これ、本当美味しかった~っ💛
「立ち合い撮影」では、その場でとっかえひっかえし、OKサインを現場で頂くので良いのですが
立会無しの場合、メールや口頭で「全部おまかせで」と、言われる時ほど
はっきりいって、後で「ここはこーしてもらいたかった」「もっとこんな雰囲気にしてほしかった」が、発生します。
ウェブデザイナーをしていた時も、
おまかせと言われるほど、こわいものはない。でした。(ひーっ)
色味は? 黒カッコいい系 明るい系 洋なイメージ 和なイメージ などなど
ピンとこない方には、視覚で選べるよう、歴代の写真から見繕い画像付きのpdfたたき台を作り提示し、イメージを浮かべてもらいます。
そして、例えば依頼主さんにこう言われたと仮定します。
1 クリスマスシーズンの贈り物にしたくなるようなコーディネイト
2 商品が目立たなくなるような大げさなコーディネイトは望まない
3 商品の可愛さが伝わるような、明るいイメージ
4 色は、安っぽかったり子供っぽかったりしないオトナ目でまとめてほしい
5 商品だけの写真と、パッケージ写真の両方がほしい
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聞き出した、この5つのキーワードから、まず用意したのは・・・
その商品の原料をチェックします。
オレンジ、チョコレート、いちご、ピスタチオ、クランベリー。。。
キュートなイメージだけでなく、白金プラチナバウム
という名から連想する 大人女子っぽい雰囲気を出すために
アンティークのフォークでキュートさを引き締めようと考えました。
ツリー、イルミネーション、サンタ、トナカイ、リース、赤とグリーン などなどが
きらびやかでカラフルなイメージが浮かびますよね♪
ですが!!
商材自体が仮にこのような「カラフル」なスイーツであった場合、
背景にコーディネイトする小物がカラフルだと
「かぶる」「うっとおしい」「ごちゃごちゃ」「どっちが主役」と迷走してしまうので
カラーのない、白色の落ち着いたリースを「見切って」とか「ぼかして」使ってみます。
下地の背景も上品オトナ目に、自作したライトグレー1色の漆喰風ペイントをほどこした背景ボードを用意しました。
先ほど商品に使われている素材のチェックと書きましたが、
食材延長線上の副食材の用意がこの写真を撮るのにも効いてきます!
パッケージだけですが、バウムクーヘンに使われている食材の延長線上の副食材をちりばめることで、中身の想像がふくらみわくわく感が💛
ベリーとかオレンジとかチョコレート味のものが入ってるのかしら~っとかとか♪
そして、高級感のあるパーッケージと、おとなシックなリースを組み合わせることで
彼女や、上司の女史や、負けられないママ友とか、大切な誰かへの
クリスマスプレゼントにもいいのかも?♪という想像へ誘導
女子ならもうおわかりのハズ💛
そうなのです。まるで宝石箱を開けた瞬間のような気分を少しでも感じてほしくて
こんなアングルの写真を次に撮ってみました。
時と場合によりますが、
箱から取り出して撮影する前に、開けたときの商品の見栄え状態もこのように撮っておまけに漬けて納品することも♪
真俯瞰
商品と副食材を上下にわけて配置
カトラリー(フォーク)とリースは左上にお行儀よくちょこっと見えるように見切りで配置
全体をシャープにはっきりと。
斜俯瞰
商品をランダムに並べて、副食材も全体にランダムにちりばめて
ついでに、カトラリー(フォーク)もあっちとこっちに配置
よりで、奥ぼかし
背景副食材と小物は全てみきって
プロのカメラマンではないので、カメラ本体以外はほとんど安価なものばかり。
セリアやダイソーの小物に手をちょっと加えて背景小物に使用したりもしています。
照明機材も無く、自然光がある時間のみだし、フリーハンドで撮っているので
参考になることがあまりないのかなと思いながらも、
嬉しいことに、時々「どうやって撮ってるの~」と聞いてくださることがあるので、
ちょっとマニアックすぎてるし、自己満足すぎてますが、撮り方を少しづつ投稿してみていまーす。
何かの時のお役に立てたら、とても嬉しいです♪
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