フィレンツェ出身の名シェフ、ピエトロさんがオーナーをつとめるご近所のイタリアンで、
ランチのデザートにマチェドニア(フルーツサラダ)が出てきます。
フルーツの種類はスイカだったりいちごだったりオレンジだったりリンゴだったり。
だいたい3〜4種類の色鮮やかな果実たちが、なんともいえないいい香りをまとって
提供されるのです。
ピエトロさんは星付きリストランテでパティシエをつとめていたくらいの人だから
料理はもちろんですが(←何食べても美味♡)スイーツもお手の物。
そんな彼がつくる「マチェドニア」は、やっぱりとってもおいしくて。
決め手はたぶん、ほのかに感じるアニスの香り。
聞けば「うん、そう、アニスのリキュールを使ってるよ」とにっこり。
アニス以外のリキュールでももちろんいいそうで、
「でもお酒は何かぜったい入れるかな。そのほうがおいしいよ」と。
子どもに食べさせたい場合は別ですが、
わが家の場合も必ずリキュールを何かしら入れてつくっています。
(息子は「いちごはそのまんまがいい」と単体でしか食べないw)
以前はたいていグランマニエでしたが、ピエトロさんのおかげで
「アニスでもおいしいんだ〜!」と知ったので、けっこういろいろ試してみてます。
コニャックなんかもいけますね。
のんべえさんなら絶対入れたほうがおいしいよ♡
ただし入れすぎると「お酒の味」が強くなっちゃうから、様子を見ながら少々で。
この季節ならいちご。
赤くてかわいいし、香りもいい。
年中使えるのはキウイとりんご。
柑橘系もいい感じ。
カットパインもよく使うかな。
季節によっては桃やメロン♡ マンゴーも美味♡
柿なんかもすっごくおいしくなります。
難しいことは何もありませんが、
なるべく小さめに、フルーツ同士の大きさをそろえてカットするのがコツでしょうか。
フルーツをカットして容器に入れたら、
上からリキュールとオリゴ糖を適量ずつ加えるだけ。
オリゴ糖の量はフルーツの種類にもよります。
酸味の強いものが多いときは多めに入れるし、
バナナなんかが入ると追加の甘味は不要な場合も。
ただ、オリゴ糖は「ビフィズス菌のエサ」だから、
美容と健康にもいいわよね、なんておまじないのように入れています。
材料を全部入れたら一度上下をさかさまにして中身を混ぜ、
あとは冷蔵庫に入れておくだけ!
フルーツには当然ながら糖分が含まれていますが、
フルーツの糖質はエネルギーに変わりやすく、消化の負担が少ないという性質があるそうです。
寝ている間に空っぽになった胃腸にとって朝のフルーツはかっこうのエネルギー源。
しかもこれから活動するタイミングなので、糖質を取るのも全然問題ナシ。
しかも、たいした糖分じゃないですしね^^
それ以上にビタミンやミネラルの補給ができるメリットのほうが大きいです。
「朝のフルーツは金」なんて言いますが、まさに!
私は基本的にこのまんまパックパクといただきます。
ほどよいリキュールの香りと、
フルーツのおいしさがとけだしたジューシーなシロップ(アルコールっぽさは感じません)。
ん〜、本当においしいです♡
甘味が足りない?というときは、食べるときにオリゴを足したり
グラニュー糖を少しかけてジャリジャリ感をプラスするのもあり。
もちろんヨーグルトとも好相性だし、お肉のソースに使ってもおいしいです。
せっかくのビタミンCをこわしたくないので、なるべく加熱しないで使いましょう。
っていうか、やっぱりそのまま食べるのがおいしいよねw
お好きなフルーツでOKですが、甘味・酸味のバランスを考えるとなおよし!です。
甘味はオリゴ糖推奨。はちみつでもおいしいです。
リキュールを加えるのがおいしさの秘訣なので、お好みで入れてみてください。
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