プレスリリース
「第11回 医美同源デザインアワード&シンポジウム」開催決定
株式会社ノエチカ
2025.12.08
デザイン・アート・医療・看護の専門家が作品を審査

一般社団法人 菊地誠22世紀医美支援事業団(石川県金沢市、理事長:菊地 勤)は、「入院生活を豊かにするデザイン」をテーマにした「医美同源デザインアワード」 と「医美同源シンポジウム」の開催を決定し、デザインアワードの作品募集を2025年12月15日(月)より開始します。
“アートやデザインの視点を取り入れることで、医療の現場に、より豊かな病院での過ごし方を提供できるのではないか?”という考えから、「入院生活を豊かにするデザイン」をテーマに作品募集をしている当アワードは今年度で11回目を迎え、毎年国内外から100点以上の作品応募があります。医師・デザイナー・建築家などの6名で審査を行い受賞作品を決定したのち、作品への理解を深めるシンポジウムも2026年3月9日(月)に開催いたします。
開催概要
第11回 医美同源デザインアワード「入院生活を豊かにするデザイン」
「入院生活を豊かにするデザイン」作品募集
募集期間|2025年12月15日(月)~2026年2月10日(火)当日18:00 必着
募集部門|プロダクト部門/コミュニケーション部門/空間部門
第11回 医美同源シンポジウム
日 時|2026年3月9日(月)18:30-20:00
会 場|金沢21世紀美術館シアター21
定 員|70名
参 加|無料
主催:一般社団法人 菊地誠22世紀医美支援事業団
後援:金沢市、北國新聞社、金沢西病院、認定NPO法人趣都金澤
【プロダクト部門】医療従事者や病院を利用する人が手にしたり目にするプロダクト
(衣類、食器、医療具、福祉用具等)のデザイン
【コミュニケーション部門】患者・家族・友人・医師や看護師とのコミュニケーションへのデザイン
【空間部門】病院を利用する人が過ごす病室や談話室、待合室などの空間デザイン
■審査フロー
【1. 募集】2025年12月15日(月)~2026年2月10日(火)18:00必着
1.応募者情報 2.プレゼンテーションシート
3.作品イメージ(実物・模型・画像・イラスト・動画等) 提出。
応募詳細はこちら(Facebook)
【2. 審査】2月下旬
審査員6名による審査を行い、優秀賞9作品を決定。
【3. 最終審査会】2026年2月28日(土)14:00~17:00
優秀賞受賞者は、オンラインで審査員にプレゼンテーション。
「大賞」「部門別最優秀賞」を決定します。
<取材可>【4. シンポジウム】2026年3月9日(月)18:30~20:00 金沢21世紀美術館 シアター21
大賞・部門別最優秀賞の受賞者プレゼンテーションと、
審査員によるパネルディスカッション開催。
<取材可>【5. 展示】2026年3月中旬~5月下旬 ※予定
入賞作品、解説文は「金沢西病院」などで展示します。
【6. 実現化】 6月以降
優秀かつ実現化しうる物は、病院内で実際に使用する可能性があります。
■昨年度受賞作品例
大賞「あつめて!ホスピタン」

添田 翔馬、宮里 華奈、永田 公二、田尻 達郎、平井 康之、
富松 俊太、秋田 直繁、松隈 浩之、工藤 孔梨子
所属:九州大学病院・九州大学芸術工学府・医学部
「医療×デザインプロジェクト」(福岡県)
医療器具がモチーフのキャラクターを通じ、ゲームやカードで小児患者が入院生活を前向きに過ごせるよう支援するツール。入院前に図鑑を受け取り、入院中や退院後は作成したキャラクターで繰り返し遊ぶことが可能です。入院前から退院後まで子どもの挑戦を支え、入院の思い出をポジティブに意識変容できるデザイン。

プロダクト部門最優秀賞「正しく測れる体温計」原 清胤

空間部門最優秀賞 「⾬の日でも窓を開けられる、大きな軒のデザイン」矢間 将司
昨年度の受賞全10作品
■審査員、シンポジウム登壇者

審査委員長
秋元雄史
(東京藝術大学名誉教授、金沢21世紀美術館特任館長)
「『入院生活を豊かにするデザイン』をテーマとする医美同源デザインアワードは、創造性に富んだユニークな提案を求めています。患者さんと家族、医師など、関係する皆が幸せになれるアイデアを募集します。」

審査員
荒井利春
(プロダクトデザイナー、Arai UD Workshop代表、金沢美術工芸大学名誉教授)
「病院を日常と連続した生活の場としてとらえると、そこでの人と人、人とものや空間の関係がどうあればよいのか?新たに求められる機能や姿形とは?そのリアルな発想を具体化したデザインを期待します。」

審査員
浦淳
(認定NPO法人趣都金澤理事長、株式会社浦建築研究所 代表取締役)
「画一的とも言われる病院の計画やデザイン、プログラムに対する斬新なアイデアに、「医療の現場」という特殊な環境も考慮された、具体性ある提案を期待します。」

審査員
水口克夫
(アートディレクター、Hotchkiss代表取締役社長、京都芸術大学大学院教授)
「病院で生活する人への想像力が、オリジナリティある課題の発見につながります。その課題を解決したいという想いが、誰も見たことのないデザインを生み出します。良いデザインは良い未来をつくりだすはずです。」

審査員
菊地勤
(医師、医療法人社団 博友会 理事長、石川県医師会理事)
「病気の事を忘れ笑顔を取り戻したり、不便や嫌だなと思うことを解消できるデザインがあると、生きる力が漲るのではないでしょうか。「生きる」を支えるデザインの創造が、求められると思います。」

審査員
藤村楓
(医療法人社団 博友会 金沢西病院 看護師)
「日々の看護師業務の中で、心の健康が体の健康に直結していることを実感しています。そのため医美同源デザインアワードでは、安全性や機能性を備えながら、使う人の心が元気になるような作品を期待しています。」
■一般社団法人菊地誠22世紀医美支援事業団
「医美同源デザインアワード&シンポジウム」の主催団体。文化県「石川」、文化都市「金沢」において、美術や芸術とのふれあいが人間のもつ生きる力の源であり、また再生装置としての役割を果たしてくれるという「医美同源」の考え方に基づき、医療とアートを通じて地域と社会に貢献することと、同理念のもと活動するアーティストに対する助成や支援を目的に2015年7月設立。以降毎年医美同源デザインアワード&シンポジウムを開催。

■金沢西病院
「医美同源デザインアワード&シンポジウム」の後援であり、2026年3月以降に受賞作品の展示を行う「医療法人社団博友会 金沢西病院」は、 医療とアートを「人間が生きる源=医美同源(いびどうげん)」とする考えに賛同し、院内でも積極的に融合に取り組んでいます。地元の作家とコラボレーションしたアートワークを各階に設置、2025年には新作も加わり、多数の作品を院内に常設しています。

山本基《時の波音》(ヨミ:トキノナミオト)2025年

竹村友里《陽が昇る海》2020年
プレスリリースPDF
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一般社団法人 菊地誠22世紀医美支援事業団(石川県金沢市、理事長:菊地 勤)は、「入院生活を豊かにするデザイン」をテーマにした「医美同源デザインアワード」 と「医美同源シンポジウム」の開催を決定し、デザインアワードの作品募集を2025年12月15日(月)より開始します。
“アートやデザインの視点を取り入れることで、医療の現場に、より豊かな病院での過ごし方を提供できるのではないか?”という考えから、「入院生活を豊かにするデザイン」をテーマに作品募集をしている当アワードは今年度で11回目を迎え、毎年国内外から100点以上の作品応募があります。医師・デザイナー・建築家などの6名で審査を行い受賞作品を決定したのち、作品への理解を深めるシンポジウムも2026年3月9日(月)に開催いたします。
開催概要
第11回 医美同源デザインアワード「入院生活を豊かにするデザイン」
「入院生活を豊かにするデザイン」作品募集
募集期間|2025年12月15日(月)~2026年2月10日(火)当日18:00 必着
募集部門|プロダクト部門/コミュニケーション部門/空間部門
第11回 医美同源シンポジウム
日 時|2026年3月9日(月)18:30-20:00
会 場|金沢21世紀美術館シアター21
定 員|70名
参 加|無料
主催:一般社団法人 菊地誠22世紀医美支援事業団
後援:金沢市、北國新聞社、金沢西病院、認定NPO法人趣都金澤
第11回 医美同源デザインアワード
■募集部門【プロダクト部門】医療従事者や病院を利用する人が手にしたり目にするプロダクト
(衣類、食器、医療具、福祉用具等)のデザイン
【コミュニケーション部門】患者・家族・友人・医師や看護師とのコミュニケーションへのデザイン
【空間部門】病院を利用する人が過ごす病室や談話室、待合室などの空間デザイン
■審査フロー
【1. 募集】2025年12月15日(月)~2026年2月10日(火)18:00必着
1.応募者情報 2.プレゼンテーションシート
3.作品イメージ(実物・模型・画像・イラスト・動画等) 提出。
応募詳細はこちら(Facebook)
【2. 審査】2月下旬
審査員6名による審査を行い、優秀賞9作品を決定。
【3. 最終審査会】2026年2月28日(土)14:00~17:00
優秀賞受賞者は、オンラインで審査員にプレゼンテーション。
「大賞」「部門別最優秀賞」を決定します。
<取材可>【4. シンポジウム】2026年3月9日(月)18:30~20:00 金沢21世紀美術館 シアター21
大賞・部門別最優秀賞の受賞者プレゼンテーションと、
審査員によるパネルディスカッション開催。
<取材可>【5. 展示】2026年3月中旬~5月下旬 ※予定
入賞作品、解説文は「金沢西病院」などで展示します。
【6. 実現化】 6月以降
優秀かつ実現化しうる物は、病院内で実際に使用する可能性があります。
■昨年度受賞作品例
大賞「あつめて!ホスピタン」

添田 翔馬、宮里 華奈、永田 公二、田尻 達郎、平井 康之、
富松 俊太、秋田 直繁、松隈 浩之、工藤 孔梨子
所属:九州大学病院・九州大学芸術工学府・医学部
「医療×デザインプロジェクト」(福岡県)
医療器具がモチーフのキャラクターを通じ、ゲームやカードで小児患者が入院生活を前向きに過ごせるよう支援するツール。入院前に図鑑を受け取り、入院中や退院後は作成したキャラクターで繰り返し遊ぶことが可能です。入院前から退院後まで子どもの挑戦を支え、入院の思い出をポジティブに意識変容できるデザイン。

プロダクト部門最優秀賞「正しく測れる体温計」原 清胤

空間部門最優秀賞 「⾬の日でも窓を開けられる、大きな軒のデザイン」矢間 将司
昨年度の受賞全10作品
■審査員、シンポジウム登壇者

審査委員長
秋元雄史
(東京藝術大学名誉教授、金沢21世紀美術館特任館長)
「『入院生活を豊かにするデザイン』をテーマとする医美同源デザインアワードは、創造性に富んだユニークな提案を求めています。患者さんと家族、医師など、関係する皆が幸せになれるアイデアを募集します。」

審査員
荒井利春
(プロダクトデザイナー、Arai UD Workshop代表、金沢美術工芸大学名誉教授)
「病院を日常と連続した生活の場としてとらえると、そこでの人と人、人とものや空間の関係がどうあればよいのか?新たに求められる機能や姿形とは?そのリアルな発想を具体化したデザインを期待します。」

審査員
浦淳
(認定NPO法人趣都金澤理事長、株式会社浦建築研究所 代表取締役)
「画一的とも言われる病院の計画やデザイン、プログラムに対する斬新なアイデアに、「医療の現場」という特殊な環境も考慮された、具体性ある提案を期待します。」

審査員
水口克夫
(アートディレクター、Hotchkiss代表取締役社長、京都芸術大学大学院教授)
「病院で生活する人への想像力が、オリジナリティある課題の発見につながります。その課題を解決したいという想いが、誰も見たことのないデザインを生み出します。良いデザインは良い未来をつくりだすはずです。」

審査員
菊地勤
(医師、医療法人社団 博友会 理事長、石川県医師会理事)
「病気の事を忘れ笑顔を取り戻したり、不便や嫌だなと思うことを解消できるデザインがあると、生きる力が漲るのではないでしょうか。「生きる」を支えるデザインの創造が、求められると思います。」

審査員
藤村楓
(医療法人社団 博友会 金沢西病院 看護師)
「日々の看護師業務の中で、心の健康が体の健康に直結していることを実感しています。そのため医美同源デザインアワードでは、安全性や機能性を備えながら、使う人の心が元気になるような作品を期待しています。」
■一般社団法人菊地誠22世紀医美支援事業団
「医美同源デザインアワード&シンポジウム」の主催団体。文化県「石川」、文化都市「金沢」において、美術や芸術とのふれあいが人間のもつ生きる力の源であり、また再生装置としての役割を果たしてくれるという「医美同源」の考え方に基づき、医療とアートを通じて地域と社会に貢献することと、同理念のもと活動するアーティストに対する助成や支援を目的に2015年7月設立。以降毎年医美同源デザインアワード&シンポジウムを開催。

■金沢西病院
「医美同源デザインアワード&シンポジウム」の後援であり、2026年3月以降に受賞作品の展示を行う「医療法人社団博友会 金沢西病院」は、 医療とアートを「人間が生きる源=医美同源(いびどうげん)」とする考えに賛同し、院内でも積極的に融合に取り組んでいます。地元の作家とコラボレーションしたアートワークを各階に設置、2025年には新作も加わり、多数の作品を院内に常設しています。

山本基《時の波音》(ヨミ:トキノナミオト)2025年

竹村友里《陽が昇る海》2020年
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