コルビージャックチーズは、コストコのプライベートブランド、カークランドシグネチャーの商品です。日本では聞きなれないチーズですが、本国アメリカではとてもポピュラーなナチュラルチーズだそうです。
ほかにもコストコにはチェダーチーズやモッツァレラチーズなどの巨大ブロックが並んでおりましたが、見た目のインパクトはこの「コルビージャックチーズ」が一番。
それにしてもデカいです。重量は907g!ほぼ1kg。
みなさんに大きさを伝えたくて、手を添えて撮影してみましたが、わたしの手もデカいので逆効果のようです。
気を取り直して―。
ときどき買っている国産の「切れてるチーズ」は148gなので……約6倍です。
907gと半端なのは元がオンス(アメリカの液体の単位)だからですね。1オンス=28.3495g。覚えられません。
値段は838円(2017年7月の購入時)。
カークランドシグネチャーなので特にお得なのだと思います。
「切れてるチーズ」は近所のスーパーで300円ぐらい。こちらはプロセスチーズなので、厳密な比較にはなりませんが、価格は1/2以下です。安い。
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種類別:ナチュラルチーズ
原材料名:生乳、食塩、アトナ―色素
原産国:アメリカ
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賞味期限は、購入時から約4ヶ月です。
チーズといえば、フランスのイメージ。もしくはハイジの朝食の定番、焚き火であぶって黒パンに乗せたトロけたチーズ、ということでスイスとか?
おおむねヨーロッパのイメージが強いと思いますが、実は、移民の国であるアメリカも“チーズ大国”だったんですね。世界は広いね。
このコルビージャックチーズ、実は、オレンジ色の「コルビーチーズ」と白い「モントレージャック」という2種類のチーズを混ぜ合わせたハイブリットなチーズなのだそうです。マーブル模様はそういうことかあ。
チーズ専門店のサイトによると……
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オレンジ色の「コルビーチーズ」はチェダーチーズに似たコクを持つ軟質のチーズ。濃いオレンジ色はレッドチェダーなどに使われている天然色素『アナトー』によって付けられる。「モントレージャックチーズ」はハード&セミハードタイプで、クセがなくマイルドな味わい。
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それぞれでもおいしいのに、コンビになることでさらにおいしくなった、コルビー&ジャック。
まるで刑事ドラマのようです。「チーズ刑事(デカ)!コルビー&ジャック」。違うけどね。
アメリカのチーズについて学んだところで、さっそく食べてみましょー!
かたまりのチーズは「切り方」が問題です。
チーズカッターのようなナイスな道具は持ってないし、うーーーーむ、どうするか。
おおもりメシ子、一休さんスタイルで考えました。
ポク、ポク、ポク、ポク…チーン!
アレ使えるかも!
と思い出したのが、知人からいただいたインドネシア土産の「なみなみカッター」。しまいこんで忘れておりましたが、いよいよ活躍の出番がやってきたようです。
切ってみました!
なみなみの切り口がかわいいです♡
ソフト&セミハードのコンビなので、やわらかめですね。押し切る感じなので、チーズのかたまりが、ややヘニャッとなりますが、冷蔵庫から出してすぐに切るのがベストですね。
コルビー&ジャック、ソフトな食感で食べやすいですが、そのやわらかさが切るときのネックになります。おつまみ用ならいつもの包丁でもなんとかなりますが、サンドウィッチやトースト用に薄くスライスするのは結構しんどいです。
もう、チーズカッター買う?
いやいや、ここで買ったらなんか負けた感じがします。(誰に?)
再び、おおもりメシ子、一休さんスタイルで考えました。
ポク、ポク、ポク、ポク…チーン!
思いつきました!これは、裏ワザかも!
美しい切り口、厚みもお望み次第。しかも、切る道具はどの家にもありそうな、アレを使います。
アレとは………糸!
細くて強度のあるミシン糸がベストです。なければなんでもいいです。
【切り方:実験】
①糸を20㎝ぐらいに切り、両端を持ってチーズに押し当て、下ろしていきます。
②途中まで順調です。が…
③えーとですね、フィニッシュで手がまな板に当って力が入らず、最後まで糸をおろせないことが発覚しました。オーマイガー。
これは失敗です。
結局、チーズを上下逆さまにしたりして、なんとか糸でチーズを切ることができました。ふーーーッ。
決しておすすめしませんが、切り口は滑らかで美しいですね。どなたかこの裏ワザの「タマゴ」を引き継いで完成させていただけないでしょうか。
よろしくお願いします。
コルビージャックは溶けやすいのが特徴。ラップ&ペーパータオルでレンチンし、ふっくらと蒸したジャガイモに熱々とろとろのコルビージャックチーズをかけます。
も~ムフフなおいしさですよ♪
溶けやすいけど固まりやすいので、食卓をセッティングして食べるだけの状態にしてからチーズを溶かすと熱々のうちに食べられますよ。
【材料】(2人分)
・コルビージャックチーズ(5㎜スライス) 2枚
・ジャガイモ 2個
・パセリ 適量
【つくり方】
①ジャガイモは皮ごと食べるのでよく洗う。ペーパータオルを水でぬらして軽くしぼり、洗ったジャガイモを包む。その上からラップで包む。
②①を電子レンジ(600w)で2分加熱し、裏返して1分30秒加熱する。火が通ったら、4つぐらいにざっくりと割って皿に盛る(※手で割る場合はやけどに注意!)
③フライパンにチーズをのせて中火にかけ、全体が溶けたら、フライパンを斜めに傾け、すべらせるように②にかける。仕上げに刻んだパセリをちらす。
コルビージャックチーズはクセがないので、しょうゆや、かつおぶしなど和の味つけとすごく相性がいいです。ご飯の熱でチーズがとろんと溶け、もち麦がプチプチして、かむほどにおいしいですよ。のりで巻くとさらにうまし!
【材料】(小さいおにぎり2個分)
・コルビージャックチーズ 30g
・ご飯(今回はもち麦入り) 茶碗1杯分
・かつおぶし 1パック(2.5g)
・いりゴマ(白) 適量
・しょうゆ 大さじ1/2
【つくり方】
①チーズは1㎝角に切る。
②ボウルに温かいご飯、チーズ、かつおぶし、いりゴマを入れ、手早く混ぜ、しょうゆを加え、さっくりと混ぜる。
③半分に分けてにぎる。
※味つけはお好みで調整してくださいね。
焼きおにぎりにしてもいいですね。フライパンだとチーズに焼き目がついて、おいしそ♪
ちまちま食べているうちに、カビちゃいそうなので、いまのうちに「冷凍保存」を検討することにします。
そもそも、チーズって冷凍できるの?
水分少なめなので大丈夫そうだけど、ネット検索してみると…「解凍後は火を通して食べる」的な情報が多め。いったん冷凍したら、そのまま食べるのっておいしくないのかしら? 実験します。
【実験方法】
チーズを2cmの厚さにカットし、空気が入らないようにラップできっちりと包みます。さらにコストコで購入した粘着シート「プレスンシール」でラッピングします。ダブルで湿気から守るので完ぺきです。
【解凍】
1週間ほど冷凍してから解凍します。冷凍庫から出してシンクの上に半日放置すると…
オーマイガー!脂?水分?がにじんでいる!
真夏だったこともあって、表面に脂のようなものが浮いてしまったようです。食べてみると脂っぽいというか…これはイマイチですね。
【解凍、再び】
反省を踏まえ、冷凍庫から冷蔵庫へ。
1日ぐらいで解凍できました。
食べてみると、ちょっとフガッとした食感ですが、特に問題なし。おつまみ用としてイケます。
【実験結果】
冷蔵庫でゆっくり解凍がおすすめ!
※あくまでも個人の見解です。
レンガのような巨大さと色彩のインパクトに反して、クセのないマイルドな味で食べやすい「コルビージャックチーズ」。
塩気もあまり強くないので、おつまみに、お料理に、お弁当のすき間に、ちょこちょこ使える気軽さがいいですね。
チーズ好きなら冷凍しなくても、ぜんぜん食べきれると思いますよ。また買っちゃうだろうな♪
最後に、わが家の保存方法をお知らせします
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【メシ子流・保存方法】============
チーズは湿気をキライます。
冷凍しなくても、小分けにしてラップできっちりと包んでジップロックかプレスンシールに包んで冷蔵しておけば、おおもり家ではノープロブラム、無問題。
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※あくまでも個人の見解です。
毎度おなじみ長文投稿に最後までおつきあいいただきましてありがとうございました。
コストコでまたひとつ「おいしい出逢い」を経て、ひと回り大きくなったような気がします、サイズ的に(涙) こんなメシ子ですが、今後もレビュー書いていきますので温かく見守ってくださいね♡
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