「ガロファロ」って正直、初耳でした。
海外のパスタメーカーにそんなに精通しているわけではないですが、イタリアだと、コストコでも販売しているバリラ、スーパーでもよく見るブイトーニやディチェコあたりは知っていましたが、ガロファロはコストコで初めまして。
ガロファロ社はー
1789年創業。イタリアのナポリ近郊にある“パスタ発祥の地”にある老舗企業だそうです。パスタ大国イタリアにあって、200年以上も続く伝統あるパスタメーカーのようですね。
「オーガニック」は商品名だけにあらず。パッケージにはちゃんと「有機JASマーク」がついています。写真では見えにくいですが、白いロゴの下に、イタリアの認定機関「CCPB」が明記されています。
“美食の国”の認定機関が認めるオーガニック。安心して食べられるのもうれしいところです。
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名称:有機スパゲッティ
原材料名:有機デュラム小麦のセモリナ
原産国名:イタリア
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※一部抜粋
コストコでは500g×8袋セットで販売されています。計4㎏。確かに、カートに乗せるとき重かったもんね。
値段は1428円(購入時)。
1袋あたり、約178円。1g=2.8円。
買い物ついでに近所のスーパーをチェックしてみると、ちょうどパスタの特売中。国産ですが、オーマイのスパゲッティが300gで127円(1g=2.3円)、マ・マーが600gで300円(1g=2円)。
国産の特売価格と比べるたら割高になっちゃういますが、オーガニックであることとを考えれば、むしろお得のようにも思えます。それに、魅惑のモッチモチ食感ですしね。ここは「味」で判断いたしましょうか。
大量買いする場合、気になるのが賞味期限ですよね。
ガロファロのオーガニックスパゲッティは「2年間」はあるようです。
今回は姉と半分コにしたので、ひとり4袋ですが、収納するスペースさえあれば、2年間で8袋は余裕で消費できる量だと思います。
さあ、いよいよ「味」についてです。
ガロファロのスパゲッティを触ってみると、表面がザラザラしています。これが特長のひとつ。この「ざらつき」によってソースがからみやすくなっているそうなんです。
かみしめるほどに小麦の味がしっかりとして味わえるところも好きです♡
ガロファロのスパゲッティの場合、約1.9㎜と麺が太いので、アルデンテよりも、しっかりと麺の中心まで火を通したほうが、最大の魅力であるモッチモチ食感になると思います。
袋の表示ではゆで時間は「11分」なんですが、個人的にはちょっと長めがおすすめ。プラス3~4分ぐらいでしょうか。
ソースにからめて再び加熱するレシピの場合は「11分」でOKだと思います。
※ゆで時間についてはメシ子的見解です。
ガロファロのスパゲッティのおいしさを堪能するなら、ソースはシンプルにトマトソースでいくのがよろしいかと思うのです。
同じくコストコで見つけた私のお気に入り、「クラシコパスタソース」のトマト&バジルで、シンプルなトマトソースパスタをおすすめですよ。
ガロファロに出会ってから、思いつくレシピのほとんどが、材料少なめのシンプルなものばかり。モッチモチ食感を堪能するためにはシンプルが一番です。
これもそのひとつ、「ズッキーニのレモンバターソース」です。
【材料(1人分)】
・ズッキーニ(中)…1本
・ニンニク…1/2カケ
・バター 10g
・ガロファロ・オーガニックスパゲッティ…80g
・スパゲッティのゆで汁…お玉2杯分
・レモン汁…大さじ1
・塩、コショウ…適量
・レモンの輪切り…1枚
【つくり方】
①スパゲッティをゆでるお湯を沸かす。
※麺をゆでるときの塩の量はお湯の1%
②フライパンにバターを入れ中火にかける。
③②にみじん切りにしたニンニクを入れ、香りが出るまで炒め、千切りにしたズッキーニを加えて中火で炒める。塩少々で味を調える。
④スパゲッティをゆでる。お湯に塩(お湯の1%、分量外)を入れ、表示の時間よりも3~4分長めにゆで、しっかり麺に火を通す。ザルに取って軽く湯切りする(ゆで汁は取っておく)。
⑤③に④を加え、中火にかけて手早く混ぜる。途中にスパゲッティのゆで汁を加え、フライパンをあおってソースを乳化させる。最後にレモン汁を加えて2、3回フライパンをあおって混ぜる。
⑥皿に盛り、レモンの輪切りを飾る。
最後のレシピです。今回のイチオシがこれ!
ガロファロのスパゲッティのモッチモチな食感。これはパスタというよりも、うどんとか、ちゃんぽん麺にも近いような…。
そこで、ピコン!とひらめいたわけです。
和風こそ、合うかも!
そんな妄想からつくってみたのが「納豆カルボナーラ」。
納豆&卵のソースとスパゲッティをよーくかき混ぜるうちに、ふわふわっと泡立って、これってまるでカプチーノ?? そんなわけで、スカした命名をお許しください。(別名、釜玉うどん仕立てw)
ワタシは大粒の納豆が好きですが、小粒でもひきわりでも、お好きな納豆でOKです。バターは、納豆やしょう油など和の食材と相性がよいですよね。
まずは、スパゲッティをゆでるためのお湯を沸かし始めてください。
【材料(1人分)】
・納豆(付属のタレ、カラシも使用)…1パック
・卵…1個
・しょう油…小さじ1
・ガロファロ・オーガニックスパゲッティ…100g
・バター…100g
・カイワレ大根…1/4パック
ボウルに納豆を入れ、よーくかき混ぜます。
もともとワタシは魯山人バリに納豆をいっぱい“かき混ぜる派”。糸をたくさん立てた方が、口当たりもいいし、おいしくなるような気がするんですよね~
ほどよきところで、納豆についているタレとカラシを加えて、またよーく混ぜます。
カラシを入れたほうが断然おいしいです!
ワタシはチューブのカラシを追加しております。
生卵を投入!
カラザは箸でつまんで取り除いてくださいね。
しょう油もこのタイミングで入れます。
ソースはこんな感じです。
ソースが完成したら、カイワレ大根を4等分ぐらいに切ります。
このあたりでスパゲッティをゆでるお湯が沸くころです。スパゲッティがゆで上がったら、一気に仕上げていくので、ソース、カイワレ大根は事前に用意するのが、おいしくつくるコツです♪
沸騰したお湯に塩(分量外※)を入れ、スパゲッティを入れます。再び沸騰したら、写真のように小さな泡が出る程度の中火にして13~15分程度ゆでます。
※塩の量はお湯の1%、と言われておりますが、ワタシはいつもテキトーです。
スパゲッティがモッチモチにゆで上がったら、いったんザルにとって軽く湯切りします。別のボウルに麺を入れ、バターをよくからめます。
④のスパゲッティを、ソースが入ったボウルに加え、よーくかき混ぜます。菜箸を使って空気を含ませるようにかき混ぜて、カプチーノのようなきめ細やかな泡を立てるとGoodです♪
味を見て、塩気が足りないようだったら、しょう油を少し加えるなどお好みで調整してください。
盛りつけはトングを使うと上手にできますよ。
トングで麺をつかみ上げて、お皿の中央にひねりながら丸く、高く盛りつけます。
仕上げにカイワレ大根をこんもりと乗せたら完成!
フォークよりもお箸で、行儀悪いけどズルズルっとソースをからめながら食べると…
うーーーまーーーいーーー♪
お試しあれ~(^_-)-☆
もう説明は要りません。
ガロファロのオーガニックスパゲッティは、わが家の常備パスタに認定します!
長文におつきあいいただきましてありがとうございます!
私の“ガロファロ愛”はしばらく続きそうです。みなさん、おすすめですよ!
<「納豆カルボナーラ」のコツ★>
パスタ調理はスピード勝負!
文中でも触れておりますが、ソース、トッピング、お皿、テーブルセッティングを完了させておきましょう。そうすれば、ベストなタイミングでズルズルっといただけますよ♪
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