微小血管狭心症の受診の目安
胸やみぞおちが頻繁に痛む場合や痛みが長く続く場合は、循環器科を受診するといいでしょう。
ただし、微小血管狭心症は発作時も心電図の変化に乏しいという特徴があり、微小血管狭心症ではなくそのほかの狭心症と判断されて薬を処方されることもあります。
しかし、微小血管狭心症の場合、その処方された薬を飲んでも症状が改善されないことが多いようです。
その場合は、違う循環器科に行ってセカンドオピニオンを受けることも検討してください。
微小血管狭心症を予防する方法は?
微小血管狭心症の予防に効果的だといわれている方法を3つ紹介します。
食生活の改善
エストロゲンの減少によって微小血管狭心症になっている場合、エストロゲンに似た作用を持つイソフラボンの摂取がいいといわれています。豆腐や大豆、味噌などを意識的に摂取してみましょう。
また、ビタミンCやビタミンEは血管を若々しく保つ抗酸化作用や血行改善作用があるため、積極的に摂るのがおすすめです。
ビタミンCはレモンやさつまいも、ビタミンEはナッツ類やカボチャなどに多く含まれています。
適度な運動
微小血管狭心症の予防には血管を労わることも効果的だといわれています。
糖尿病やメタボリックシンドロームといった生活習慣病の予防が微小血管狭心症の予防にもつながるので、適度な運動をしていきましょう。
運動により心肺機能の維持・増進ができます。
ストレスをためない
微小血管狭心症の原因のひとつにはストレスもあるといわれているため、ストレスを避け、気分をリフレッシュすることも大切です。
睡眠時間を確保したり、ストレスの元から離れたりして、心身ともにケアしていきましょう。
微小血管狭心症には漢方薬の服用もおすすめ!
微小血管狭心症にはさまざまな予防方法がありますが、食品の値上がりにより食生活の改善が難しいこともあるでしょう。
また、40代以降といえば仕事や家庭の事情で忙しい時期ですので、運動する時間の確保や、ストレスをためないことが難しい場合もあります。
そんなときは、微小血管狭心症の予防として、漢方薬を服用するのもおすすめです。
漢方薬は、微小血管狭心症の原因となるストレスやホルモンバランスの乱れにアプローチする以下のようなものを選びましょう。
・自律神経を整え、精神を安定させる
・女性ホルモンのバランスを整える
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