コバエの習性を生かした「コバエキャッチ器」を作ってみた!
台所や部屋にでてくるショウジョウバエは、発酵した匂いが大好き。特に台所にある調味料、めんつゆや、お酢、黒酢などに惹かれるようです。
めんつゆなら家にもあるけど、そこは家事コツならでは! 使わずに余っていた「たれ」を使って代用し作ってみます。
【材料】
・500mlペットボトル(炭酸が入っているしっかりしたもの)…1本
・穴をあけるキリや画鋲など
・カッター
・丸いボールペン
(中に入れる液)
・あまったたれ(てんつゆと納豆のたれ、たたきのたれを使いました)
・黒酢:たれと同量 (普通のお酢でもOK)
・台所用洗剤…数滴(表面張力を失くすため)
【作り方】
1)匂い穴をあける。
ペットボトルの半分より下、下から約4~5センチぐらいのところにキリや画鋲で「匂い穴」をポチポチ、10個ほど開けます。
このとき、気を付けなくてはならないのは、コバエを寄せつけるための匂いを出す穴なので、コバエが出入りできる大きさにしては逃げてしまうのでNG。コバエよりも小さい穴をあけるように!
2)コバエの入口穴をあける。
1)で開けた匂い穴の少し上にカッターで十字に切り目を入れます。写真ではわかりやすいようにマジックで×印をつけています。この穴もペットボトルの半分より下側に開けるように注意!
コバエは下から上に上がっていく習性があるので、上のほうに穴があると逃げていってしまいます。ペットボトルが硬いので切り込みの加減が難しいです。切りすぎてしまわないように。4か所ほど、切り込みを入れます。
3)切り込みを入れたところにボールペンを刺して、丸い穴を広げる。
コバエが入ってくるための穴を開けます。丸いボールペンの先でペットボトルの内側に押し広げます。
4)たれと酢を混ぜてペットボトルに入れ、最後に洗剤を入れる。
たれと酢をペットボトルにこぼさないように気を付けて入れます。最後に台所用洗剤を少しだけ入れてフタをしめます。これは、たれの表面張力を失くすため。たれの中に落ちたコバエが溺れて、逃げられなくなります。