こんにちは。ライフオーガナイザー®のとめ.(伊藤智子)です。
みなさんは、ご自宅にどのくらいの水をストックしていますか?
防災の観点からも家での水のストックは重要ですが、周りの人と話していると、意外と十分な量を確保している人は少なく、その理由に多いのが「置く場所がない」というものです。
そこで、「置く場所がない!」というお悩みの解決策としておススメしたいのが、家のあらゆる空間、時には隙間を利用して、水をストックするというものです。
ペットボトルの入ったダンボール箱を、何ケースも同じ場所に置こうとすると場所の確保が難しいのかもしれません。
わが家では、どの様に分散させているのかご紹介したいと思います。
①玄関の横
こちらは、玄関入ってすぐ横にある土間収納です。普段は、防災用品やホットプレートから家具のメンテナンス用の品、書類など0.8畳ながらバラエティに富んだ収納スペースです。
一番下の、暗くて寒そうな場所に、お水を入れています。ダンボールのままだと取り出すときに面倒なので、100円ショップで購入したファイルボックスに3本ずつ入れています。
②寝室のクローゼットのすき間
これも防災対策のひとつなのですが、寝室のクローゼットの中に、タンスをそのまま入れています。もちろん、クローゼットはそういう使い方を想定していなかったので、微妙な隙間が生まれており、ここは使うしかない!とダンボールごと2Lの水を入れています。
上が空いているため、ダンボールのままOK。取り出すときも問題ありません。
③リビング
外出用に、お客様用に、便利なのがリビング収納の一角です。500mlは24本入りをまとめ買いし、ここと車に分散しています。奥行が約30cmの棚で、1列4~5本置くことができます。
④床下収納
こちらは、床下の点検があるときしか開けない扉。ほかに何をしまってよいのか分からず、開けておくと子どもがかくれんぼに使いそうなので(笑)、お水を入れています。ただ、プラスチックでできている場合が多く、入れすぎは注意です!
⑤物置き
屋外にある物置も水の収納場所になります。物置は基本的に細かい仕切りなどが無い場合が多いので、お水くらいの大きさのものでしたら何本か置くことができます。
万が一、家に入れない!となったときにも物置が開けばお水を取ることができるかも、という期待も込めています。
⑥車
車のドアポケット4カ所とトランクに、それぞれ500mlと2Lのお水を置いています。車内に置いておくと、外出先で子供が「のどか渇いた(ジュース買いたい)」と言うシーンが良くありますが、「車にお水あるよ!」で何度も乗り切ってきました。
トランクに入れている2Lのお水も、期限の切れているお水を追加で入れていき、
水道がない河川敷のサッカー場の試合の時や、キャンプの時などにも活用しています。
⑦オマケ
今は別の用途で使っていますが、こちらの無印良品の「頑丈収納ボックス・小」に入れていたことがあります。ご覧の通り、2Lのお水がピッタリ9本入りました!
まとめ
今回は、わが家のあらゆる場所に水の分散収納を紹介いたしました。
東日本大震災のときは東京におりましたが、お水が買えなくなって走り回ったのを今でもよく覚えています。そういった経験もあり、生活に必要不可欠なお水は、意識的に、自分の手の届く範囲で分散収納しています。
ほかにも、書斎の机の下や、子ども部屋のクローゼットなど、普段はあまり行くことがない部屋にも意外と隙間があれば収まるので、ぜひ実践してみて欲しいです。
文・写真/ライフオーガナイザー®とめ.(伊藤智子)
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