
フシチョウニシキ(不死鳥錦)は、ベンケイソウ科カランコエ属の常緑熱帯性多肉植物です。この植物は、コダカラソウ(子宝草、子宝弁慶)とキンチョウ(錦蝶)との交配種で、「不死鳥」の斑入り品種にあたります。
この雑草化した植物を調べているうちに、以前雑草化していた子宝草に会いたくなり、改めてその場所を訪れたくなりました
数年ぶりに現地に行くと…
初めてこの植物を見る方のために、もう一度ご説明させていただきますね!
こちらの植物は「子宝草」。別名で「子宝ベンケイソウ(子宝弁慶草)」や「クローンコエ」とも呼ばれています。マダガスカル原産のベンケイソウ科・カランコエ属に属する常緑性の多肉植物です。
子宝草は、その名の通り、葉の縁に小さな可愛い子株をズラリとつけます。葉の先から落ちた子株が新たに成長し、どんどん繁殖していきます。そのため、子宝に恵まれたい方にとっては、縁起の良い植物とされています!
また、子宝草はセイロンベンケイソウと胡蝶の舞の交配種です。セイロンベンケイソウは、時に「マザーリーフ」という名前でも流通しています。
さらに、交配されたと言われているセイロンベンケイソウについて調べてみたところ、これがまた興味深いんです。
セイロンベンケイソウは「ハカラメ」という別名も持ち、葉から芽が出る特徴から、英語では「幸運の葉」とも呼ばれています。葉の先から、赤ちゃんが沢山生まれるのを見るのは、なんだかうれしいような気分にもなりますね!
子宝草はセイロンベンケイソウと掛け合わされて生まれた植物ですが、掛け合わせたセイロンベンケイソウは、かなり強い毒性成分が含まれていることが知られています。この植物は、人の役に立つ面もありますが、その一方で非常に強い毒を持つことで警戒されています。
例えば、オーストラリアでは、セイロンベンケイソウを大量に食べた牛(2頭)が死亡した事例が報告されています。原因は、肺気腫や胃に激しい急性炎症を引き起こす毒性によるものでした。
葉を切り離してしばらく置いておくと、その葉の部分から子株が次々と生えてくる仕組みになっているんですよ。非常に独特な繁殖方法ですよね、やっぱりキモイです。
子宝草の葉の縁にたくさんつく子株たちは、やがてこぼれ落ちて次々に新しい子孫を作ります。前回訪れた時よりも、繁殖地が広がり、さらに大きくなっていました。この子孫たちは、1cmになる前に地面に落ちるんですよ。
季節の変わり目ならではの不安定な気温の中で、子宝草の姿がどう変化しているのか、興味深かったですね。
春の訪れを感じつつも、まだ少し肌寒さを感じる時期に、植物たちの生命力を目の当たりにすることができました。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
子宝草は、日当たりの良い場所と乾燥気味の環境が大好きで、寒さには弱いという特徴があります。そのため、これらの条件が整う場所でも自生できるんですね。実際、道端などの厳しい環境でも見かけることができます。生命力が強く、どこでも適応できるところがすごいですね。タコのように葉をうねらせ、成長していました、相変わらず、前回同様、葉の先には子孫を作っていました。巨大化していて、気持ち悪さはパワーアップしていました!
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