まずはデザインを決め、土上に棒切れ等でイメージの線を引いてみます。
イメージ、デザインが決まったら下地となる基礎を造っていきます。
1.イメージしたライン上にレンガの幅の倍位の幅で深さ25~30cm位の溝を掘ります。
2.掘った溝の中を角材等を使って突き固めます。
3.更に砕石を15cm程入れ突き固めます。
※水を少量撒きながら突き固めるとしっかり締まります。
縁取りのレンガ敷の際はいつも下地のモルタルの中に鉄筋を入れています。
鉄筋を入れる事によって、地盤のゆるみや上からの重量等に対して下地となるモルタルのひび割れを防ぐことが出来ます。
1.上画像の工程で突き固め出来た溝の形に添って、真っ直ぐな鉄筋を曲げて形を造ります。
2.鉄筋の長さを継ぎ足す時は、重なりを10㎝以上重ね、結束線(針金等)で縛って繋ぎ合わせます。
3.この後モルタルを敷くので出来た鉄筋を一旦どかしておきます。
花壇の縁取りやレンガ敷の縁取りも同じ要領ですので応用してみて下さいね!
車や人が通る動線上なのでこのようにモルタル止めでしっかりとした縁取りにします。
1.この縁取りは乱張りの小路と高さを揃えるので、乱張り小路の高さから、レンガの厚み+モルタルの厚み3㎝程引いた高さまで下地にするモルタルを敷き込みます。(計算上で約3~5㎝程でしょう~)
2.モルタルを敷き終わったら上記工程で作った鉄筋を置き、少し食い込ませます。
3.鉄筋は鉄なので必ずモルタルの中に潜る様にして外気に当らない様にして下さい。
※鉄筋が最終的に完全にモルタルの中に入っていないと錆びてしまいます。
錆びるとその部分が酸化してモルタルの強度が落ち割れたり崩れてしまいます。
モルタル(セメント系)はアルカリ性なのでこの中にいる鉄筋は錆びません!
上記工程の上に更にモルタルを5㎝程盛り、レンガを敷いていきます。
画像の様に新たにアプローチの縁取りとするレンガと乱張り小路の縁取りのレンガの高さを揃えますので、レンガ同士の上に真っ直ぐな角材を載せ、水平器を使って高さを揃え水平出しをしながら敷いていきました。
イメージは枝とリーフ!!
レンガをカットしたり削ったり、割れてしまったレンガを少し加工してラインに強弱をつけました。
このイメージデザインが最終的には北側の道路側まで続く計画です。
1番目の塗り壁フェンス裏の花置台よりフェンスを貫通して、このアプローチへ繋がります。
塀からの一体でここの部分の縁取りが完成で~す(^_-)-☆
普段から車が出入りする場所なので、少しづつ進めていこうと思います。
私の住む長野県では冬場の氷点下において地面(地下)が凍りつき、凍結により地面が持ち上がります。
私の地域では砂決めや単に置いただけのレンガでは冬場になるとレンガが持ち上がり凸凹になってしまいます
。
この様な地域や場所では凍結深度以下まで砕石を入れ、モルタル(又はコンクリート)に鉄筋を入れる事により凍害を避けられます。
冬場の地温がマイナスにならない地域では溝掘りも浅くて大丈夫です。
インターネットで『凍結深度』を検索すると、各地域別の凍結の深さが分かるので参考にしてみて下さいね!
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