アネモネは、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で、地中海沿岸やヨーロッパ、西アジアなど北半球の温帯地域を原産とします。世界には100種以上の仲間があり、春に赤・白・ピンク・紫などの美しい花を咲かせる人気の園芸植物です。
実は、キンポウゲ科の植物はほかにもたくさんありますが、この仲間には毒性をもつ植物が非常に多いことでも知られています。
キンポウゲ科の植物にはプロトアネモニンという刺激性の成分が含まれており、触れるとかぶれることがあるため、きれいな花でも食べたりむやみに触ったりしないよう注意が必要です。
同じ仲間のラナンキュラスなどにも似た成分があります。
トリカブトには強い神経毒のアコニチン、フクジュソウには心臓に作用する強心配糖体が含まれる猛毒植物として知られていますが、同じキンポウゲ科のアネモネの毒は刺激性成分プロトアネモニンによるもので、猛毒ではないものの触れたり食べたりすると皮膚炎や胃腸の不調を起こすことがあるため注意が必要です。
人の命を奪う「トリカブト」とは違う成分だということで、ちょっと安心しましたが、アネモネもトリカブトと同じキンポウゲ科の仲間だなんて知っている方はきっと少ないでしょうね。
キンポウゲ科には、アネモネのほかにも、ラナンキュラス、キンポウゲ、トリカブト、フクジュソウ、クリスマスローズ、オダマキなど多くの植物があり、美しい花を咲かせる一方で毒性をもつ種類が多いことでも知られています。
オダマキが雑草化している様子や、公園内のクリスマスローズを調べたことがあったのですが、これらは都会でも身近に見ることのできる植物です。
アネモネやラナンキュラスは、見た目が特に美しいことから春を彩る園芸種として選ばれ続けていますが、小さなお子様やペットが口に入れたりしないように気をつけたいですね。
こちらの情報が、誰かの暮らしの助けや小さな気づきにつながりますように。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます