レンガの中に配線BOXを隠すやり方!

レンガの中に配線BOXを隠すやり方!
投稿日: 2017年4月4日 更新日: 2017年4月4日
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2016'9月より参加させて頂きました。 2013'7月に現在のリフォーム済み...
塗り壁フェンスDIYで壁面にレンガ装飾、抜き窓にアイアンパネル、前面にはアンティークウォールランプを取り付けていきますが、この中でランプを取り付ける為に使う中継BOXですが中々良い取り付け場所が無く困ってしまいますよね~!!

そもそも配線の中継BOXとは!?
ブロック塀の壁面に2ヶ所ランプを付けるのですが、メイン電源から引く配線が一本なので
これを塀の中に通した二本の配線に分配する時にこの中継BOXの中で分配するのに使います。

中継BOX内で途中分配する事でトラブル時のメンテナンスや配線の増設等の作業が発生した場合、この部分で作業できるので数十メートルの電線を全て点検しなくても良くなります。

がっ!!しかし・・・
この中継BOXはプラスチックや金属製で出来ている物が多く、サイズもそこそこな大きさが有ります。
プラスチックや金属の四角なBOXが見えてしまうとせっかくの塗り壁も美観を損ないますね( ノД`)シクシク…


そこで壁面に装飾するレンガの中にこの中継BOXを隠してしまいましょう~~~!
と言う事で・・・

今回は私がやった『張りレンガの中に配線用の中継BOXの隠し方』をご紹介しますね(^_-)-☆

材料

  • レンガ(スライス加工した物色々) :必要数
  • 中継BOX(プラスチック製) :1個
  • 配線配管資材(継手・パイプ・ネジ等) :必要個数
  • レンガ張付け用資材一式 :モルタル等

配管の処理

配管の処理

今回の配線分配は二つのランプ専用なので最短のブロック壁面に中継BOXを付けて行いました。

1.ブロックの中を通しておいた配線用配管をブロックより3㎝くらい出た所でカットします。
(カッター等で容易にカットできます)

2.配管とブロックの隙間にコーキング材でシールします。

3.一旦中継BOXをあてて取り付け穴の位置を確認し、えんぴつ等で印を付けます。

4.印を付けた所にコンクリートドリルを使って穴を開けプラグと言うナイロン製のネジ受けをコーキングを塗ってこの穴に押し込んでおきます。

中継BOXの取付

中継BOXの取付

1.中継BOXをステンレスネジで取り付けます。

2.BOXの取付が水平になる様に水平器で確認してネジをしっかり締め固定します。

3.BOXの穴から通した配管の端とBOXに隙間が出来ますので、ここもコーキングをして隙間を埋めます。

4.今回はこのBOXから下方向にパイプを出し、地下に埋めて引き回しをしていくので、専用のパイプ継手を取り付けその隙間もコーキングをしておきます。

配管引き廻し

配管引き廻し

専用継手を経てパイプを繋ぎますが、基礎の部分が邪魔になってしまうのでここの部分をドライヤー又はヒートガンを使いパイプを温めて曲げ、画像の様に逃がしました。

※配管パイプは塩ビ管なので温めると曲げる事が出来ます。


中継BOX→継手→曲げ加工したパイプ→L字パイプ→継手→蛇腹パイプの順で繋ぎました。

蛇腹パイプはこのまま家屋側まで地下埋するので、必要な長さより長めでカットしておきます。

中継BOXの周りのレンガ張り

中継BOXの周りのレンガ張り

中継BOXの蓋を締め汚れが入らない様にして、BOXの厚さより1㎝程厚くカットしたレンガを張り付けてBOXの周りを囲んでいきます。

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中継BOXの周りのレンガの様子

中継BOXの周りのレンガの様子

スライスしたりカットしたレンガの余りを使ったり新たにカットしたりして、デザインを見ながら張りつけが終わりました。

ここも横目地は揃え、縦目地はランダムです。


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中継BOXの蓋にスライスレンガを取り付け

中継BOXの蓋にスライスレンガを取り付け

1.レンガをスライスする前にBOXのネジ穴をレンガに書き写し、あらかじめコンクリートドリルを使ってレンガにネジの頭より一回り大きな穴を開けておきます。

2.BOXの周りに張ったレンガの蓋が付く部分の寸法を測り、目地分1㎝を引いたサイズで厚さも合うようにネジ用の穴を開けたレンガをスライスしていきます。

3.今回はBOXより周りのレンガを1㎝厚くしておいたので1㎝厚でスライスレンガを造りました。

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BOXの蓋にレンガ接着用の穴開け加工

BOXの蓋にレンガ接着用の穴開け加工

スライスしたレンガはBOXの蓋にコンクリートボンドを使って張りつけます。

より接着が強力になる様蓋に適宜穴開けをして、接着剤が食い付くようにしておきます。

蓋の表面はグラインダーを使って薄っすら傷を付けておきます。

傷を付ける事でボンドの食い付きが良くなります。

BOXの蓋にレンガ張付け(裏面からの画像)

BOXの蓋にレンガ張付け(裏面からの画像)

蓋に開けた穴からボンドが出る位にして乾燥させます。

ボンドがしっかり固まるまで動かさない様にして下さいね!!

BOXの蓋にレンガ張付け(表面からの画像)

BOXの蓋にレンガ張付け(表面からの画像)

張り付けたレンガの目地はBOXの周りに張ったレンガの横目地に合う様サイズ合わせしておきました。

同一素材を使うことによって張りレンガの中に溶け込み、そこに中継BOXが付いているのが分からない様にしてみました(^_^)v

中継BOX隠しの完成で~す!

中継BOX隠しの完成で~す!

蓋の部分の目地に蓋の白い色が見えていますが、周りの目地にも同色の目地材を込んでいくので、蓋の部分は目立たなくなります。

今回中継BOXを壁面に付けたのは、前面にBOXがあるとメンテナンスが非常にやりやすいからです。

もっとベストな方法もあるかもしれませんが、同一素材の中にこの様なBOXを隠す方法として参考になれば幸いです!

中継BOXからの配線の引き回し

中継BOXからの配線の引き回し

最後に・・・

壁面側が完成したので、家屋に向かって配管を埋めていきます。



コツ・ポイント

内装もそうですがせっかくのDIY・リノベーションしても配線や配管などが見えていたりしたら残念ですよね!!

ここはじっくり時間を掛けて利便性や外観の美観も考慮してしっかりと作る事で
ワンランク上のDIYライフが送れます。

最後までお読み頂きありがとうございました。
皆さんも楽しいDIY Lifeを!!!(^_-)-☆


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