【カット】
先ずは12個のBox作り。折り紙よりも張りのあるクラフト紙をカットして作っていきます。
縦長に半分にカット→正方形にカット…箱部分4枚
余った部分を正方形にカット…蓋部分2枚
A4サイズのクラフト紙からこれだけ取ることができます。好みや使いやすさなどでサイズを調整しても大丈夫です。蓋用だけでカットすると6枚取れます。
【箱の折り方】
①縦横半分に折って広げる。
②角を中心点に合わせて折る。
③縦横三つ折りにして折り目を付けて広げる。
④上下の角も広げる。
⑤左右の折り目を起こして端を内側にたたむ。
⑥上下の角のある部分をそれぞれ内側に折り込んで箱にする。
【蓋の折り方】
基本的には同じですが③で三つ折りにしていたのを中心に向かってそれぞれの端を折って、幅広にアレンジ。最後に縁を内側に折り込んで半分の幅に。
蓋は開閉しやすいように、ちょっとオーバーサイズでゆとりがあります。箱と蓋をそれぞれ1人24個作ります。ここが1番根気がいるところ!でも慣れればサクサク作業も進みます。
【蓋をデコレーション】
蓋は日付の数字+デコレーションを。ダイソーで購入した細いマスキングテープとクリスマス切手風マスキングテープをフル活用。デコレーションは楽しい作業ですが、時間がない場合は省略してもOK。数字も付けなくても1日1個開けるというシンプルなルールにすれば特に問題ありません。
ちまちま細かな作業ですが、これが楽しい♪クリスマス柄のシールや生地を貼ったり、リボンをつけたりしてもいいし、すっきりと数字だけつけても格好いいかも!ここは完全に好みにデコレーションしてみて。
並べた時のバランスも見て作ってくださいね。数字はPCで作ってプリントアウトしてカットしました。ハンコとかで押してもイイですね♪
BOOK型として立てても使えるようにしたいので、しっかりした作りにするため、厚紙を挟んで制作。色画用紙、工作用厚紙、リボン、両面テープなどは全てダイソーで入手できます。ちょっとクオリティーを上げるため、台紙の内側だけチェック柄のカラーペーパーをクラフト用品店で購入。この1点だけで完成度が違って見えます(多分)。ほぼダイソー材料でコスパをおさえていても、よく見える部分だけ、ちょっとステキに見える材料を使うと、何割増しかに見せるポイント(笑)
①厚紙を横長に置き、中心から左右3㎝(合わせて6㎝幅)の位置で縦にカットする。
②色画用紙に①をそれぞれの間を少しすき間を空けて置き、両面テープで貼り付ける。
③色画用紙の上下の余白部分を厚紙を包むように折り、両面テープで貼り付ける。
④左右の余白も折り、角をカットしてから貼り付ける。
⑤真ん中の厚紙の中心、すき間部分に両面テープを貼る。左右の縁の中心に両面テープでリボンを外に向くように置いて仮止めしておく。
⑥チェック柄の紙を台紙の上部に、リボンも挟むように貼り付ける。
厚紙はA4よりやや大きく、色画用紙はその一回り大きいので、包むように使い、仕上げにA4サイズのチェック柄の紙を貼るとちょうど良いくらいになります。
中心やすき間に貼った両面テープがしっかり張り付くように溝をなぞって貼り付けるようにします。このひと手間で、次に折り目を付けた時のしわやたるみができにくくなります。
しっかり貼り終わったら、最後に厚紙のすき間部分に定規を当てて折り目をつけ、表紙にツリーの絵を貼り付けます(フリー素材を見つけてプリントアウトしたもの)。
Boxと台紙ができたら仕上げです!ここからはみるみる出来上がっていきます。
①台紙の左右それぞれに12個ずつ箱を付ける。
②シール、お菓子、メッセージの紙を1個ずつ入れる。
クリスマスのシールもダイソーで購入。このシールは表紙のツリーをデコレーションするために使います。箱は小さいのでお菓子も小さなものでないと入らないので注意。
一緒に入れるメッセージは、その日にやるチャレンジ。タダでお菓子がもらえないのが我が家のアドベントルールです。
クリスマスはプレゼントをもらう受け身なものではなく、子どもでもできることがあるよ~ということを身をもって経験してもらう機会としています。家庭の平和のために子どもにも貢献してもらわないと(笑)。
今回は初めて「自分の良いところを5つ言う」というのを混ぜてみました。何ができるか考えるために、自分を知るところから。そして自己肯定感をUPしてもらうため。どんな自己分析が飛び出てくるか今から楽しみ。
後は蓋をすれば完了!
立てたときに蓋が外れそうなので、テープで止めています。クラフト紙は接着しにくいのでマスキングテープではしっかり止まらず、セロハンテープで。
全部貼るとこうなります♪
こちらは色違い。
リボンを結べばBOOK型アドベントカレンダーの完成です♪
大きすぎないコンパクトなサイズなので、そこまで場所も取りません。しっかり自立して立てて置くくことが可能。
180℃に開いたらバランス崩しそうですけど、くの字に開けばそのまま飾って使うことができます。
寝かせて置いてももちろんOKです♪
今年は自宅用+お友達用で8セット作成。大人向けだとまた違ったメッセージやデコレーションになりますが、今年は子ども向けで作りました。
表紙は飾りのないツリーのイラストのみで他のデコレーションをしていません。その日のチャレンジをやったらお菓子を食べて、シールをツリーにデコレーションしてくルール。クリスマス当日には、頑張った分だけのデコレーションがされているようになります。どれだけできたかを見てわかるような形にしました。
決して短時間ですぐに完成するものではありません。むしろ、手間をかけて作るのを楽しむためのアドベントです。作る楽しさ、使う楽しさの両方を味わえる、見方によってはぜいたくなアドベント。作業自体に難しさはなく、単純作業の積み重ねですが無心になれたり、クリスマス気分を盛り上げたりできます。
作る箱の数を数えると、心が折れそうになるのであえて数えないで折っていきました。どんどんそろっていくと楽しくて、終わりが見えないかと思えた8セット分も意外にすいすいとでき、没頭したのは3日半程度。1年温めてきたBOOK型アドベントが形になったので今年の心残りはもう無いかも!といった心境(笑)
「手間かかるね~」という娘に
「あら!手間は楽しむものでしょ~」と返事した母にうんうんと頷く娘。
「……あれ?お母さん今、名言いっちゃった?」
「そうね、名言だね」
空気読む系の娘ですが、たぶん今回は本当に同意してくれている様子。
娘が小学生の時に2人で結成したクラフト部は、現在個々の制作で一緒に何かを作ることは減りましたが、ものつくりが好きなことは今も変わらず。お互い作ったものを見せ合って評をし合う仲。アドベントカレンダーは何度か手伝ってもらったり、一緒に考えて制作したりしているので、娘も作りたかったようですが、テスト直前でできず残念がっていました。来年は一緒に作れるといいな~
クラフト紙の色や質感が好きでよく使うのですが、表面が少しつるっとして接着しにくいので、マスキングテープが浮いてくることがあります。貼り付け作業はのりや接着剤を使うと、固定できるまで時間がかかり、手や周りが汚れて仕上がりが汚くなってしまうこともあるので、両面テープがおすすめです。瞬時に貼り付けられ、クラフト紙でも剥がれにくくて◎。
時短や効率化を考えて料理もクラフトもしたりもしますが、ゆっくり時間をかけて仕上げていく過程も好きです。どちらにも良さがあるので、その時の気分や状況で柔軟にアレンジしてバランスを取って楽しめたらOK!このアドベントカレンダーも効率化しても作れるので、使えそうな部分を参考にしてもらえたら嬉しいです。
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