メインのベージュ系タイルは裏面に連結用の紙が付いて4枚が一体になった1セット150㎜角の物を6セット使います。
ミントブルーのタイルは36枚が1体になった1セット150㎜角の物で、こちらは表面に連結用の紙が付いた物を2セット使いました。
レイアウトを見る為ウッドデッキの上で色々並べデザインを決めました。
タイルのレイアウトデザインが決まったので実際に洗い場の所に並べサイズを確認しました。
余る部分はカットしてぴったりサイズにしていきます。
採寸が終わって一旦タイルを外し、縁取りに入れたレンガに目地を入れます。
カラーは薄灰色で深目地です。
レンガ目地が入ったので次はレイアウトしたタイルをカットしていきます。
1.洗い場センターから外に向かって目地を正確に取りながらライトベージュのタイルを並べます。
2.長手方向の空いた部分にミントブルーのタイルを両側に各2列だけ切り離したものを置きます。
3.センターライン上に4枚を正方形に切り離したミントブルーのタイルを画像の様に入れるので、仮置きしベージュのタイルにカットラインを書き写します。
4.排水口周りのベージュのタイルは丸くカットするのでその部分だけ切り離して外します。
センターライン上のカットが終わりミントブルーのタイルを入れ、排水口部分の丸形のカットも終了して実際の完成体で並べて確認します。
この時点で修正があれば修正しておきます。
2種類のタイルは厚さがそれぞれ違うので仕上りが平らになる様に張っていきます。
張り付けにはタイル張り付け用モルタルを使いました。
1.基礎コンクリート高で割り出した貼り付けモルタルの厚さより5㎜位厚めに張り付け用モルタルを全体に鏝(こて)で塗ります。
※くし目鏝(くしめごて)と言う縁がくし目の様にギザギザになっている鏝(こて)があればなお一層良いでしょう。
2.排水口の丸くカットしたタイルを排水口の輪郭に合わせ置きます。
縦長方向に1列ベージュタイルを目地を揃えながら置きます。
3.もう1列も目地を確認しながら置いていきます。
4.ベージュのタイルを全部並べ終わったら排水口を基準にゴムハンマーを使って個々の平面を出しながら全体に排水口に向かって傾斜するようにタイルを軽く叩きながら定着させていきます。
※タイルと貼り付けモルタルの隙間をなくす感じで張り付けます。
5.ベージュのタイルが張れたら、ミントブルーのタイルを空いた部分に目地幅を揃えながら置きます。
この時点でベージュのタイルより上にあればOKですが低ければ一旦外してモルタルを足します。
6.ベージュのタイルとブルーのタイルに渡るくらいのサイズの真っ直ぐな角材を置きベージュとの面が平らになる様ゴムハンマーで叩いて修正していきます。
全体の平面が出たら張り付け完了です。
張り付けが完了しました。
このまま30分ほど放置しタイルが動かなくなってきたら、タイル表面についた紙を少量の水で濡らしゆっくり剥がします。その後タイルに着いたモルタル汚れを水を含ませ良く絞ったスポンジで拭き取ります。
我が家のタイルは滑り防止加工のザラザラな表面なのでスポンジでは汚れがうまく取れないので、ナイロンの塗装刷毛を良く水切りし拭いては刷毛洗い、拭いては刷毛洗いの繰り返しできれいに汚れを取りました。
張り付け後最低でも1日以上養生して目地を入れます。
目地のカラー、入れ方は『外構DIY☆レンガと天然石乱張りで造るテラス階段~後編』で説明しているのと同じです。
目地入れが完了し、3日以上位すれば乗入れ出来ます。
それまでは雨風が当たらない様シートなどを被せ養生してください。
これで洗い場のタイル張り完成です。
タイル張り付け用モルタルは少し硬めに良く練って施工した方が平面が出しやすいです。
タイルの円形カット方法はブログでも具体的に説明していますので合わせてご覧ください。
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