プレスリリース
【満員電車調査】夏の脇汗・体臭が気になるシーン1位は「通勤ラッシュ」78.3%|300名調査で判明した朝のニオイ対策の実態
医療法人社団鉄結会
2026.05.22
緊張で脇汗が止まらない人の87.0%が「何らかの対策をしているが効果を感じない」と回答|皮膚科医が教える根本的な汗対策とは
【結論】本調査のポイント
結論から言うと、満員電車での汗対策は制汗剤だけでは不十分なケースが多く、緊張性発汗がある方には医療機関での治療が効果的です。朝に脇汗をかきにくくするには前日夜の制汗剤塗布が有効ですが、効果が限定的な場合はボトックス注射やミラドライなどの医療的アプローチが推奨されます。制汗剤は一時的な汗の抑制、多汗症治療は汗腺そのものへのアプローチという根本的な違いがあります。
・通勤ラッシュの満員電車で脇汗・体臭が気になると回答した人は78.3%
・制汗剤を毎日使用しているにも関わらず効果を感じない人が42.7%存在
・緊張すると脇汗が出ると自覚している人の87.0%が対策に満足していない
用語解説
■ 精神性発汗(緊張性発汗)とは
精神性発汗とは、緊張やストレスなどの精神的要因によって引き起こされる発汗現象である。主に手のひら、足の裏、脇の下に現れ、交感神経の過剰な活性化が原因とされる。通常の体温調節のための発汗とは異なり、心理的状態に左右される特徴を持つ。
■ ミラドライとは
ミラドライとは、マイクロ波を用いて汗腺を破壊する多汗症・腋臭症治療法である。皮膚を切開せずに汗腺(エクリン腺・アポクリン腺)を熱で破壊し、汗とニオイを同時に軽減できる。FDA(米国食品医薬品局)承認の治療法で、一度破壊された汗腺は再生しないため長期的な効果が期待できる。
■ 原発性腋窩多汗症とは
原発性腋窩多汗症とは、明らかな原因疾患がないにもかかわらず、脇の下に過剰な発汗が生じる疾患である。日本では人口の約5.75%が罹患しているとされ、保険適用で治療可能な疾患として認知されている。
脇汗対策の方法別比較(制汗剤・ボトックス・ミラドライ)

※当院監修医師の2,000件以上の腋臭症治療実績に基づく数値です。効果には個人差があります。
医療法人社団鉄結会が運営するアイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)は、全国の20~50代の男女300名を対象に「夏の脇汗・体臭に関する意識調査」を実施しました。本調査では、満員電車をはじめとする日常生活における汗・体臭の悩みの実態と対策状況を明らかにし、皮膚科医の視点から効果的な対策方法を解説します。
調査背景
気温が上昇し始める5月から、通勤ラッシュ時の満員電車における脇汗・体臭への関心が高まります。特に都市部で働くビジネスパーソンにとって、汗やニオイの問題は周囲への配慮という観点からも大きなストレス要因となっています。当院には毎年この時期から汗・ニオイに関する相談が急増することから、実際にどのようなシーンで悩みを抱えているのか、どのような対策を講じているのかを把握するため本調査を実施しました。
調査概要
調査対象:全国の20~50代で通勤・通学時に公共交通機関を利用する男女
調査期間:2026年5月1日~5月10日
調査方法:インターネット調査
調査対象人数:300名
調査結果
【調査結果】約8割が「通勤ラッシュの満員電車」で脇汗・体臭を最も気にしている
設問:夏場に脇汗・体臭が最も気になるシーンはどこですか?

通勤ラッシュの満員電車が圧倒的多数を占めており、密閉空間で他者との距離が近いことが心理的プレッシャーとなっていることが伺えます。特に夏場は薄着になるため、汗ジミやニオイが周囲に伝わりやすいという不安が強まると考えられます。
【調査結果】市販の制汗剤・デオドラントが67.0%で最多も、4割以上が効果に不満
設問:通勤時の脇汗対策として現在行っていることは何ですか?(複数回答可から最も重視するもの)

市販の制汗剤に頼る人が大多数ですが、後続の設問で明らかになるように、その効果に満足している人は半数以下です。根本的な解決にならないまま毎日の対策を続けている実態が浮き彫りになりました。
【調査結果】制汗剤使用者の42.7%が「効果を感じない」と回答
設問:現在使用している制汗剤の効果に満足していますか?

「あまり効果を感じない」「まったく効果を感じない」を合わせると42.7%に達しており、市販品では対処しきれないケースが少なくないことがわかります。特に多汗症の傾向がある方は、医療的なアプローチを検討する価値があることを示唆しています。
【調査結果】82.3%が「緊張すると脇汗が増える」と自覚している
設問:緊張やストレスを感じると脇汗が増えると感じますか?

8割以上が精神性発汗を自覚しており、満員電車という緊張を伴う環境が発汗を悪化させる悪循環を生んでいることがわかります。この精神性発汗は自律神経の働きによるもので、意識してコントロールすることが難しいため、医療的なアプローチが有効なケースが多いです。
【調査結果】医療機関での治療を「知らない・詳しく知らない」人が63.7%
設問:脇汗・多汗症の医療機関での治療について知っていますか?

6割以上が医療機関での治療について十分な知識を持っていないことが明らかになりました。ボトックス注射やミラドライなど、効果的な治療法が存在するにもかかわらず、認知度の低さから選択肢として検討されていない現状があります。
調査まとめ
本調査により、通勤ラッシュの満員電車が最も脇汗・体臭を気にするシーンであること、多くの人が市販の制汗剤で対策しているものの4割以上が効果に不満を感じていること、8割以上が緊張による発汗増加を自覚していることが明らかになりました。一方で、医療機関での治療については6割以上が詳しく知らないと回答しており、効果的な治療法の認知向上が課題であることがわかりました。
医師コメント|アイシークリニック 高桑康太医師
当院監修医師の2,000件以上の腋臭症・多汗症治療経験から申し上げると、制汗剤で効果を感じられない方の多くは、原発性腋窩多汗症や精神性発汗の傾向があり、医療的なアプローチで劇的に改善するケースが非常に多いです。
今回の調査で78.3%の方が通勤ラッシュの満員電車で脇汗・体臭を気にしていることがわかりましたが、これは非常に理解できる結果です。密閉空間で他者との距離が近く、逃げ場がない状況は、精神性発汗のトリガーとなりやすい環境です。
緊張すると脇汗が出る原因は、交感神経の過剰な活性化にあります。本来、発汗は体温調節のための生理現象ですが、精神的ストレスによっても同様の反応が引き起こされます。特に脇の下はアポクリン腺とエクリン腺が集中しており、緊張時に活発化しやすい部位です。
朝に脇汗をかきにくくするためには、前日の夜に制汗剤を塗ることが効果的です。これは就寝中に汗腺の出口に蓋をする成分が浸透しやすいためです。しかし、これでも効果が不十分な場合は、ボトックス注射やミラドライといった医療的な治療を検討することをお勧めします。
日本皮膚科学会の原発性局所多汗症診療ガイドラインでは、生活に支障をきたすレベルの多汗症に対しては、段階的な治療アプローチが推奨されています。まずは塩化アルミニウム外用から始め、効果不十分な場合はボトックス注射、さらに根本的な解決を望む場合はミラドライや手術という選択肢があります。
【エビデンス】日本皮膚科学会の原発性局所多汗症診療ガイドラインでは、原発性腋窩多汗症の有病率は約5.75%とされています。当院監修医師の2,000件以上の治療実績においても、適切な治療を受けた患者様の90%以上が生活の質の改善を実感されています。
満員電車での脇汗対策3つのポイント
・制汗剤は朝ではなく前日の夜(就寝前)に塗布すると効果が高まる
・通気性の良いインナーと速乾性のある素材の服を選ぶ
・効果が不十分な場合は多汗症の可能性を考え皮膚科を受診する
医療機関での治療を検討すべきサイン
・制汗剤を毎日使用しても汗ジミができてしまう
・緊張する場面で必ず脇汗が気になり集中できない
・脇汗のことが頭から離れず日常生活に支障をきたしている
高桑 康太(たかくわ こうた)医師
皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
・ミラドライ認定医
臨床実績(2024年時点、累計)
・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上
・腋臭症治療:2,000件以上
・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
略歴
・2009年 東京大学医学部医学科 卒業
・2009年 東京逓信病院 初期研修
・2012年 東京警察病院 皮膚科
・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科
・2019年 アイシークリニック 治療責任者
監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
よくある質問(Q&A)
Q1. 満員電車での汗対策で最も効果的な方法は何ですか?
A. 市販の制汗剤に加え、精神性発汗への対策として呼吸法やリラックス法を組み合わせることが効果的です。
本調査では67.0%の方が市販の制汗剤を使用していますが、42.7%が効果を感じていないと回答しています。制汗剤を前日夜に塗布する方法で効果が高まりますが、それでも不十分な場合は精神性発汗の可能性があります。深呼吸やマインドフルネスで緊張を和らげる工夫と併用し、根本的な解決には医療機関での相談をお勧めします。
Q2. 朝に脇汗をかきにくくする方法はありますか?
A. 制汗剤を前日の就寝前に塗布することで、朝の発汗を抑える効果が高まります。
制汗剤に含まれる塩化アルミニウムなどの成分は、汗腺の出口に蓋をする働きがあります。就寝中は発汗量が少ないため、この成分が汗腺に浸透しやすくなります。また、朝食でカフェインや辛いものを避けることも発汗抑制に効果的です。本調査で82.3%が緊張時の発汗増加を感じていることから、朝の時間に余裕を持つことも重要です。
Q3. 制汗剤と多汗症治療の効果の違いは何ですか?
A. 制汗剤は汗腺の出口を一時的に塞ぐ対症療法、多汗症治療は汗腺そのものにアプローチする根本治療という違いがあります。
制汗剤の効果持続は数時間~1日程度で、発汗量の軽減も20~30%程度にとどまります。一方、ボトックス注射は神経から汗腺への信号伝達を遮断し4~9ヶ月効果が持続します。ミラドライはマイクロ波で汗腺を破壊し、一度破壊された汗腺は再生しないため半永久的な効果が期待できます。本調査で制汗剤に満足していない42.7%の方には、医療的アプローチが有効な可能性があります。
Q4. 通勤中のニオイケアで医師がおすすめするグッズはありますか?
A. 塩化アルミニウム配合の制汗剤と、殺菌成分を含むボディシートの組み合わせが効果的です。
市販の制汗剤の中でも、塩化アルミニウムを13%以上含むものは制汗効果が高いとされています。また、ニオイの原因は皮膚常在菌が汗を分解することで発生するため、殺菌成分(イソプロピルメチルフェノールなど)を含むボディシートでの拭き取りも有効です。ただし、これらはあくまで対症療法であり、根本的な解決には医療機関での治療が必要なケースもあります。
Q5. 緊張すると脇汗が出る原因は何ですか?
A. 交感神経の過剰な活性化により、本来体温調節用の発汗システムが精神的ストレスでも作動してしまうことが原因です。
本調査では82.3%が緊張時の発汗増加を自覚しており、これは精神性発汗と呼ばれる現象です。人は緊張すると交感神経が活性化し、「闘争か逃走か」の反応として汗をかきます。特に脇の下はアポクリン腺とエクリン腺が集中しているため、この反応が顕著に現れます。意識してコントロールすることが難しいため、重度の場合はボトックス注射などの医療的介入が効果的です。
放置のリスク
・脇汗への過度な不安から社交的な場面を避けるようになり、仕事や人間関係に支障をきたす可能性がある
・制汗剤の過剰使用により皮膚トラブル(かぶれ・色素沈着)を引き起こすリスクがある
・多汗症を放置することで精神的ストレスが蓄積し、うつや不安障害に発展する可能性がある
こんな方はご相談ください|受診の目安
・制汗剤を毎日使用しても服に汗ジミができてしまう
・汗が気になって仕事や日常生活に集中できない
・脇汗のことを考えると不安になり外出を避けたくなる
・家族にワキガ体質の人がいて自分も気になり始めた
クリニック案内
アイシークリニックの特徴
・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験を持つ医師が在籍
・ミラドライ認定医による施術で汗とニオイを同時に改善
・新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮の6院展開で通いやすい
・カウンセリングから施術まで一貫した体制で患者様の不安に寄り添います
アイシークリニック新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階
アイシークリニック渋谷院:東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階
アイシークリニック上野院:東京都台東区東上野3-16-5 サンク・ユービル1F
アイシークリニック池袋院:東京都豊島区南池袋2-15-3 前田ビル9階
アイシークリニック東京院:東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階
アイシークリニック大宮院:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-60 福美メディカル2階B区画
診療予約は以下より承っております。お気軽にご利用ください。
ご予約はこちら
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック新宿院 皮膚科・形成外科
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック渋谷院
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック上野院
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック池袋院
東京の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック東京院
埼玉の粉瘤・ほくろ・できもの・赤ら顔・ワキガ治療 アイシークリニック大宮院
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【結論】本調査のポイント
結論から言うと、満員電車での汗対策は制汗剤だけでは不十分なケースが多く、緊張性発汗がある方には医療機関での治療が効果的です。朝に脇汗をかきにくくするには前日夜の制汗剤塗布が有効ですが、効果が限定的な場合はボトックス注射やミラドライなどの医療的アプローチが推奨されます。制汗剤は一時的な汗の抑制、多汗症治療は汗腺そのものへのアプローチという根本的な違いがあります。
・通勤ラッシュの満員電車で脇汗・体臭が気になると回答した人は78.3%
・制汗剤を毎日使用しているにも関わらず効果を感じない人が42.7%存在
・緊張すると脇汗が出ると自覚している人の87.0%が対策に満足していない
用語解説
■ 精神性発汗(緊張性発汗)とは
精神性発汗とは、緊張やストレスなどの精神的要因によって引き起こされる発汗現象である。主に手のひら、足の裏、脇の下に現れ、交感神経の過剰な活性化が原因とされる。通常の体温調節のための発汗とは異なり、心理的状態に左右される特徴を持つ。
■ ミラドライとは
ミラドライとは、マイクロ波を用いて汗腺を破壊する多汗症・腋臭症治療法である。皮膚を切開せずに汗腺(エクリン腺・アポクリン腺)を熱で破壊し、汗とニオイを同時に軽減できる。FDA(米国食品医薬品局)承認の治療法で、一度破壊された汗腺は再生しないため長期的な効果が期待できる。
■ 原発性腋窩多汗症とは
原発性腋窩多汗症とは、明らかな原因疾患がないにもかかわらず、脇の下に過剰な発汗が生じる疾患である。日本では人口の約5.75%が罹患しているとされ、保険適用で治療可能な疾患として認知されている。
脇汗対策の方法別比較(制汗剤・ボトックス・ミラドライ)

※当院監修医師の2,000件以上の腋臭症治療実績に基づく数値です。効果には個人差があります。
医療法人社団鉄結会が運営するアイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)は、全国の20~50代の男女300名を対象に「夏の脇汗・体臭に関する意識調査」を実施しました。本調査では、満員電車をはじめとする日常生活における汗・体臭の悩みの実態と対策状況を明らかにし、皮膚科医の視点から効果的な対策方法を解説します。
調査背景
気温が上昇し始める5月から、通勤ラッシュ時の満員電車における脇汗・体臭への関心が高まります。特に都市部で働くビジネスパーソンにとって、汗やニオイの問題は周囲への配慮という観点からも大きなストレス要因となっています。当院には毎年この時期から汗・ニオイに関する相談が急増することから、実際にどのようなシーンで悩みを抱えているのか、どのような対策を講じているのかを把握するため本調査を実施しました。
調査概要
調査対象:全国の20~50代で通勤・通学時に公共交通機関を利用する男女
調査期間:2026年5月1日~5月10日
調査方法:インターネット調査
調査対象人数:300名
調査結果
【調査結果】約8割が「通勤ラッシュの満員電車」で脇汗・体臭を最も気にしている
設問:夏場に脇汗・体臭が最も気になるシーンはどこですか?

通勤ラッシュの満員電車が圧倒的多数を占めており、密閉空間で他者との距離が近いことが心理的プレッシャーとなっていることが伺えます。特に夏場は薄着になるため、汗ジミやニオイが周囲に伝わりやすいという不安が強まると考えられます。
【調査結果】市販の制汗剤・デオドラントが67.0%で最多も、4割以上が効果に不満
設問:通勤時の脇汗対策として現在行っていることは何ですか?(複数回答可から最も重視するもの)

市販の制汗剤に頼る人が大多数ですが、後続の設問で明らかになるように、その効果に満足している人は半数以下です。根本的な解決にならないまま毎日の対策を続けている実態が浮き彫りになりました。
【調査結果】制汗剤使用者の42.7%が「効果を感じない」と回答
設問:現在使用している制汗剤の効果に満足していますか?

「あまり効果を感じない」「まったく効果を感じない」を合わせると42.7%に達しており、市販品では対処しきれないケースが少なくないことがわかります。特に多汗症の傾向がある方は、医療的なアプローチを検討する価値があることを示唆しています。
【調査結果】82.3%が「緊張すると脇汗が増える」と自覚している
設問:緊張やストレスを感じると脇汗が増えると感じますか?

8割以上が精神性発汗を自覚しており、満員電車という緊張を伴う環境が発汗を悪化させる悪循環を生んでいることがわかります。この精神性発汗は自律神経の働きによるもので、意識してコントロールすることが難しいため、医療的なアプローチが有効なケースが多いです。
【調査結果】医療機関での治療を「知らない・詳しく知らない」人が63.7%
設問:脇汗・多汗症の医療機関での治療について知っていますか?

6割以上が医療機関での治療について十分な知識を持っていないことが明らかになりました。ボトックス注射やミラドライなど、効果的な治療法が存在するにもかかわらず、認知度の低さから選択肢として検討されていない現状があります。
調査まとめ
本調査により、通勤ラッシュの満員電車が最も脇汗・体臭を気にするシーンであること、多くの人が市販の制汗剤で対策しているものの4割以上が効果に不満を感じていること、8割以上が緊張による発汗増加を自覚していることが明らかになりました。一方で、医療機関での治療については6割以上が詳しく知らないと回答しており、効果的な治療法の認知向上が課題であることがわかりました。
医師コメント|アイシークリニック 高桑康太医師
当院監修医師の2,000件以上の腋臭症・多汗症治療経験から申し上げると、制汗剤で効果を感じられない方の多くは、原発性腋窩多汗症や精神性発汗の傾向があり、医療的なアプローチで劇的に改善するケースが非常に多いです。
今回の調査で78.3%の方が通勤ラッシュの満員電車で脇汗・体臭を気にしていることがわかりましたが、これは非常に理解できる結果です。密閉空間で他者との距離が近く、逃げ場がない状況は、精神性発汗のトリガーとなりやすい環境です。
緊張すると脇汗が出る原因は、交感神経の過剰な活性化にあります。本来、発汗は体温調節のための生理現象ですが、精神的ストレスによっても同様の反応が引き起こされます。特に脇の下はアポクリン腺とエクリン腺が集中しており、緊張時に活発化しやすい部位です。
朝に脇汗をかきにくくするためには、前日の夜に制汗剤を塗ることが効果的です。これは就寝中に汗腺の出口に蓋をする成分が浸透しやすいためです。しかし、これでも効果が不十分な場合は、ボトックス注射やミラドライといった医療的な治療を検討することをお勧めします。
日本皮膚科学会の原発性局所多汗症診療ガイドラインでは、生活に支障をきたすレベルの多汗症に対しては、段階的な治療アプローチが推奨されています。まずは塩化アルミニウム外用から始め、効果不十分な場合はボトックス注射、さらに根本的な解決を望む場合はミラドライや手術という選択肢があります。
【エビデンス】日本皮膚科学会の原発性局所多汗症診療ガイドラインでは、原発性腋窩多汗症の有病率は約5.75%とされています。当院監修医師の2,000件以上の治療実績においても、適切な治療を受けた患者様の90%以上が生活の質の改善を実感されています。
満員電車での脇汗対策3つのポイント
・制汗剤は朝ではなく前日の夜(就寝前)に塗布すると効果が高まる
・通気性の良いインナーと速乾性のある素材の服を選ぶ
・効果が不十分な場合は多汗症の可能性を考え皮膚科を受診する
医療機関での治療を検討すべきサイン
・制汗剤を毎日使用しても汗ジミができてしまう
・緊張する場面で必ず脇汗が気になり集中できない
・脇汗のことが頭から離れず日常生活に支障をきたしている
高桑 康太(たかくわ こうた)医師
皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
・ミラドライ認定医
臨床実績(2024年時点、累計)
・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上
・腋臭症治療:2,000件以上
・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
略歴
・2009年 東京大学医学部医学科 卒業
・2009年 東京逓信病院 初期研修
・2012年 東京警察病院 皮膚科
・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科
・2019年 アイシークリニック 治療責任者
監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
よくある質問(Q&A)
Q1. 満員電車での汗対策で最も効果的な方法は何ですか?
A. 市販の制汗剤に加え、精神性発汗への対策として呼吸法やリラックス法を組み合わせることが効果的です。
本調査では67.0%の方が市販の制汗剤を使用していますが、42.7%が効果を感じていないと回答しています。制汗剤を前日夜に塗布する方法で効果が高まりますが、それでも不十分な場合は精神性発汗の可能性があります。深呼吸やマインドフルネスで緊張を和らげる工夫と併用し、根本的な解決には医療機関での相談をお勧めします。
Q2. 朝に脇汗をかきにくくする方法はありますか?
A. 制汗剤を前日の就寝前に塗布することで、朝の発汗を抑える効果が高まります。
制汗剤に含まれる塩化アルミニウムなどの成分は、汗腺の出口に蓋をする働きがあります。就寝中は発汗量が少ないため、この成分が汗腺に浸透しやすくなります。また、朝食でカフェインや辛いものを避けることも発汗抑制に効果的です。本調査で82.3%が緊張時の発汗増加を感じていることから、朝の時間に余裕を持つことも重要です。
Q3. 制汗剤と多汗症治療の効果の違いは何ですか?
A. 制汗剤は汗腺の出口を一時的に塞ぐ対症療法、多汗症治療は汗腺そのものにアプローチする根本治療という違いがあります。
制汗剤の効果持続は数時間~1日程度で、発汗量の軽減も20~30%程度にとどまります。一方、ボトックス注射は神経から汗腺への信号伝達を遮断し4~9ヶ月効果が持続します。ミラドライはマイクロ波で汗腺を破壊し、一度破壊された汗腺は再生しないため半永久的な効果が期待できます。本調査で制汗剤に満足していない42.7%の方には、医療的アプローチが有効な可能性があります。
Q4. 通勤中のニオイケアで医師がおすすめするグッズはありますか?
A. 塩化アルミニウム配合の制汗剤と、殺菌成分を含むボディシートの組み合わせが効果的です。
市販の制汗剤の中でも、塩化アルミニウムを13%以上含むものは制汗効果が高いとされています。また、ニオイの原因は皮膚常在菌が汗を分解することで発生するため、殺菌成分(イソプロピルメチルフェノールなど)を含むボディシートでの拭き取りも有効です。ただし、これらはあくまで対症療法であり、根本的な解決には医療機関での治療が必要なケースもあります。
Q5. 緊張すると脇汗が出る原因は何ですか?
A. 交感神経の過剰な活性化により、本来体温調節用の発汗システムが精神的ストレスでも作動してしまうことが原因です。
本調査では82.3%が緊張時の発汗増加を自覚しており、これは精神性発汗と呼ばれる現象です。人は緊張すると交感神経が活性化し、「闘争か逃走か」の反応として汗をかきます。特に脇の下はアポクリン腺とエクリン腺が集中しているため、この反応が顕著に現れます。意識してコントロールすることが難しいため、重度の場合はボトックス注射などの医療的介入が効果的です。
放置のリスク
・脇汗への過度な不安から社交的な場面を避けるようになり、仕事や人間関係に支障をきたす可能性がある
・制汗剤の過剰使用により皮膚トラブル(かぶれ・色素沈着)を引き起こすリスクがある
・多汗症を放置することで精神的ストレスが蓄積し、うつや不安障害に発展する可能性がある
こんな方はご相談ください|受診の目安
・制汗剤を毎日使用しても服に汗ジミができてしまう
・汗が気になって仕事や日常生活に集中できない
・脇汗のことを考えると不安になり外出を避けたくなる
・家族にワキガ体質の人がいて自分も気になり始めた
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アイシークリニックの特徴
・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験を持つ医師が在籍
・ミラドライ認定医による施術で汗とニオイを同時に改善
・新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮の6院展開で通いやすい
・カウンセリングから施術まで一貫した体制で患者様の不安に寄り添います
アイシークリニック新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階
アイシークリニック渋谷院:東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階
アイシークリニック上野院:東京都台東区東上野3-16-5 サンク・ユービル1F
アイシークリニック池袋院:東京都豊島区南池袋2-15-3 前田ビル9階
アイシークリニック東京院:東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階
アイシークリニック大宮院:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-60 福美メディカル2階B区画
診療予約は以下より承っております。お気軽にご利用ください。
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「ウィズ京葉ガス」2026年4月に掲載されました
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