プレスリリース

北海道エアシステム、ATR42-600型機発注に関する覚書を締結






(共同リリース)
2018年7月18日
株式会社北海道エアシステム
Avions de Transport Régional G.I.E

JALグループの株式会社北海道エアシステム(以下「HAC」)は、航空機メーカーのAvions de Transport Régional G.I.E (本社:フランス トゥールーズ、以下「ATR」)のATR42-600型機3機(確定2機、オプション1 機)の発注に関する覚書を締結しました。導入される機体は、最新のATR-600シリーズの高い経済性を生かし、現在運航中のSAAB機を更新し、2020年から運航開始予定です。

【HAC 代表取締役社長 桑野 洋一郎のコメント】
新しいATR42-600は広々とした客室が特徴で、居住性が格段に向上します。また冬季の運航実績も豊富であり、寒冷地である北海道での運航にも信頼性が増しています。この新しい機材で、これまで培ってきた安全運航体制のもと、今後も北海道地域のネットワークを維持し、皆さまの生活のため、安全で快適な移動空間を提供します。

【ATR最高経営責任者 クリスチャン・シェーラーのコメント】
ATRが日本に適した機材であることを目にし、とても嬉しく思います。他の航空機の追随を許さない高い経済性とそれ以上のものを提供することにより、JALグループの支持を得られたことは、私たちの機体が、快適性や環境への配慮、地域交通への貢献などを重要視する先進的な社会に適していることを証明してくれます。


会社概要
【株式会社北海道エアシステム(HAC)】
会社設立は1997年9月30日、翌年の1998年3月28日から運航開始。本社所在地は、北海道札幌市東区丘珠町丘珠空港内。資本金は4億9,000万円で、主な株主は日本航空株式会社 (57.3%)、北海道 (19.5%)、札幌市 (13.5%)など。
現在はSAAB340B-WT型機3機の体制で、札幌(丘珠)空港を拠点に、札幌(丘珠)空港=利尻、釧路、函館、三沢と函館=奥尻の5路線を1日最多26便で結んでいます。

【Avions de Transport Régional G.I.E(ATR)】
欧州を拠点にターボプロップ機を製造するATR はリージョナル航空機マーケットにおける世界的企業です。ATR は運航効率の高いリージョナル航空機の設計および製造を行っており、世界約100 カ国、200 以上の航空会社に採用されています。ATR 42 およびATR 72型機は座席数90 以下のクラスではベストセラーの機体です。継続的な改良を原動力とし、ATR は最先端の快適かつ汎用性の高いターボプロップ機を製造しており、毎年100 以上の新航路開設に寄与することで、航空会社の路線拡大にも大きく貢献しています。他社のターボプロップ機と比較して、消費燃費は40%減、フライト当たりのコストは20%減、座席あたりのコストは10%減に抑え、騒音も最低限に抑えられています。ATR はエアバス・グループとレオナルドという航空業界大手2 社が共同パートナーシップを結んだ事業体であり、グローバルで広範なカスタマーサポートのネットワークを有しているため、革新的なサービスやソリューションを世界中の顧客やオペレータに提供することが可能となっています。詳しい情報はhttp://atraircraft.jp/ をご覧ください。
                                               以上

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