今回は塗り壁用の下地、ブロック塀に自作したスライスレンガを張りつけて装飾していきます。
私が良く行くホームセンターで取り扱っているメーカーのタイル張り付け用モルタルです。
タイル張り付け用モルタルは
専用骨材や混和剤等々張り付けるのに適した配合で出来ています。
塗った感じはもっちり、ねっとりって感じです!?
使い方は練りバケツ等に必要分セメント粉を出し、水を少しづつ混ぜながら練り込んでいきます。
練り加減はコテにモルタルを取り、逆さまにした時に流れ落ちない程度でパサつかない位です。
中々文章では分かりづらいですが1~2枚分を先に練って、試しに張ってみると大体の練り加減が分かります。
張った後に直ぐに剥がれ落ちない程度がベストです!
まずは練ったモルタルをコテにすくい取り、レンガに塗っていきます。
モルタルを付ける前には、必ずレンガと貼り付け部分の壁面を水で湿らせておいて下さい。
レンガは水を張ったバケツやトレイに漬け、気泡が出なくなる程度に水を含ませます。
壁面は刷毛やブラシ、ローラー等を使って湿らせます。
(この時モルタル接着増強剤を併用すると張り付け強度が上がります)
モルタルの塗りつけ量は最初は大目に塗って試し、最適な量を決めて下さい。
モルタルを付けたレンガを軽く壁面に付け、揉みつけるように押さえて
レンガの周りからモルタルがはみ出す位に押し付けていきます。
スライスレンガ位の重さならこれだけでもう落ちません。
更にモルタル内の空気を抜くように、鏝(こて)の柄やゴムハンマーで『コンコンッ』と優しく叩いて
モルタルがはみ出る位で定着させます。
位置ずれ防止の為レンガ下側に添え木をしてあります。
前画像にある様にレンガの周りにモルタルがはみ出します。
完全に固まる前に余分なモルタルを目地鏝などでかき取り、レンガに付いてしまったモルタル汚れは水で濡らしたブラシや刷毛できれいにしておきましょう!
拭き取りの目安はレンガが動かなくなる位でモルタルの固まり始めが良いです。
気温にもよりますが、おおよそ30分~1時間位が良いと思います。
固まるまでに時間があるので焦らずに、しっかり汚れを取っておきます。
(夏などの炎天下の場合は固まるのが早いので注意が必要です。)
普通サイズのレンガを自作スライスして、いよいよ塗り壁壁面に張り付け!!
緊張しますね!!
でも出来上がりを想像するとワクワクもしますね~♪
横目地は10mmで、レンガ形状やサイズはバランスを見ながらランダム張りです!
1枚づつレンガの淵に水平器を置きながら横方向は水平を出します。
こうする事でバランスが良く見えます。
縦方向は十文字の目地が出来ない様にランダムに張っていくとラフさがいい感じで出ます。
割れてしまったレンガや端切れのレンガも無駄なく使えて経済的ですね!!
デザインはイメージ図で描いたように進めていきました。
本物のレンガを使う事で周りの風景に自然に溶け込み、時と共にその肌を変化させていきます。
時間が経つにつれいい味が出てきますのでお勧めの素材の一つですね!
レンガを薄くスライスするには道具も必要になりますが、レンガ専門店等や石材屋さんではスライスをして頂ける所もありますので利用してみるのも良いですね。
スライスしたレンガは重量も軽くなりますので比較的簡単に張る事が出来ます。
是非挑戦してみて下さいね('◇')ゞ
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