コラム

既読スルーやLINEはずしも…！ママ友とのLINEトラブルエピソード

更新日：2017.10.27

誰でも参加できて、すぐにグループも作れるLINE。園やＰＴＡの連絡など、最近は必要事項をLINEで通知しあうことも多いようです。また、仲よしのママ同士で、グループを使って楽しんでいる人も多いですよね。ただ、言葉オンリーのやりとりだけに、行き違いや面倒なことになるときも……。

今回はママ100人に、「ママ友とのLINEでのトラブルやムッとしたこと」を聞いてみました。思わず、「ある、ある」とつぶやいてしまうかも!

正直、ウザい！　既読無視を責めるママ友

24時間体勢でチェックしているわけじゃないから、返事が遅れることもありますよね。でも、うるさい人たちには、即「既読無視」なんて言われたり。気持ちはわかるんだけど、正直うっとうしい……。

・「既読で返信が遅れたらすぐに周りの人に文句を言うママ友。しかも、自分はしょっちゅう同じことをしているのに、人にだけ厳しい」（50歳・パート）

・「ママ友で気の強い方がいて、返信がないと『既読無視』や『未読無視だ』といちいち騒ぎ立てています」（40歳・パート）

・「とにかく返信が遅いと、陰でコソコソ文句を言われること。やたら絵文字やスタンプを使うこと。最近は既読スルーになるのがいやで、LINEをあけないことも多いです」（41歳・公務員）

「既読スルー」に自分がモヤモヤすることも……

逆に、返事が必要な要件のときは、「既読スルー」が気になることも。「了解」「ＯＫ」が必要なときは、すぐに返事をするのが大事ですね。

・「返事を求めているのに返事をしない人が多い。つまりは“ＯＫ”だったり“了解”だったりするんだけど、それならそれで一言返事をくれれば、こちらがいちいち気を揉まなくて済むのに」（41歳・専業主婦）

・「LINEを利用する時は言葉を選ぶようにして、誤解のないように気をつけています。トラブルはないけれど、既読されているのに返信がない時は不安になります」（32歳・会社員）

・「グループ内でのやり取りで、一人のママが既読にするものの、一切コメントをしなかったことから、『やる気がない』と言ってトラブルになったことがあります」（41歳・専業主婦）

用もないのに連絡してくるママ友にウンザリ

子育てや家事で忙しいのに、ひんぱんにどうでもいい話題を振ってくるママ友には、イライラしますね。といっても、無視するわけにはいかず……。「どうか空気読んで」と思いながら、受け流していくママたちです。

・「LINEゲームのメッセージを頻繁に送ってくる人がいて、げんなりしています。毎日4回…ムカつくけど何も言えない自分。朝の4時に送られてきたときは常識を考えろ！と思いました」（22歳・専業主婦）

・「時間に関係なく自分が暇だとLINEをしてきます。いつだったかは夜中の2時に『眠れない』と言ってきたことがありました。いつもは我慢しているのですが、その時はさすがにムカつきました」（56歳・専業主婦）

・「夜中でもおかまいなしに、メッセージを送ってくる人がいる。グループでのやりとりで、ひとりごとのようなメッセージがあると返信に困る。みんなが放置していると、なおさら気まずい」（36歳・会社員）

・「ちょっとした集まりや伝達事項などをLINEのグループトークでする機会があるが、そのうち一部のママ友がグループトークでうちわネタを話すようになり、一日中LINEの通知音が鳴りっぱなし。メッセージ数も一日100件以上。未読スルーした」（36歳・専業主婦）

・「どうでもいい写真を大量に送られ、感想を催促された。自分の子ども以外興味ないから、苦痛」（専業主婦・33歳）

ふとした言葉のあやで、トラブルに!

LINEでは直接顔を見て話していないから、微妙なニュアンスが伝わらないこともあります。言葉のあやって本当に怖いですね。自分が傷つくことを言われたときも、文字で残っていることで余計にグサッときたり。大事なことは直接やりとりするのがルールかもしれません。

・「言葉のあやというのは難しい。普段から言っていることでも、ラインだと言葉として残るのでなんとなく後味が悪い」（40歳・専業主婦）

・「あるママ友が『参加できない』を打ち間違えて『参加したくない』と送ってしまって、ボスママから冷たくされていた」（24歳・パート）

・「お誘いをしたのに断ってきたので、冗談で『いやなん？』って聞いたら向こうが怒ってしまった」（50歳・パート）

・「LINEの返事がふざけたスタンプのみだとムカつきます。顔を合わせないからこそ、返事には気を使って欲しいです」（34歳・専業主婦）

噂が筒抜け、悪口ざんまいetc…投稿マナーの悪い人にイラッ

すぐに情報共有できるのがLINEのいい所ですが、心ない人によって噂が広まってしまうのは困りもの。また、その場にいない人の悪口大会になっていることに、うんざりしているママさんも……。悪口を誤爆して、トラブルになっているケースもありました。

・「必ずそのLINEにいない人の悪口を言って、盛り上がることにいやな思いをしています」（41歳・専業主婦）

・「タイムラインに愚痴や特定の人の悪口を書き込んでいる人がいて、みんなから距離を置かれていました。個人を特定できるような内容は慎むことがSNSを利用する上でのルールだと思います」（42歳・無職）

・「とりわけ仲が良かったと思っていたママ友にプライベートの悩みを打ち明けたら、翌日にはほかのママ友がみんな知っていて腹が立ちました」（51歳・会社員）

・「なんでもかんでも周りに喋ってしまうママ友がいて、ちょっとした悩みや幼稚園のことを話したら、私が苦手なママ友に全部LINEで筒抜けになっていたこと」（36歳・専業主婦）

・「私は当事者ではないのですが、幼稚園のママ友グループのLINEで、他のママの悪口を、違うグループLINEに誤って送ってしまった友人がいて、翌日、お迎えで顔を合わせるのが辛そうでした。間違い注意です」（40歳・専業主婦）

いつのまにか仲間はずれ？　密かに行われる「LINEはずし」

不特定多数の人で会話できるから、逆に仲間はずれも起こりやすくなります。自分が知らない話題で盛り上がり、ポツリとしてしまった体験のあるママは多いはず。ひどい時は、自分以外のメンバーで別グループを組まれている時も……。表面上だけでもいいから、公平にお付き合いしてほしいですよね。

・「仲のいい4人グループがあるのですが、わたしを除いた3人でLINEグループを作っているとわかった時」（45歳・専業主婦）

・「いつも使っていたグループがあったのですが、最近みんなメッセージあげないな？と思っていたら、別に新しいグループLINEを作っていて、そこでやり取りをしていました」（42歳・専業主婦）

・「今の地域に引っ越して来たばかりの頃に育成会のLINEグループに入ったんですが、行事の打ち上げのお誘いがトークで始まり、私以外の方達は名前を出して誘い合いをされていました。私も仲間に入ろうとトークに参加したのですが、触れられることもなく、誘われないまま当日に。翌日になって、ほかの人だけで楽しかった話で盛り上がっていて、腹が立ちました」（40歳・専業主婦）

LINEは便利なツールですが、その反面、コミュニケーションがややこしくなることも。使わないという選択肢もなかなか難しい昨今、上手なお付き合いが必要になってくるようです。つかず離れず、大事なことは直接対面して話し合う、というのがトラブル防止のコツかもしれませんね。

※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より

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Profile吉田直子

元・フリー編集者。出産後は２人の男の子を育てながら、ライターとして活動。生活系の執筆のほか、書評、映画評など。近著は『キャラクターを知れば源氏がわかる！　登場人物で読む源氏物語』（KADOKAWA / 富士見書房）。

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