【ステップ7】で始めたブロック積1段目に2段目を積みます。
ブロック積では外からは見えませんがブロックの中に空いている穴を使って異形鉄筋を入れモルタルで固めて骨組みを造っています。
横筋を入れたブロックの溝と縦の穴は全てモルタルで埋めていきます。
モルタルが全域に行き渡るよう、棒切れで突いて馴染ませます。
2段目が積み上がった所で花置台になるレンガ(4個)をモルタルで積みます。
ブロックと目地幅を揃える為、2段目のブロック天端とレンガの隙間は1cmにして積みます。
レンガ同士の間も1cmに目地を取ります。
レンガは全方向で水平を出します。
水平器が小さい時は、真っ直ぐな角材等をレンガ全体に載せその上に水平器を置いて確認してみましょう!
3段目のブロックは飾り窓を造る為ハーフサイズのブロックを使います。
レンガ全体の幅がブロックに当たるのでここはブロックをカットしてレンガを食い込ませます。
食い込ませることで完成時の雰囲気がいい感じになりますのでちょっと一手間ですがブロックに食い込ませてみて下さい。
ブロックのカット量はレンガとブロックの間を全方向で1cmづつ開くように干渉部分をカットします。
カットはダイヤモンド刃が付いたディスクグラインダーでカットします。
グラインダーの刃が奥まで届かないので、カット線通りに全体に切れ込みを入れタガネとハンマーで切れ込み部をコンコンっと叩いて欠きます。
カットが出来たら凸凹をグラインダーで削って整えておきましょう~!
前項目でカットしたブロックを積み上げたら、4段目も積んでいきます。
4段目は窓部分になりますのでここでは横筋は入れません。
4段目の上は5段目で飾り窓の上部分になる所にアーチを造ります。
実際の感じを見る為4,5,6段目の通りにブロックを平らに並べ画像の様に簡易コンパスをつくりアールを描きました。
5段目のアーチ部分のブロックは基本サイズの横タイプを使います。
ケガキ線を裏表に罫書いたら、グラインダーで線をなぞる様に切れ込みを入れタガネとハンマーを使ってコンコンッと軽く叩いて欠きます。
欠いた後の凸凹はグラインダーで綺麗に整えておきましょう~!
カットした5段目のブロックをモルタルで積み上げましたが、真ん中下が無い状態なので重心が安定しません。
画像の様にブロックや木片を使って5段目天端が水平になる様かい物をしてモルタルが固まるまで養生しておきます。
補強の為アーチの内側に鉄筋を入れるので、あらかじめ5段目のカットしたブロックの内側になる部分にV型に溝を掘っておきました。
これもグラインダーを使って削り取っていきます。
画像を参考にしてみて下さいね!
4段目では入れられなかった横方向の鉄筋を5段目の上に入れます。
ですから5段目は横タイプのブロックを使いました。
鉄筋の入れ方は2段目と同じですが、ここではアーチの内側に入れた鉄筋を真ん中の合わせ部の穴から針金(結束線)を使って画像の横筋と繋げ持ち上げています。
真ん中で上の横筋と繋いでる様子です。
アーチの内側にもモルタルを入れ平らにするので、この鉄筋が落ちないようにする為です。
吊り上げ量は鉄筋がブロック面に当たらない様少し隙間が出来る位です。
5段目の横筋の溝にモルタルを充填したら、6段目を積み上げます。
これで飾り窓の花置台が出来ました~~~(*^-^*)/
1番目の塀は門袖位のサイズ(幅)なので門袖(門柱)を造る時も全く同じ方法で出来ます!!
アーチの飾り窓やレンガの花置台があるだけで同じブロック積でもとってもおシャレに出来ます。
色々アレンジしてみると面白いかもしれませんね~♪
鉄筋の骨組みは必須なので外観からは見えませんが、このような形でブロック塀は積まれています。
是非参考にしてみて下さいね(^_-)-☆
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