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プレスリリース

大阪・関西万博にて視覚に頼らない没入体験型展示「SENSPHERE 知覚の境界をほどく旅」を開催!

インクルーシブな社会を目指すGATARIが企画プロデュース、「ビジョン・コンソーシアム」が手掛けるメディア催事で「点字考案200年 視覚障害者の世界を体験する」内で4月19日~24日まで展示




株式会社GATARI(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:竹下俊一、以下「GATARI」)は、Mixed Realityプラットフォーム「Auris」を活用し、日本国際博覧会(大阪・関西万博)ギャラリーWESTで毎日新聞社などが出展するメディア催事「点字考案200年 視覚障害者の世界を体験する」内に、体験型の展示イベント「SENSPHERE 知覚の境界をほどく旅」をプロデュースしました。SENSPHERE(センスフィア)はインクルーシブ体験を支援するシステムで、スマートフォンとイヤホンだけで体験可能です。本展示では、視覚を遮断した状態で洞窟のような空間を進みながら、人の感覚や知覚の限界と豊かさを見つめ直す、感覚探求の旅をご体験いただけます。本企画は4月19日(土)より6日間実施します。

「Auris」は、スマートフォン1台で完結するGATARI独自のMixed Reality(MR)プラットフォームです。ユーザーの位置をセンチメートルオーダーで認識し、ユーザーの動きや位置に応じてインタラクティブな体験を提供することを可能にします。
本展示では、体験者は目を覆い、視覚情報を遮断した状態で洞窟のような空間を進みます。手探りで壁を辿りながら、オーディオデバイスから耳に届く音の方向や質感の違いに導かれ、聴覚や触覚など視覚に頼らない情報から構成される世界の彩りを体感します。
「Auris」ならではの立体音響演出やユーザーの身体の動きを細部まで認識したインタラクティブな没入型展示となっております。

GATARIではこれまで「Auris」の強みを活かして視覚障がいの方々の施設内の移動のサポートや体験性の向上などQOL向上に向けた取り組みを重ねてまいりました。GATARIがこうしたコンテンツをMixed Realityを用いて企画制作する背景には、人が感覚器官を通してどのように自身を取り巻く環境を認識しているのかを理解し、その感じ方を変えることで現実空間をより豊かな空間にしていくという理念があります。

大阪・関西万博の場で実施する「SENSPHERE 知覚の境界をほどく旅」は、この理念のもと視覚障がいの有無や個々人の感覚の違いにかかわらず“人間の知覚の限界が生み出す想像力の可能性”を考え、感じることができる体験を提供します。

メディア催事「点字考案200年 視覚障害者の世界を体験する」は、株式会社毎日新聞社が設立し、視覚障がい者と晴眼者の隔たりの無いインクルーシブな社会の実現に賛同する企業・団体と共に今年1月に設立された非営利の共同事業体「ビジョン・コンソーシアム」の第1弾として開催する催しです。
今回の展示では、大阪工業大学(学長:井上晋)の情報科学部情報メディア学科マルチメディア応用研究室(指導教員:平山亮教授)及び学生有志による「Auris」を活用して制作した体験イベントも実施されます。昨年より東京と大阪をオンラインで結び、GATARIのメンバーが学生向けに「Auris」の活用方法をレクチャーし、体験コンテンツの制作支援なども行ってまいりました。

今後もGATARIは、Mixed Realityの技術を活かし、企業、団体、教育機関など多様な方々とコラボレーションしながら、視覚障がいのある方への情報保障や障がいの有無に関わらずそれぞれのパーソナリティに合わせた情報提供の取り組みを進めてまいります。

※ Mixed Reality(MR、複合現実):リアル空間とデジタル空間がシームレスに融合し(ミックスされ)、リアルなモノとバーチャルな情報を等価に表示・操作することができる状態のこと

【大阪・関西万博出展概要】
展示名:「SENSPHERE 知覚の境界をほどく旅」(GATARI)
共催展示:「音で旅する大阪今昔 博士と失われたレシピを探せ!」(大阪工業大学)
期間:2025年4月19日(土)~4月24日(木)10:00~19:00 ※最終日は15:00まで
会場:大阪・関西万博 ギャラリーWEST「点字考案200年 視覚障害者の世界を体験する」内
主催:ビジョン・コンソーシアム、毎日新聞社

■ SENSPHEREについて
「SENSPHERE(センスフィア)」は、Mixed Realityプラットフォーム「Auris(オーリス)」を活用して、視覚や聴覚に特性のある方々を含むすべての人が安心して楽しめる体験を提供する、GATARIによるインクルーシブ体験支援システムです。
施設空間における感覚的なバリアをテクノロジーで補い、誰もが“その場所の魅力”に触れられる環境づくりを支援します。今後、文化施設や教育機関、都市空間などへの導入を通じて、地域社会のウェルビーイングと多様な体験アクセスの実現を目指しています。

■ Mixed Reality プラットフォーム「Auris」(オーリス)とは



Aurisはスマホ1台ノーコードで現実に没入する未体験の感覚を生み出すことができるMixed Realityプラットフォームです。
ヘッドマウントディスプレイなどを一切必要とせず、スマートフォンとイヤホンというすでに当たり前になりつつあるデバイスだけで、今までにない没入体験を提供することができます。
スマートフォンで完結する独自の空間スキャン&自己位置推定システムと、設定次第で様々な体験を可能にする自由度の高いオーサリングツールにより、今までにない体験をいつでも誰でもどこにでも作ることができます。現在、文化財や博物館、モデルルームや展示会など様々なロケーションへの導入が進んでいます。
「Auris」公式webサイト:https://gatari.co.jp/auris-intro/

■ ビジョン・コンソーシアムについて
「視覚障害者と社会の懸け橋となる」という理念のもと、毎日新聞社は1922(大正11)年に「点字毎日」を創刊しました。点字誕生から200年となる2025年、その理念を現代にアップデートし、見えない、見えづらい世界の「体験」を重視し、よりインクルーシブな社会を築くために企業・学校法人や団体、メディアなどが集って設立した非営利の共同事業体です。


■ 大阪工業大学 情報メディア学科マルチメディア応用研究室について
IT技術を核にして、映像・画像・CG、音響・音声、感覚・運動などを複合的に使って、マルチメディアの技術開発、アプリケーションソフトウェア及びハードウェア開発、作品制作を行い、人の役に立つものを作って、社会貢献します。映像コンテンツ制作のためのCGを使ったバーチャルスタジオセットシステム、視覚障がい者の映画鑑賞のための音声ガイドシステム、聴覚障がい者との携帯端末によるコミュニケーション補助装置など、実際に使えるものをパソコンや携帯端末のプログラムとして実装し、実証実験をしながら研究を進めます。発話ロボットを目標として音声発話時の舌動作模型の製作も行っています。


◼︎株式会社GATARI



株式会社GATARIは新しいエンターテインメントを切り口に、デジタルとリアルの融け合う未来のインフラづくりを目指すMixed Realityスタートアップです。「人とインターネットの融け合う世界を創る」というビジョンを掲げ、東京大学を拠点とした日本最大のVR学生団体UT-virtual (https://utvirtual.tech) 創設者である代表の竹下によって2016年に設立されました。テクノロジーに深い人間理解を組み合わせ、“見え方を変える”というアプローチによって現実をより良い場所にすることを目指し続けています。

社名:株式会社GATARI
住所:東京都千代田区神田松永町16ダイキビル4F
代表:竹下 俊一
設立:2016年4月
事業内容:Mixed Realityプラットフォーム「Auris(オーリス)」の開発、MRコンテンツの制作ほか
URL:https://gatari.co.jp

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