「焼きカプレーゼ」とは、名前の通り、カプレーゼを焼いた料理です。通常は、トマトとモッツァレラチーズを並べてオリーブオイルをかけたものを冷たく冷やして食べますが、「焼きカプレーゼ」は、耐熱皿に並べてオーブンでじっくり焼いて頂きます。一体焼くとどうなってしまうんでしょうか?
それでは早速作ってみましょう!
<材料>(2人分)
トマト・・・2個
モッツァレラチーズ・・・1個
オリーブ油・・・適量
塩・・・少々
黒こしょう・・・少々
パセリ・・・少々
材料はいつものカプレーゼと全く一緒ですね。
1.トマトとモッツァレラチーズを薄切りします。
2.1を耐熱皿に並べ、塩・黒こしょうをふり、オリーブ油を回しかけます。
やはりこの色合いが綺麗ですね。
3.最後に2をオーブントースターで5分ほど焼き、パセリを振りかけたら完成!
さて、焼いたカプレーゼはどんな感じになっているのでしょうか!?
オーブントースターから取り出してみると、トマトは少し焦げ、水分が抜けて幾分か小さくなり、モッツァレラチーズはトロトロに溶けて、原型をとどめない感じになっていました。
アツアツをフーフーとしながら食べてみると、焼くことで甘みがギュッと凝縮されたトマトにチーズがからんで、より一層甘みを強く感じました。また、焼いて出てきたトマトの果汁とチーズ、オリーブ油が合わさったスープも絶品です。
これは冷たいカプレーゼでは味わえないですよね。ぜひスプーンでスープと一緒に具材を食べることをオススメします。
せっかくなので、もう1つ焼きカプレーゼを作ってみました。
材料は最後をご覧下さい。
1.トマトのヘタから5mmぐらいを切り取り、蓋を作ります。
2.厚みを10mmほど残して、スプーンなどで中身をくり抜き、塩を振っておきます。
あまり深くまでくり抜きすぎると、底に穴があき、中身が出てしまう可能性があるので、適度な深さにしましょう。
3.2の中にピザ用チーズを詰めて、蓋をします。
トマトまるごとが器になります!チーズはぜひ溶けやすいものを選びましょう。
4.3を耐熱皿にのせ、250度に予熱しておいたオーブンで20分ほど焼き、最後にこしょうを振り、オリーブ油をかければ完成!
こちらは豪快にトマトまるごと1個を器に見立てて、中にチーズを入れて焼いたカプレーゼです。見た目からしてかなりのインパクトですよね。
こちらも焼くことで、甘さが増したトマトと、ちょっと塩気があるピザ用チーズが絶妙にマッチして美味しい!モッツァレラのものよりも、しっかりした味のカプレーゼになりました。
焼きカプレーゼは、冷たいカプレーゼでは味わえない、トマトのジュワ〜&チーズのトロ〜が楽しめる、寒い季節にはもってこいのレシピでした。トマトの甘みも増すので、もしかしたら子供もこちらの方が好きかもしれません。
ぜひ今年の冬は、「焼きカプレーゼ」をホームパーティーメニューに加えてみて下さい☆
フレッシュなモッツアレラを使う場合は、分厚く切ってしまうと、焼いて冷めた時にゴムのようなゴワゴワした食感になるので、なるべく薄く切って使いましょう。
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