人見知りは、記憶力が育まれ、ママなどいつも一緒にいる人と、それ以外の人たちを見分けられるようになって始まります。見知らぬ人に対する不安・恐怖・好奇心といった感情から、安心感を得られるママを求めて泣いたり、ママにしがみついて離れなくなったりします。
大体6カ月くらいから始まり2歳前後までに落ち着く子どもが多いそう。時期や程度など個人差があり、まったく人見知りしない赤ちゃんもいます。
「人見知りが早いと賢い」「人見知りしない赤ちゃんは愛情不足」などと言われることもあるそうですが、成長速度や性格の違いもあるので、あまり考えすぎず成長過程の一つとして捉えるのがよいそうです。
赤ちゃんが初対面の人、久しぶりの人には、人見知り中であることを事前に伝えましょう。普段一緒にいない人は、お腹が空いているのか、眠いのか、赤ちゃんの欲求がわからなかったり、嫌われてしまったのかと困惑してしまうこともあります。予め伝えておけば安心してもらえるでしょう。
祖父母や友人に抱っこしてもらっている時に人見知りで泣き出しても、すぐに引き離すことはやめましょう。この対応が「やっぱり怖い人なのかも」と誤解させてしまい、さらなる人見知りにつながるかもしれません。
赤ちゃんが泣いてもしばらく抱っこしてもらい、ママはいつも通りリラックスして笑顔で話している様子を見せることで「この人は怖くない人だ」と認識するきっかけになるでしょう。
赤ちゃんが人見知りするからといって、人と接する機会を減らすのは逆効果です。普段からいろいろな場所に連れていき、外の世界に積極的に触れさせてあげましょう。
離れて暮らすおじいちゃんやおばあちゃん、親戚などの場合は、テレビ電話や写真などを使って日常的に顔を見せておくことで、実際に会った時も「いつも見ている人だ」と興味を持って近づきやすくなります。
人見知りは成長の証と理解しつつも、大泣きする赤ちゃんは悩ましいですよね。人見知りが落ち着くまではある程度の時間が必要です。対処法を参考に赤ちゃんと一緒に克服していきましょう。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます