二人目が生まれてから、上の子を可愛くないと思ってしまう現象は、実は多くのママが感じているそうです。責任感の強いママほど、その感情の変化に、罪悪感を抱いていて苦しんでいるそうです。
上の子に対するネガティブな感情が起こらなくても、下の子と上の子への感情に差ができてしまったと悩むママも。
上の子に対する感情が変化してしまうのは「上の子かわいくない症候群」という言葉があるくらい、よくある現象なんだそうです。
しかし、この状態は一時的なものなので、安心してください。
「上の子をかわいくない」と感じてしまうのはなぜなんでしょう？
赤ちゃんというのは小さくて弱い存在。親は産んだときから「守らなくては」と強く思うものですね。ただ小さいというだけで可愛さも格別。当たり前ですが、反抗的な態度もしません。
一方、上の子は下の子にママを取られたという寂しさから、わがままや反抗が増えがち。赤ちゃん返りすることも多いですよね。
ママは産後忙しく身体がまだ回復途中。なかなか余裕もありませんから、上の子の甘えたい気持ちを受け止める余裕がなく、上の子の態度にイライラしてしまうのも仕方のない状態なんです。
でも心の底から上の子をかわいくないと思っているわけではありません。まずは、自分を責めるのをやめましょう。
「上の子がかわいくない…」と感じてしまったら、旦那さんや、実家に協力してもらい、上の子と二人だけで過ごす時間を作ってみましょう。公園に出かけてもいいですし、買い物に行くのだって構いません。とにかく、上の子だけを見る時間を作るのです。
下の子と一緒だと、つい上の子を、大きいと思ってしまうものです。でもよく考えてみたら、上の子だってまだ子供。急にお兄ちゃんやお姉ちゃんになって、大きく見えているだけなのです。
二人ででかけ小さな手を握っているとその小ささを実感できるでしょう。上の子への気持ちをリセットできますよ。
上の子がかわいくない…と感じてしまった時の対処法をご紹介しました。いかがでしたか。
下の子が生まれるとどうしても上の子は「ママをとられた」と思ってしまいがち。でもママが意識して上の子を大切に扱うと、上の子も気持ちに余裕ができて下の子をかわいがってくれるようになるそうですよ。
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出典元:東京ガス「ウチコト」
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