海老のチリソースって、
見た目、赤い甘酸っぱいソースが色鮮やかで、華やかで、
子供のころ、中華料理店でテーブルに出されると
テンションが上がり、
スパゲッティミートソースを思わせるような、
トマトケチャップがこってりと海老に絡まる魅惑のソースにわくわくしながら、
真っ先に取り分ける大きなスプーンで取って食べてました。
昭和の時代の良き思い出の一つです。
子供が生まれた当時、
母がアメリカに住んでいる私のところに孫の顔を見るために来てくれました。
調度、そのころ、私は中華料理の勉強に没頭しているときでしたので、
母に、毎日、中華料理でもてなしてあげました。
中でも、海老のチリソースは大絶賛してくれて、
母のお気に入りとなり、
日本に帰ってからも作るようにせがまれました。
「チリソースには一体何の味が隠されているの?
私も作ってみたい。」
と言っていた母。
とうとうレシピを教えずにあの世に旅立ってしまいました。
そんな思い出の海老のチリソースには
『イチゴジャム』が隠されていたのです。
これを入れるとコクが増すというか、
味に深みが出るというのか、
ケチャップや、豆板醤だけでは出さない
美味しい味が加わります。
今回は、ジャムは使用せず、
生のイチゴでチャレンジしてみることにしてみました。
イチゴの香りがほんのりして、
美味しく仕上がりました。
これを食べたら母はどんな感想を言ってくれるのかしら?
と想像しながら作りました♪
では、レシピです。
材料
(3~2人分)
-
冷凍むきエビ
:300g
-
A イチゴ
:4~5個
-
A てんさい糖
:小さじ2
-
A 生姜のみじん切り
:大さじ1
-
A ニンニクのみじん切り
:3片
-
A パプリカ
:大さじ1強
-
A 豆板醤
:小さじ1
-
A 玉ねぎ(みじん切り)
:1/2個
-
B 水
:120cc
-
B 牡蛎ソース
:大さじ1
-
B ケチャップ
:大さじ2
-
B 鶏ガラスープの素
:大さじ1
-
B りんご酢
:60cc
-
B 片栗粉
:小さじ1
-
コリアンダー
:適量
Aの調味料でソースとなる下地を作る。
①1cm角に切ったイチゴをてんさい糖を加え蓋を閉めて弱火で3分ほど煮る。
ニンニクと生姜のみじん切りを加え1品ほど炒める。
②玉ねぎのみじん切り、パプリカ粉、豆板醤を加え練るように3分ほど炒める。
※玉ねぎは小さめを使用。
AにBを加えてソースを完成させる。
③Bの材料を混ぜて②に加えトロミがつくまで弱火で3分ほど煮たらソースの完成。
別のフライパンで海老を炒める。
④中火で温めたフライパンに米油大さじ1を回し入れ、海老を炒める。
海老が丸みを帯びたら③のソースを加えソースが煮えたら完成。
好みでコリアンダーをのせて彩よく盛りつけてみる。
⓹コリアンダーを1cmは幅感覚で切ってトッピングに使ってみました。
炊き立ての玄米ともに♡
熱々を炊き立ての玄米と共に頂きました♡
イチゴジャムで作った当時の思い出の味に再現。
ぜひ、試してみてくださいね♪
コツ・ポイント
イチゴは3分ほどてんさい糖一緒に煮るので身は柔らかくなります。
なので、イチゴを1cm角と言いましたが大きめに切っても大丈夫です。
炒めながらイチゴはどんどん崩れていきます。
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