大人も夢中になって遊んでしまうトランプやかるたなどのカードゲーム。最近では幼児から遊べるものも多く発売されています。カードゲームには「絵柄」「色」「数字」などの要素が含まれており、遊び方やルールも多様。論理的な思考力、集中力、判断力、記憶力、観察力、俊敏性なども鍛えられるため、知育玩具としても注目されています。また遊びの中で「ルールに従う」「順番を待つ」などの社会のルールを自然と身に着けることができます。子どもから大人まで幅広い年齢層が一緒になって遊ぶことができる点はコミュニケーション力を養うのにもピッタリ! さらにコンパクトで持ち運びがしやすく遊ぶ場所を選ばない点も魅力です。
文字や数字が分からなくても楽しめるカードゲームが「テディメモリー(ラベンスバーガー社/ドイツ)」。くまの絵柄が書かれた12組のペアカードで、形もくま型。絵柄も表情豊かかつパンダなどユニークなものもあり、子ども心をくすぐります。同じ絵柄を集めたり、ごっこ遊びをしたり、裏返して神経衰弱を楽しんだり、と子どもに合わせて遊び方も広がります。「虹色のへび(アミーゴ社/ドイツ)」は、カードにへびの頭、胴体、しっぽが描かれており、めくったカードと同じ色のへびがあればつなげられ、頭としっぽがつながったら、そのへびをもらえます。伏せてあるカードがなくなったときにカードを一番持っている人が勝ちというゲーム。運で勝ち負けが決まるので、年齢に差がある子ども同士でも楽しめてオススメです。
「ナンジャモンジャ(ロシア)」は、名前をつけて早く呼ぶゲーム。個性的なキャラクター12種類が描かれたカードの山札から1枚ずつカードをめくっていき、現れたのが初めて見るキャラクターだったら、めくった人が自由な発想でそのキャラクターに名前をつけます。順番にカードをめくっていき、同じキャラクターが出てきたら誰でもいいのですばやく名前を呼びます。一番先に名前を呼べた人が、それまでに重ねられたカードの束をもらいます。山札が尽きたときに、集めたカードの枚数が多い人が勝ちというゲーム。面白い名前、難しい名前、つける名前によってゲームの面白さや難易度が変化し、大人も思わず夢中になってしまいます。
3歳を過ぎると、数字や文字も少しずつわかってくるので、定番のトランプやかるたも始め時です。シンプルなトランプは遊び方も多彩。枚数を減らして神経衰弱をしたり、「ビッグ・オア・スモール」のように数字の大きさを当てっこしたり、七ならべをしたり、子どもに合わせて色んな遊び方ができます。かるたは様々な絵柄やテーマのものがあります。キャラクターもの、ことわざ、世界の国旗、英語、「上毛かるた」「北九州市ふるさとかるた」のように地域の文化をテーマにしたものなど、遊びながら文字や言葉を覚えるだけではなく、テーマに応じた知識もついていきます
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