れがスッキリ無くなりますよ。
9.オキシ溶液に入れていたホコリ取りフィルターを歯ブラシなどで磨いてすすぐ
オキシクリーンでお風呂を掃除する場合は、夜お風呂に入った後からがスタートです!
お風呂に入った後であれば、残り湯を有効活用できるので水の節約にもなりますし、すでにお湯の温度が40度くらいになっていますから、ちょっと追い焚きするだけで、オキシクリーンの効果が発揮できる温度になりますよ。
【使い方】
1.お風呂のお湯を最高温度に設定して追い焚きする
できれば40~60度にして浸け置きできる状態にしてください。
2.お湯をバケツなどに入れて、オキシクリーンを入れる
お湯が沸いたら、5~6杯のオキシクリーンを入れます。
3.泡だて器でかき混ぜてオキシクリーンを溶かす
お湯に入れたオキシクリーンをかき混ぜて溶かしていきましょう。できるかぎり表面に泡ができたほうがいいです。
4.できあがったオキシ溶液を湯船に入れて軽くかき混ぜる
泡だて器でかき混ぜてつくったオキシ溶液を湯船のお湯に入れます。そして、湯船のお湯全体に混ざるように軽くかき混ぜて準備OKです。
5.きれいにしたいものを全部湯船に入れる
浸け置きしてきれいにしたいものを全部湯船に入れてしまいましょう! 写真のようにお風呂の戸を入れてもいいですが、結構重たいのと倒れやすいので危険です。あまりおすすめしませんが、どうしてもやりたい人は注意してくださいね。
朝起きてからの作業もあります。できれば翌日が休みの日にオキシ浸けしたほうがいいですよ。
【使い方】
1.追い焚きをして、風呂釜のオキシ溶液を循環させる
これによって、風呂釜内のパイプの汚れもおとすことができますよ。
2・浸け置きしていたものをスポンジやブラシでこすって汚れを落とす
オキシ溶液に浸かっていたので、ゴシゴシしなくてもスッと汚れが落ちて気持ちがいいですよ。
3.湯船の栓を抜いて中のオキシ溶液を排水する
最後に汚れた廃液を流します。
4.風呂釜へ続くパイプの中のオキシ溶液を洗い流す
一度きれいな水やお湯を入れて、追い焚きすることで風呂釜へ続くパイプの中のオキシ溶液を洗浄することができます。
これをしないと、次にお風呂に入るときにオキシクリーンで泡だらけになってしまいますので要注意です!
お風呂場が汚れているのは湯船や風呂釜だけではありません。床や壁もかなり汚れていますよね。お風呂全体の掃除もオキシクリーンは大活躍です。
【使い方】
1.バケツにお湯を入れてオキシクリーンを付属のスプーン1~2杯入れてオキシ溶液をつくる
2.オキシ溶液を使って、スポンジやブラシでお風呂の壁や床を掃除する
3.カビがひどい部分は、オキシ溶液を浸したキッチンペーパーをつかってパックする
(ゴムパッキンの部分などは、長時間パックすると溶ける可能性があるので、やりすぎないように注意してくださいね!目安は30分程度です)
4.オキシ溶液をお湯できれいに洗い流す
これでお風呂は完全にピカピカになりますよ!
洗面所って、排水口の周りが汚れていたり、蛇口のレバーや金属部分の水垢などがついていて掃除が大変ですよね。ここでもオキシクリーンが大活躍です!
【使い方】
1.洗面台の棚も掃除する場合は、棚に入っているものを全て取り出しておく
床に新聞紙を敷いて、そこに棚に入っている化粧品や整髪剤などを置いておきます。
2.洗面台の排水口をふさいで40~60℃のお湯をためる
3.そこにオキシクリーンをスプーン1杯入れて泡だて器で溶かす
4.コップや歯ブラシスタンドなどを入れて、一緒に浸しておく
5.バケツにお湯を入れて、更にオキシ溶液をつくる
基本通りオキシ溶液をつくっておきます。バケツに40度以上のお湯を入れてオキシクリーンをスプーン半分入れて泡だて器で溶かしておきます
6.オキシ溶液で棚を雑巾がけする
バケツに入っているオキシ溶液で雑巾をかたく絞って、棚を拭いていきます。その後、きれいなお湯で絞った雑巾で棚についているオキシ溶液をふき取ります。
7.床掃除も棚と同様に
床も棚と同様にオキシ溶液で絞った雑巾で拭いて、きれいなお湯で絞った雑巾でオキシ溶液をふき取ります。
カビなどがひどい場合は、オキシ溶液に浸したキッチンペーパーでパックします。
8.オキシ漬けしたコップなどを洗う
洗面台のオキシ溶液にスポンジを浸して、着けておいたコップや歯ブラシスタンドなどを洗ってきれいなお湯ですすぎます。
(きれいなお湯ですすいだら、一旦洗面所から出しておきましょう)
9.排水口や蛇口をオキシ溶液がしみ込んでいるスポンジで洗う
10.洗面台のオキシ溶液をお湯で流して、きれいなお湯で絞った雑巾などでオキシ溶液をふき取る
このような感じで、洗面所もオキシクリーンだけでピカピカになりますよ!
オキシクリーンの一番多い使い方かもしれないのが、キッチンのシンクのお掃除かもしれません。
シンクは水垢などが多くて、汚れがひどいですし、オキシ溶液をたくさん作るので、同時にオキシ溶液に入れて洗うことができますよ。
しかし、キッチンのシンクはフタがないとお湯をためることができないので、まずはホームセンターなどでシンクの排水口をふさぐことができるフタを買って用意しておくことからスタートです。
【使い方】
1.シンクにフタをして40~60℃のお湯をためる
2.同時にオキシクリーンで洗いたいものをシンクに入れる
大掃除の時は、換気扇のフィルターやファン、ロースターなども一緒にいれちゃいます。
3.バケツなどにお湯を入れて、オキシクリーンをシンクの大きさに合わせた分量を投入し、溶かしながら泡立てる
うちの場合はオキシクリーンに付属のスプーン2杯を入れました。
4.シンクのお湯に、溶かしたオキシ溶液を入れてかき混ぜる
5.一晩放置する
6.翌朝、シンクに溜まっているオキシ溶液をつかって、シンクの中のものやシンクまわりをスポンジなどで磨く
7.換気扇のファンを入れていたら、歯ブラシなどで油をとる
ゴッソリとれますよ。
8.排水溝のフタをとって、濁っているオキシ溶液を流す
9.きれいなお湯でシンクまわりや、磨いた小物類をすすぐ
キッチンのお掃除の中で、換気扇フードの油汚れを落とすのは至難の業です。ここでもオキシクリーンを使うと簡単にきれいになりますよ。
【使い方】
1.オキシ溶液をつくる
バケツ1杯のお湯に対してスプーン1杯分程度のオキシクリーンを溶かしてつくります。
2.オキシ溶液で絞った雑巾で、レンジフードを拭く
3.最後にきれいなお湯で絞った雑巾でレンジフードについているオキシ溶液をふき取る
これ、本当にビックリするくらり油やほこりが簡単にとれてオススメです!
是非試してみてくださいね。
なんと、オキシクリーンはトイレまでお掃除できちゃいますよ!ほんと他に洗剤を使う必要がないですね。使い方もとても簡単です。
【使い方】
1.バケツに2リットル程度のお湯を入れてオキシクリーンを付属のスプーン1杯を入れ、泡立てる
便器の中に水がすでに入っているので、少し温度が下がってもいいように、お湯の温度は若干高めのほうがいいです。
2.泡立てたオキシ溶液を便器の中に流し込み、30分~1時間程度浸けておく
3.浸け置きした溶液を使って、ブラシで磨いて最後に流す
たったこれだけで便器がキレイになりますよ。当然、他の洗剤と一緒に使わないようにしてくださいね。
また、汚れがひどい場合はトイレットペーパーやキッチンペーパーをオキシ溶液で絞って、湿布するといいですよ。
トイレットペーパーは破れやすいですが、そのまま流すことができます。また、キッチンペーパーは丈夫ですが、そのまま流せないというデメリットがあります。お好きな方法でどうぞ。
窓掃除もバケツ一杯のお湯とオキシクリーン1杯でお掃除できちゃいますよ!もしサッシにホコリがついていたら、最初に掃除機などであらかじめホコリをとっておきましょう。
【使い方】
1.バケツを2つ用意して、片方に40~50度のお湯に1杯のオキシクリーンでオキシ溶液を作り、もう片方はきれいな水かお湯を入れておく。できればオキシ溶液で拭くタオルと、拭き上げ用のタオルを用意する。
2.まずはオキシ溶液で絞ったタオルで窓やサッシの汚れをとっていく
3.きれいな水かお湯で絞ったタオルで、オキシ溶液を拭き取る
窓だけでなく、サッシも一緒に掃除すると効率的ですよ!
壁そうじでもオキシクリーンは使えますが、広い範囲の壁をオキシクリーンで掃除しないほうがいいです。あまりに汚れが落ちすぎるので、壁紙の色むらが目立ってしまいます。部分的に汚れているところだけを掃除する程度がいいですよ。
【使い方】
1.お湯1リットルに1目盛り分のオキシクリーンを入れて、オキシ溶液をつくる
2.オキシ溶液で絞ったキッチンペーパーを、汚れている部分にペタッと20~30分程度パックする
3.パックしたキッチンペーパーで壁を拭いて汚れを拭き取る。さらにきれいなお湯で絞ったキッチンペーパーで壁についているオキシ溶液を拭き取る
あまりやりすぎると、パックした部分だけが妙にきれいになって目立つので、はじめのうちは目立たないところで試してみたほうがいいです。
オキシクリーンはフローリングや床の掃除もできますが、壁と同じようにオキシ溶液の濃度に注意してくださいね。あまり濃度が濃すぎるとワックスが根こそぎ剥がれてしまうので要注意です!最初は目立たない場所で試してみてから使いましょう。
【使い方】
1.バケツ1杯のお湯に対してオキシクリーン大さじ1程度を入れてオキシ溶液を作る
2.つくったオキシ溶液で絞った雑巾でフローリングを拭く
3.きれいなお湯で絞った雑巾でフローリングについたオキシ溶液をきれいに拭き取る
*コストコの日用品はこちらも*
コストコで売っている人気のオキシクリーンがあれば、家中のあちこちで使えます。
しかもコストコのオキシクリーンは、約5kgも入っているので、一度買えばしばらくは洗剤がいらないかもしれません。それに、オキシクリーンは家中で使えるので、いろんな種類の洗剤を買っていた人は節約することもできますよ!
ただ、床や壁のように、見た目がデリケートな部分は注意して使わないと大変なことになるので、目立たない場所で試してから使ってみるといいですね。オキシクリーンの使い方がよく分からなて躊躇していた人は、ぜひ使ってみてくださいね!
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