
オオイヌノフグリは、ヨーロッパ原産のオオバコ科クワガタソウ属に属する雑草です。春先には道端や原っぱに生え、青く可愛らしい小花を咲かせます。
この植物は繁殖力が強く、草地や道端でよく見かけます。私も、人が入り込まない公園の敷地でごく普通に見かけましたよ。日本だけでなく、アジアや南北アメリカなど世界中に広がっています。また、雌しべに花粉がつくと花が落ちるという特徴を持っています。
オオイヌノフグリには「ネモフィラ」というよく似た花がありますが、いくつかの違いがあります。
1つ目の違いは花の大きさです。オオイヌノフグリの花びらは5~7mmほどで、小さめです。一方、ネモフィラの花びらは約2cmと大きめです。花の大きさで見分けることができます。
2つ目の違いは、花を咲かせる時期です。オオイヌノフグリは寒い3月頃から咲き始めるのに対し、ネモフィラは4月~5月頃に咲き始めます。
お花のカラーが美しい!青い色が特徴です。
オオイヌノフグリの名前の由来は、日本原産のイヌノフグリに花が似ており、その花や株のサイズがイヌノフグリよりも大きいことからきています。また、「フグリ」という言葉は「陰嚢」を指し、実の形が犬の陰嚢に似ていることから、この名前がつけられたそうです。
似た仲間の雑草を調べて、このことをはじめて知ったときは、植物の名をつけるって、分かりやすさを優先するんだなぁ~!とびっくりしましたね。
美しいお花なので、魅力的な別名がぴったりだと思いましたよっ!
オオイヌノフグリは、秋に発芽し、雪や霜といった冬の厳しい環境にも耐えて春の開花を迎えるタフな植物です。茎や葉にはまばらに毛が生え、茎が分岐して横に広がりながら花を咲かせます。
この植物は「一日花」で、日が当たるときだけ花を咲かせるため、花を見たい場合は正午ごろの日が高く昇っている時間帯に探しに行くと良いそうですよ。
見たことのない方は、ぜひ実物を探してみてくださいね!オオイヌノフグリは、とても美しい花ですよ。「星の瞳」のような花を見ていると、「清らか」な心になれますよ~!
この情報が、どなたかの助けや喜びになりますように。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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