コラム

ママ友にはゼッタイ内緒！ママたちがひた隠しにするプライベートとは？

更新日：2017.10.27

子どもを通じた付き合いで生まれる「ママ友」は、友達の中でもちょっと特殊。プライベートの友達とは違って、お互いよく知らない部分もあります。中には、絶対に打ち明けられないことも……。今回は、ママ100人に、「ママ友にバレたくないこと」をアンケートしてみました！　意外な趣味や過去の黒歴史が続々登場です。

聞かれるまで絶対答えません、実年齢

最近は高齢出産のかたも増えましたが、まだまだ若いママ友さんに、自分の年齢を知られたくない人も多いようです。気を遣われるのがイヤだ、という気持もあるのかもしれませんね。でも、アイドルや流行の話になると、ついついポロッと世代が出てしまいそう！

・「私は童顔で小柄なので、まだ20代のヤンママだと思われています。おかげで30代、40代のママ友にはかわいがってもらっているので、今さら30代などとは言えません」（31歳・専業主婦）

・「40代にして出産したので、ママ友とは10歳近く年齢に差があるが、正直に年齢を言うと引かれる気がして、はっきり言っていない。たまに昔の流行の話になると世代が違ってバレそうになってひやひやする。10歳位の歳の差は結構痛い」（55歳・専業主婦）

・「見た目若くていつも30代に見られます。でも今年で45歳なので、子どもが学校を卒業するまではバレたくないです！」（45歳・専業主婦）

喫煙習慣やタトゥー、隠し通してます！

タトゥーも子どものいない場所での喫煙も、特に他人に迷惑をかけることではありませんが、ママ友さんたちには偏見もあるようです。子どもたちと優しく遊んでくれているパパがタトゥーだらけだと知ったら、驚く人もいるかも!

・「たばこを吸っていることです。“子供を産んだのに喫煙者＝軽蔑”という図式があるので、絶対にばれたくないです。喫煙者といっても、マナーは守るし、子どもの横では吸わないのですが……」（42歳・専業主婦）

・「自分が喫煙者だなんて言えません。周りのママ友は全くそんな雰囲気ではないので」
（34歳・専業主婦）

・「腰にタトゥーが入っています。まじめな幼稚園なのでママ友には内緒……」（42歳・専業主婦）

・「絶対にバレたくないことは……夫婦で身体に刺青を入れていることです。私はタトゥーレベルですが、旦那の刺青は引くくらいのもの。最近、若いパパさんも増え、タトゥーを入れている方もいますが、うちの夫はそのレベルではないんです。背中一面の刺青パパだと周りのママ友に知られたら、夫婦共々距離を置かれてしまうと思う」（32歳・パート）

・「ママ会の時、みんなの子どもの子守りをしてくれ、ママ友にも大人気の旦那には、結構な数のタトゥーが入っています。絶対バレたくない！」（27歳・パート）

絶対バレたくない！　レアな趣味

一番多かったのが、「自分の趣味」。マンガやコスプレなど、特に恥ずかしい趣味ではないと思うのですが、やはりママ世界では異端なのでしょうか……。アニメオタク、ＢＬ趣味、ＡＶ鑑賞など、ママ友に引かれそうな趣味は言いたくないっ！とのご意見です。

・「実は筋金入りの腐女子（マンガやアニメ等の中でも男同士のカップリングが好きな読者のこと）です。いや、女子という年ではないのですが。周囲がみんな真っ当な趣味のママさんばかりでね～、たぶん理解されないから」（52歳・専業主婦）

・「私はＡＶを観るのが好きです！　好きなＡＶ男優さんもいます！　だけどママ友に知られたら、女がＡＶなんて観ない！気持ち悪いっ…と引かれそうだし、嫌われそう」（28歳・専業主婦）

・「オタクな趣味。漫画や小説を書くSNSをやっていること、ネットゲームをやっていることなど。オタクだとばれると恥ずかしいから」（33歳・専業主婦）

・「夫同様･･･いや、それ以上のコスプレイヤーです。しかも結構な若作りで」（33歳・会社員）

・「元ジャニーズヲタクなこと。遠征までしてコンサートに行ったりしていた」（29歳・専業主婦）

・「極度のサブカルチャーオタクです。うっすら漫画やアニメが好きだとはバラしていますが、本当は同人誌即売会にも行きますし、コスプレもします。ＢＬも大好きです。でもママ友の中にはサブカルチャー＝子供に悪影響なものと思っている方もいて、子供同士の仲にも影響が出るのではと心配で秘密にしています」（36歳・契約／派遣社員）

・「バレたくないことはオタク趣味です。しかも腐女子で、自らイラストを描いたり、萌えトークをしたり、本まで描いたりと、いわゆる創作趣味です。恥ずかしい趣味ではないですが、『将来子どもがオタクになったらどうしよう』なんていうママさんも普通にいますからバレたくないですね」（29歳・専業主婦）

・「私はコスプレが趣味で色々なイベントに参加しています。水着など、かなり際どいセクシーなコスプレをするので、知り合いやママ友には絶対にバレたくないです」（33歳・パート）

我ながら痛い！　振り返りたくない黒歴史

母になるまでの人生には、そりゃーイロイロありました。他人には触れられたくない黒歴史。良妻賢母のイメージを壊すような過去は、封印するしかありません！

・「大学時代は結構イケイケで、毎晩ディスコに繰り出してオールナイトで遊んでいたことです」（41歳・公務員）

・「高校の時のヤンキー姿。暗黒時代です。今のママ友はみんな育ちが良くて、私のこともすごく大人しいママだと思ってくれているので、高校時代の姿を見たら絶対引かれます」（33歳・専業主婦）

・「かつてヴィジュアル系バンドのおっかけをやっていたこと。今の自分のキャラとはかけ離れているので、黒歴史です」（35歳・専業主婦）

・「夫との出会いが、お互いに略奪だったことです。噂がすぐに広まる上、真実より大げさになると思うから秘密に」（34歳・専業主婦）

・「過去の恋愛遍歴。結婚前ですが、不倫していたことは主人にも言ってないので、バレたら困ります!」（43歳・専業主婦）

伏せておきたい高学歴＆有資格

高学歴も、資格やキャリアの話も、別に禁句ではないと思いますが、怖いのがママ友の嫉妬。みなさん、結構気を遣っています！　本音では「勉強が好きで悪いかっ！」と言い返したいところでしょうね。

・「夫と私の学歴。夫はイギリスの有名大学院卒。私も海外の大学卒。ママ友に海外にやたら憧れている人がいて、これを言ったら絶対に敵対心むき出しにされるだろうから」
（38歳・専業主婦）

・「過去に医療従事者だったことです。子育てがひと段落すると、どこにパートに行くとかいう話がいろいろ始まりますが、“資格持ち”は一番嫌われるので黙ってます」（37歳・専業主婦）

・「大学院の学位を２つ持っていること。どうしてもバレたくないというわけでもないが、それを知ると、ママ友たちから『あら、勉強がとてもお好きなのね』とか言われて対応するのが面倒だから。実際、勉強が好きなんだけど」（47歳・専門職）

・「私の学歴です。歴代総理大臣も輩出する大学であるのですが、逆に『○○大学を出ても、こんなこともわからないの？』とか言われたことがあるので大学名は絶対言わないようにしています。普段私をバカにしているお母さんたちが、自分の大学よりは偏差値の低い大学を自慢してひけらかしているので、バレたら大変なことに…」（48歳・自営業）

面倒くさそ～なので言いたくない、夫の職業

専門職や公務員だと、「いいわね～」の嵐。みなさん夫の職業は出来るだけ隠しているようです。嫉妬されるだけならいいけど、社割やタダでのサービスをねだられたらタマったもんじゃない！　ママ友付き合いもなかなか大変です。

・「夫の職業は絶対言わないようにしている。夫は地元でそこそこの企業に勤めているので、バレたらＰＴＡ関係の役員をやらされるのが目に見えているから」（31歳・専業主婦）

・「夫は公務員なのですが、公務員だけというだけで、『残業がなくて、お給料がよくていいわね』と言われるのが嫌だから」（47歳・専業主婦）

・「夫が某有名ブランドで働いていること。それを知ったら、社割でブランド品を買ってくれとたかられそうだから」（31歳・専業主婦）

・「夫が医者です。病院に行くと待ち時間も面倒でお金もかかります。子どもの場合、中耳炎など耳鼻科にかかることも多いので、耳鼻科医だと言いたくないです」（25歳・専業主婦）

本音でぶつかればいいってもんじゃない、ママ友の世界。周囲に合わせて、基準からはずれる言動は、みなさん慎重に避けられているようです。子育てのことは気兼ねなく話せても、夫や自分のプライベートは、なかなか明かせませんよね。いつかなんでも話せる友人ができることをお祈りしております！

※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より

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Profile吉田直子

元・フリー編集者。出産後は２人の男の子を育てながら、ライターとして活動。生活系の執筆のほか、書評、映画評など。近著は『キャラクターを知れば源氏がわかる！　登場人物で読む源氏物語』（KADOKAWA / 富士見書房）。

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