メイソンジャー(Ball社のもの)でも生地を焼くことが出来ます。
ジャーの内側にペーパーなどでサラダ油を薄く塗っておき、生地を入れます。
生地の分量(240mlのジャーに1/4ずつ入れる)
全卵 1個
砂糖 32g
薄力粉 30g
生地の作り方はこちら
ジャーで焼く利点は、カットが簡単なこと。
ただし、ジャーが耐熱タイプじゃない場合はオーブンでの焼成は不向きです。
また、急激な温度変化で割れるものもあるので、お使いのものが焼成にむいているかどうかお手持ちのジャーの確認が必要です。
生地は以前ご紹介した天板で焼いてもOKです。
天板で焼く利点は、ジャーの消毒などの用意や洗う手間が一度で済む点です。
ジャーの数が少ないと焼いてからまた洗って消毒する手間がかかりますので、どちらの方法で行うかはお好みや状況によって選択してくださいね。
焼いて冷めてからジャーから外します。
ジャーから外しにくい場合は、パレットナイフやディナーナイフをジャーと生地の間に入れて一周させてからひっくり返すと外れます。
天板で生地を焼いた場合は、上記の記事同様にキッチンばさみでカットします。
生の桃を使用する場合、桃は色が変わりやすいので、
製菓では「グラサージュ」というものを使うことが多いですが、ゼリー液やアガーを使って代用できます。
今回は手に入りやすいゼラチンを使いました。
固まる前の常温の状態のゼリー液に桃を入れるといいです。
ゼリー液
ゼラチン 1.5g
お湯(沸騰させたもの) 40cc
砂糖 30g
沸かしたお湯をボールに入れて、砂糖を入れて溶かし、ふやかしたゼラチンを入れてよく混ぜて溶かしておきます。
トマトの湯むきみたいに桃をむくときれいにむけます。
上の割れ目にナイフで少し切込みを入れて置きます。
ボールに沸かしたお湯を入れて、桃を入れたら、やさしくゴムべら等の傷つきにくい素材で転がしながらまんべんなく湯につけます。
桃をやさしく一度お皿などに引き上げたら、今度はボールに氷水を作って、その中に入れます。
切込みを入れたところが割れるので、そこからやさしく両側に皮をむくと面白いようにつるんとむけます!
桃は上に飾る大きめのカットと、ダイス状のカットにしたサンド用と2種類に切り分けて、ゼリーの中に入れてよくからめます。
お好みの口金をセットした絞り袋に生クリームを入れます。
生クリームの分量
生クリーム 150cc
砂糖 30g
バニラエッセンスまたはキルシュなど お好みで少々
生クリームは8分立てに泡立てておきます。
ホイップ済みの市販のものでもOK
ジャーにカットしたスポンジ生地を入れて、上に桃を均等に入れたら、間に生クリームを絞って、生地をのせて、また間に桃と生クリームを絞ってと3段生地を重ねます。
今回は上側を星口金で絞っていますが、お好みのものでOK。
せっかくの桃は大きなカットのままのせました。
しばらく冷やして置くとおいしいですし、
今回のような少し出るぐらいの盛り付けをする場合はサーブする直前に。
生地をジャーで焼くか、天板で焼くかはお好みで。
ジャーで焼くとカットは楽ですが、ジャーが多めにない場合は焼いた後にまた洗って消毒しないといけなかったりするのと、煮沸消毒できない耐熱ではないタイプには不向きです。
ジャーで焼くのと天板と両方してみた感想は、ジャーで焼くとぴったりサイズで生地が焼けるという利点があり、天板で焼く方がジャーを何度も洗ったりしなくていいという利点もありました。
ジャーに生地を入れる場合はジャーの半分以上入れてしまうと生地が膨らんだときにあふれてしまうので注意です。
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