これから全8回でお届けする ladywaitrose流・衣類収納アイデア。
記念すべき第1回は「下着&パジャマはみんなで洗面所に隠そう」です!
実家に住んでいた時も、海外のアパートに暮らしていた時も、ほぼ毎日のようにお風呂前にパンツとパジャマを部屋から持っていくのを忘れて裸で廊下を走り抜けていた私。そのおっちょこちょいを直すでもなく、いつも「バスルームに下着置き場があれば良いのに、なんで無いんだろう?」と思っていたのです。
洗濯物入れはあるのに、そこにこれから着る下着入れは無い不思議。洗面所とお風呂場の間のあの空間単体を表す言葉は英語には無い。日本語にはわざわざ「脱衣所」という言葉があるのに、「脱着衣所」が言葉として成立しなかったのは、昔パンツが日本に存在しなかった時代はあの空間で着物を脱ぐことがメインイベントだったからなのだろうか?だからここに下着置き場は作らないことになってるのかぁ。。。なんて自分自身を納得させようとしてきました。
でもやっぱり、私はお風呂上がり手の届くところにパンツがほしい!パジャマも洗面所で着たい!!
そこで去年の夏、日本で新しい生活を始めたのを機に、遂に洗面所に下着&パジャマ置き場を作りました?
お風呂の後に着る下着やパジャマは枚数も少なく、場所もさほど取りませんよね?
各自の部屋にこれらの収納スペースを設けて棚を塞ぐよりも、洗面所にまとめて収納スペースを作ってしまった方が生活動線が良くなります。
我が家では、Amazonで6個1800円で入手した折りたたみ収納ボックスを使っています。
不織布と厚紙で出来たこの収納ボックスを選んだ理由は3つ!
⑴ 万が一、お客様の目の前で棚の中の他のもの(バスタオルとか)を出すことがあっても下着が見えないようにしたかった
⑵ 同じ棚の中で、各個人で置き場所を分けたかった
⑶ 毎回同じのばっかり着ちゃって洗濯ダメージが集中するのを避けるために、洗濯済のものを上から放り込んで着る時は下から引き出せるように加工したかった
加工方法と使用感は以下の通りです。
引出し口をカット
下着(パンツと肌着)を入れるボックスがこちらです。
正面の下端にカッターで切り込みを入れ、引出し口にします。
家事動線&生活動線が良くなる?
家族全員にとって、それぞれの部屋と洗面所間で下着を移動させる手間が省け、動線がスッキリします?
⑴ 洗面所で服を脱ぐ。洗濯物入れに投入。ちなみに洗濯物入れとゴミ箱を隠すアイディアはこちら
洗面所も広くスッキリ清潔に✨ 見せたくないものはシンク下に放り込もう!
2018年11月7日
いつでもお客様を呼べるような、生活感が薄くてスタイリッシュな洗面スペースにしたいなと思っていたので改良です。
洗面所のシンク下にゴミ箱と洗い物入れを設置すると、床面がスッキリして洗面所を広く使えます!
引き出し式のシンク下収納があったら尚良し。
前髪を切ったのが散らばっちゃったり、アイシャドウを落として洗面台に飛び散らしても、もう大丈夫??
洗面台の上の細かいゴミも、引き出しを開けてそのままゴミ箱にラクラク投入できちゃいます?
2018年11月7日
⑵ 洗濯&干す。
⑶ 洗濯物の取り込み:最初に下着とタオルを畳みつつバスケットに入れてから、他のものを入れる。
⑷ バスケットで他の衣類を各収納場所へ運ぶ。
⑸ バスケットに残った下着とタオルを洗面所に運び、下着はボックス内へ上から放り込む。ハンドタオルは写真のように敢えて見える位置に収納すると、咄嗟の時に片手で瞬時に取れて便利です??
⑹ バスケットを洗面所内の洗濯機置き場に戻す。
洗濯・乾燥・分配が効率よく回せます?
脱着衣所を堪能しよう✨
お風呂上がりには、即座に片手でボックスの下から下着を引き出せます。
(写真の右列のボックスは、一つ目で切り口を失敗したものです。左列のボックスを参考にしてください。)
パジャマも棚の上段に入っているので、もう裸で廊下を駆け抜ける必要はありません?
脱着衣所の快適度をお楽しみください?
コツ・ポイント
次回は、【衣類収納のヒント②】コートは共用ハンガーに仲良く収納? をお送りします。
?【衣類収納のヒント②】コートは共用ハンガーに仲良く収納?
2018年11月13日
第2回目は「コートは共用ハンガーに仲良く収納」です✨
我が家もそうですが、日本の住宅は衣類の収納スペースが各部屋に小さく分散された間取りのことが多いと思います。「こんな奥が深くて横が狭い作り付けのクローゼットに、どうやって人間一人分の服を収めろと?!?」と思ったのは私だけじゃないはず!
部屋に最初からついてくるクローゼットなんて、コートとジャケットかけたらもう終わりが見えそうなほど小さいから、棚とか収納ボックスとかハンガーポールとか追加購入する必要が出てくると思うんですけど、そうするとあっという間にどの部屋もごちゃごちゃ狭くなりがちなもの。
本当は外国のお家みたいに広いベッドルームの壁面全部使った大容量のワードローブに服をゆったり泳がせるのが理想だけど、家賃高い日本じゃそんなの無理です?
じゃあ各部屋で最初から足りてない衣類収納スペースをどう捻出するか?
今まで前提条件だと思っていた『各部屋で一人ずつの衣類収納』という概念を忘れてしまいましょう? 前回は下着とパジャマを家族で一緒に洗面所に置くことにしましたね。今回はコートです?
一つの収納スペースに丈の短いボレロから1メートル以上あるコートまで長さの違う服を収めようとすると、無駄な隙間が出てしまいます。ある程度の高さと横幅があるクローゼットなら、その隙間に数段キャスターボックスを入れてセーター類を入れたりしても良いのですが、残念ながら新居に作り付けのクローゼットにそれほどの余裕はありませんでした。
そこで我が家では、コートは夫婦一緒に高さのあるハンガーラックを共用することにしています。
実家で私が子供時代にワードローブとして使っていた横幅90cm高さ170cmのハンガーラックを流用して、2人で両側から使えるようにしました。
2018年11月13日
(全編まとめページ:全8回分の各ヒントへのリンク付きで、衣替えと着回しサイクルを効率化させるための検討ポイントをご紹介しています。)
?【衣類収納のヒント⑧完全まとめ付】着回しと衣替えに役立つ事前準備のススメ?
2018年11月17日
ladywaitrose流・衣類収納のヒントも今日で最終回。
暮らしニスタに「1投稿につき1アイデア」という投稿ルールがあるため、手法ごとにアイデアページを立てた結果、8回連載になってしまいました。
最終回となる今回は、衣類収納を最適化するために大事な準備段階での検討事項と各ヒントとの関係性を順番に振り返ります。(各ヒントへのリンク付き、完全まとめ版です?)
そして最後の事前検討事項として、収納スペースを構築する際に頭の片隅に入れておきたい着回しサイクル促進計画についてご紹介したいと思います!
色んな収納方法がありますが、服の量と収納場所のキャパによるところが大きいと思いますので、自分にとって心地良いやり方でいいと思います。
それよりも何よりも大事なのは、実際に服を収納する前のプランニングなのです?
2018年11月17日
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