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プレスリリース

【戦後80年特別企画】「戦争三部作を中心とした、作家・山崎豊子の平和への思い」パネル展を中之島図書館と日比谷図書文化館で開催

昭和100年・戦後80年を迎える今年、大阪府立中之島図書館と千代田区立日比谷図書文化館にて特別企画「山崎豊子パネル展」を開催し、戦争と平和への思いを紐解きます。

大阪・船場に生まれた作家・山崎豊子[1924~2013年]は、『不毛地帯』、『二つの祖国』、そして『大地の子』といった、いわゆる「戦争三部作」を中心に戦争をテーマとした著作を多く残しました。

この節目の年に「戦争三部作を中心とした、作家・山崎豊子の平和への思い」と題したパネル展を開催します。東西の歴史ある公共図書館において、山崎豊子の紡いだ“ことば”に触れながら、戦争と平和について思いを馳せてみませんか。

中之島図書館を運営する指定管理者「ShoPro・長谷工・TRC共同事業体」と、日比谷図書文化館を運営する指定管理者「千代田ルネッサンスグループ」の双方の代表企業を株式会社小学館集英社プロダクションがつとめていることから、このたび両館でのパネル展開催が実現しました。
パネル展第一弾は、山崎豊子とゆかりの深い大阪・中之島で開催






「山崎豊子パネル展II―戦争三部作を中心とした、作家・山崎豊子の平和への思い―」
期間: 2025年9月2日(火)~9月29日(月)
場所:大阪府立中之島図書館 本館3階展示室
時間:午前9時~午後8時(月-金)
   午前9時~午後5時(土)
   *日曜、祝日 休館
料金:無料
お問い合わせ:06-6203-0474
主催:大阪府立中之島図書館 指定管理者ShoPro・長谷工・TRC共同事業体
協力:一般財団法人山崎豊子文化財団
   一般社団法人山崎豊子著作権管理法人
   株式会社新潮社
   株式会社文藝春秋
   株式会社毎日新聞社 大阪本社
   株式会社140B
   株式会社ラジオ大阪
   公益財団法人大阪国際平和センター(ピースおおさか)
内容:大阪大空襲の際に書かれた日記「戦時下の青春」や戦争三部作(『不毛地帯』、『二つの祖 国』、『大地の子』)に関連する貴重な資料をパネルで展示します。

1904年に開館した大阪府立中之島図書館。山崎豊子氏が生まれる以前からこの地を見守る。『不毛地帯』の主人公・壹岐正が訪れた新聞閲覧室もある。

パネル展第二弾は、『不毛地帯』の主人公・壹岐正が立ち寄った場所でもある東京・日比谷で開催
「山崎豊子パネル展―戦争三部作を中心とした作家・山崎豊子の平和への思い―」
期間:2025年11月6日(木)~12月24日(水)
場所:千代田区立日比谷図書文化館 4階 エレベーターホール
時間:午前10時~午後10時(月-金)
   午前10時~午後7時(土)
   午前10時~午後5時(日・祝日)
   *毎月第3月曜日 休館
料金:無料
お問い合わせ:03-3502-3340
主催:千代田区立日比谷図書文化館
共催:大阪府立中之島図書館 指定管理者ShoPro・長谷工・TRC共同事業体
協力:一般財団法人山崎豊子文化財団
   一般社団法人山崎豊子著作権管理法人
   株式会社新潮社
   株式会社文藝春秋
   株式会社毎日新聞社 大阪本社
   株式会社140B
内容:中之島図書館のパネル展を抜粋した形で紹介します。

山崎豊子の作品に描かれた中之島と日比谷の風景を通じて、戦争と平和についての重要なメッセージを再考します。地域の文化への理解を深めることができるこのパネル展にぜひご来場ください。

1908年に「東京市立日比谷図書館」として開館した千代田区立日比谷図書文化館。日比谷公園の一角に位置しており、中之島図書館と同じく100年以上の歴史を持つ。

『大地の子』担当編集者・平尾隆弘氏による「特別講演」も開催
「山崎豊子パネル展」に関連した特別講演会を中之島図書館(ナカノシマ大学)・日比谷図書文化館(日比谷カレッジ)ともに開催します。

『大地の子』編集者が見た、山崎豊子の「魅力と迫力」
講師:平尾隆弘氏(元株式会社文藝春秋代表取締役社長)
内容:満州で引き裂かれた戦争孤児と父親の「戦後」を描いた、山崎豊子の最高傑作の一つ『大地の  子』は、1987年から91年にわたって『文藝春秋』で連載されました。情報統制で取材が困難な現地の「壁」を一つずつ突破していったのは、ひとえにこの作品にかける山崎豊子の情熱と人間力に他なりません。講師の平尾隆弘さんは、編集者として『大地の子』の執筆を見守り、作家を励まし、時にはダメ出しも辞さず、山崎豊子が全幅の信頼を置いた人です。大作が世に出るまでの激動の時期に「戦友」でもあった作家と編集者の、厳しいだけでなく思わず笑ってしまうエピソードも満載でお話しいただきます。

ナカノシマ大学9月講座

会場:大阪府立中之島図書館 3階多目的スペース2
日時:9月20日(土)午後2時~3時30分
受講料:2,500円
申し込み:ナカノシマ大学WEB(https://nakanoshima-daigaku.net/
お問い合わせ:株式会社140B(06-6484-9677)

日比谷カレッジ11月講座

会場:千代田区立日比谷図書文化館 地下1階日比谷コンベンションホール(大ホール)
日時:11月29日(土)午後2時~3時30分
受講料:1,500円
申し込み:日比谷カレッジWEB(https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/hibiya/college/
受付開始日:10月11日(土)午前10時
お問い合わせ:03-3502-3340
中之島図書館「山崎豊子パネル展II」連携展示「大阪大空襲の記憶」も開催

ピースおおさか所蔵

山崎豊子の戦争体験の原点は、1945年3月13~14日の第一次大阪大空襲であり、初期の日記作品「戦時下の青春」にも詳細な描写がみられます。本パネル展は、山崎豊子の日記とピースおおさか所蔵の空襲体験画をともに展示する初の試みです。
期間:2025年9月3日(水)~9月22日(月)
場所:大阪府立中之島図書館2階多目的スペース1-A
時間:午前9時~午後8時(月-金)
   午前9時~午後5時(土)
   *日曜、祝日 休館
料金:無料
お問い合わせ:06-6203-0474
主催:大阪府立中之島図書館指定管理者 ShoPro・長谷工・TRC共同事業体
協力:公益財団法人大阪国際平和センター(ピースおおさか)
   一般財団法人山崎豊子文化財団
   一般社団法人山崎豊子著作権管理法人

山崎豊子氏プロフィール
・1924年 大阪・船場の老舗昆布屋「小倉屋山本」に生まれる。
・1944年 毎日新聞大阪本社調査部に入る。
・1945年 大阪大空襲。山崎豊子氏の戦争体験の原点でもある。
・1965年 『白い巨塔』を刊行。
・1976年 『不毛地帯』を刊行。商社を舞台にシベリア抑留を描く。
・1983年 『二つの祖国』を刊行。日本とアメリカの狭間で懊悩する日系二世を描く。
・1991年 『大地の子』を刊行。
      中国の「戦争孤児」を中心に、戦火の中でも消えることのなかった人間愛を描く。
・2013年 9月29日に死去。〈週刊新潮〉に連載中の「約束の海」は未完の遺作となる。


■大阪府立中之島図書館と千代田区立日比谷図書文化館について
当該施設は、株式会社小学館集英社プロダクションが指定管理者として運営しています。

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