もめん豆腐はフライパンで乾煎りします。油は引かず、豆腐をくずしながら強火にかけて水分を飛ばしていきます。
※強火ですが、フライパンの底から火がはみ出ない程度の火加減で。
豆腐は水分がなくなってくると、パチパチと弾けるのでご注意を。
ひき肉のようにポロポロになるまで煎ったら、オリーブオイルを加えます。中火にして、豆腐に香ばしい焼き色がつくように炒めます。
きつね色になったら「ひき肉もどき」が完成。いったん取り出しておきます。
このパスタのもうひとつの主役が、クラシコパスタソースのトマト&バジル。これは、わが家の定番パスタソースです。
トマトやタマネギの食感が残っていて、野菜の甘みが感じられるところが好きです。塩気が強くないのでパスタはもちろんですが、調味料としても重宝しております。
豆腐を取り出した後のフライパンをさっと拭いて、トマトソースを入れて中火にかけます。
沸騰したら、乾煎りした豆腐を戻し入れ、再度、中火で煮詰めます。ソース全体の水分を飛ばして、うま味を凝縮させます。
<メシ子流★隠し味>
ここで「隠し味」を投入します。
味にメリハリをつけるために「お酢」で酸味を追加するのが、メシ子流です。お酢は煮詰めるとツンとした角が取れて、ほどよい酸味とうま味になります。
さらに今回は豆腐を使っているので、大豆つながりで「味噌」もほんの少し。
「えーーーーー、イタリアンなのに味噌??」と思ってます? しっかりと発酵熟成された田舎味噌は酸味があって、トマトとの相性もすごく良いんです。ただし、入れすぎると台無しになるので、興味のある方はちょっとずつ試してみてくださいね。
パスタはお好みのものでOK。袋の表示通りにゆでます(ゆで汁はとっておく)。
※わが家の定番は「ガロファロ」の「オーガニックスパゲッティ」。このモッチモチの食感を一度味わうと、もう浮気はできませぬ♡
パスタの盛りつけって、意外とむずかしいと思いませんか。
<パスタの写真映えする盛りつけ方>
ポイントは「高さ」。上に上に積み重ねるように盛りつけていきます。
麺は2回にわけて盛ります。まず、トングで全量の2/3ぐらいをつかみ上げ、お皿の真ん中にひねりながら円を描くように高く、コンパクトに盛ります。残りの1/3も、やや小さめの円を描きながら重ねていきます。全体が山型になるように盛りつけるのがコツです。
具はスプーンで取り、“パスタ山”の頂上からこぼし気味に盛りつけると……おおおお、かっこいい!
仕上げにパセリのみじん切りを、山頂からこぼすようにふりかけます。ここで大事なのは「パセリまかせ」にすること。高い位置からふりかけることで、ナチュラルな「散らし」が実現します。
オリーブオイルもたらりとひとまわし。すでに“シェフ気取り”。調子に乗ってます。
うちでは彩り用にパセリのみじん切りを常時、冷凍保存しています。やっぱり緑色があると料理って映えますよね♪
コツは、豆腐の乾煎りを丁寧にすること。
ここでしっかりと水分を飛ばし、その後にオリーブオイルで香ばしく炒めてください。
お豆腐だから低カロリーだし、本物のミートもびっくりのおいしさです。トマトと味噌の相性も良いので、ぜひトライしてみてくださいね。お試しあれ~♪
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