忙しい毎日、食品保存や作り置きに欠かせないのがタッパー型保存容器。中でも「一度使ったら手放せない」「家事がラクになった」という熱い声も多いのが、耐熱ガラス製の保存容器です。一体何がそんなに支持されているのでしょう?
今回は、料理達人の主婦の皆さんが使っているおすすめ製品や、ガラス製保存容器を使って作れる簡単レシピもあわせてご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
プラスチックとどう違う?耐熱ガラス保存容器のメリットとは?
食品保存容器の素材は「プラスチック」「ガラス」「ホーロー」「ステンレス」など様々。中でも最も一般的なのはプラスチックですが、ガラス製にはプラスチックにはないメリットがいろいろあるんです。
●オーブンもOK!調理も保存もラクラク
最近は電子レンジ対応できるプラスチック製容器も出てきてはいますが、多くは不可。一方、耐熱ガラス容器ならばレンジ調理はもちろん、オーブンやオーブントースターで調理できるものもあります(直火は多くがNG)。
料理の幅が広がるとともに、食材を冷凍・冷蔵庫から取り出し、容器ごと調理することができるので、家事の時短につながりますね。
●おしゃれだから食器としても使える♪
プラスチック容器の場合は食器に移し替えて食卓に出す必要がありますが、ガラス製ならそのままテーブルに並べても違和感がありません。透明なガラスは食材をきれいに、おいしそうに見せてくれる効果も。食器を使わないぶん洗い物が減らせるのも嬉しいポイントですね。
●匂い移りの心配もなし!劣化しにくいのも◎
カレーやキムチなどの漬物や、香りの強い野菜をプラスチック容器で保存すると、匂い移りや色移りしがち。洗っても洗っても匂いや色が取れずやむなく処分した、なんて経験のある方も少なくないのでは?ガラス製の保存容器ならそんな心配は無用です。
使い続けるうちに、変色したり細かな傷がついたりして汚くなりやすいプラスチックに比べ、劣化しにくいのもメリットです。
本当に使いやすいの?ガラス製にデメリットはない?
メリットいっぱいの耐熱ガラス製保存容器。もちろん、デメリットもないわけではありません。一つひとつ見ていきましょう。
●プラスチックに比べて重い
素材自体が非常に軽いプラスチックに対し、ガラスの保存容器は重量があることは否めません。特に大容量サイズのものになると、洗っている時にズシリと腕に響きます。高齢者など腕の力がない方は、ガラス製は小さいサイズを選ぶなど、大きさによって使い分けたほうが良さそうです。
●比較的値段が高い
最近は100均ショップで販売されるなど、プラスチックの保存容器は安価なものが多いのは確か。一方のガラス製は、それに比べると値段は高めです。
ただし、前述したように、プラスチックは劣化が早いので、何度も買いなおすことを考えれば、ガラス製のほうがトータルのコストは安く済む可能性も。
●取り扱いには注意が必要
ガラス製の保存容器の大半は蓋がプラスチックなど別の素材が使われているので、蓋によっては密閉度が低く、スープなどを入れた時に横にすると液体が漏れてしまうことも。
また、中身が凍ったままの状態でオーブン調理をするなど、急激な温度差は破損の原因に。水分を多く含む食品を冷凍すると、膨張してガラスが割れたりすることもあるので注意が必要です。
素材によってメリット・デメリットはそれぞれありますが、耐久性の高さや使い道の幅広さ、コストパフォーマンスを考えると、「ガラス製が好き」という熱烈ファンが多いのもうなずけますね。
耐熱ガラスの保存容器、選び方のポイントは?
メリットの多いガラス製の保存容器ですが、その良さを最大限に活かすには下記のようなポイントをおさえて製品を選ぶことが重要になります。
●密閉力
作り置きや長期保存に使用する際には、蓋の密閉力がポイントになります。具体的には、蓋のツメがガラス部分にカチッと引っ掛けられるロック機能がついているものや、パッキンが付いている製品などがおすすめです。
●収納力
プラスチック製のように重なった状態で収納がしにくいものの、メーカーによってはサイズ違いの容器がキレイに重ね置きできるように設計されていたり、蓋部分に溝がついていて上に重ねたものが滑りにくくなっているものなど、「スタッキング」しやすいシリーズがあります。収納力の高いものを選びたい場合は、こういったシリーズで揃えるのも手。
●サイズ
用途に合わせて数種類のサイズを用意しておくと便利。同じシリーズで揃えれば、サイズが違っても見た目が統一できるのでキッチンのおしゃれ度もアップします。
●耐熱・耐冷温度
耐熱ガラスの場合「120度」まで使えるものがほとんどですが、オーブン調理に使いたい場合は特に「オーブン対応」表記があるかどうか、最高何度まで使えるかの確認が必要です。
また、冷凍保存にも容器を使いたい場合は「耐冷温度」もポイント。「-20度」まで対応している製品であれば、そのまま冷凍庫に入れて食品の保存に使うことができ、用途の幅が広がります。
おすすめの耐熱ガラス製保存容器って?人気商品をご紹介
では、ここからは「暮らしニスタユーザー」と編集部がおすすめする耐熱ガラス製保存容器を8つご紹介します。
大小様々なサイズの容器がセットに!200mL/500mL/1.2Lの3種類の容器がセットになった7点セットです。蓋をしたままの電子レンジ調理・冷凍保存に対応している他、蓋を外せば140度までのオーブン調理にも使えます。積み重ねやすい構造になっているので、使い心地も収納もバッチリ。クリアな見た目がおしゃれなので食器としても使えて、料理初心者さんにも選ばれやすい製品です。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る 万能容器!コロンとした見た目も可愛い♥とてもバランスの良いこの製品は、蓋をしたまま電子レンジ調理ができ、冷凍保存にも対応しています。また本体・蓋ともに食洗器で洗えるので、衛生的に使うことができます。蓋を外せば140度までのオーブン調理も可能。コロンとしたボディとホワイトの蓋が組み合わせられた見た目も可愛く、シンプルで使い勝手の良い万能な製品です。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る サイズやカラーバリエーションも豊富!4種類のサイズ展開のあるコンテナシリーズです。ご紹介している品番は600mLが2つ・1400mLが1つの3点セットですが、他にも豊富なセット品が販売されているので好みに合わせて選ぶことができます。電子レンジ調理・オーブン調理に対応していて、スッキリとした長方形や真四角など、食器としても使いやすいサイズばかりです。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る 真空保存で食材のフレッシュさをキープ!この製品の特長は、なんといっても真空保存が可能なこと!別売の真空ポンプを使うことで、作り置きの保管だけでなく葉物野菜など生の食材をフレッシュに保つことができます。もちろん調理にも使えて、蓋を外せば電子レンジ・オーブン調理が可能で冷凍保存にも対応しています。S・M・Lサイズが1点ずつのセットなので、保存する食品や収納場所に合わせてサイズを選んで。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る バルブ付きの蓋で簡単密閉ガ可能!蓋にバルブが付いていて、バルブを押すだけで簡単密閉ができる製品です。シリコン製のパッキンが、しっかり密閉度を保ってくれます。蓋をしたまま電子レンジ調理に使えて、本体・蓋ともに食洗器で洗えるので、清潔に使えるのもポイント。丸形で場所を取らず、同じ製品であれば積み重ねしてもずれにくいので、収納にも便利です。目盛り付きなので、ヨーグルトを手作りする際に便利、という声も。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る 竹製の蓋がおしゃれ!密閉度も抜群なのが◎インテリアメーカーとして人気のイケアが販売している耐熱ガラス容器です。竹製の蓋からは木の温もりを感じられて、見た目がとってもおしゃれ。それだけでなく、パッキンがついていて密閉度も抜群です。蓋を外せば電子レンジ・オーブン調理に使えるだけでなく、竹製の蓋は鍋敷き代わりにも使えるなど、見た目も機能面も充実しています。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る 4点ストッパーでしっかり密閉!ラップいらずの保存容器。4か所のストッパーと、パッキン部にシリコンがはめ込まれているため、密封性はばっちり。液漏れしにくいのが魅力です。蓋にはスライド式の通気弁があるので、開けておけば蓋をしたままレンチンすることが可能です。同じ形なら、別のサイズを入れ子で収納することも。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る 長期保存も安心。お弁当容器にもおすすめパッキン一体型で密閉性抜群の容器。液漏れしないので、長期保存だけでなくスープなどの汁もの調理や持ち運びにも活躍します。本体は420度まで対応の強化ガラスで、蓋を外せば電子レンジ・オーブン調理が可能。記載の品番は長方形型・450mlサイズですが、その他にも1.3Lと大容量のものなどラインナップが豊富なので、好みに合ったものを選べます。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る 耐熱ガラス保存容器で作り置きがもっとラクに♪
お家時間の増加や忙しい主婦の味方として、ますます需要が高まっている保存容器。今回はその中でも特に便利な耐熱ガラス容器の選び方や、おすすめ商品をご紹介しました。
ガラス容器の良さは、なんといっても調理から保存までこれ1つでできること!少しでも毎日の家事をラクにするために、ぜひ耐熱ガラス保存容器を活用してみてください。
まとめ/あるぱか
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