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プレスリリース

「豊かな自然と綺麗な水」だけでは、もう語れない。― 気鋭の地質学者・巽好幸が問う、その土地の食がつくる、そこにしかない価値とは。

受賞都市の首長5名が一堂に 「美食都市フォーラム2026」10月27日 東京ミッドタウン八重洲にて開催。

 



「豊かな自然と、清らかな水に恵まれた、新鮮な野菜と魚介類」地域の食を語るとき、全国どこでも使われるこの言葉を、なくしていきたい ―
 「美食地質学」の提唱者・巽好幸氏はそう語ります。なぜ、その土地でその食材が育つのか。なぜ、旨いのか。答えは、足元の地層にある。
 一般社団法人美食都市研究会(所在地:東京都中央区、代表理事:橋爪紳也)は、2026年10月27日(火)、東京ミッドタウン八重洲カンファレンスにて「美食都市フォーラム2026」を開催いたします。巽氏には40分のゲスト講演をいただきます。

本フォーラムは、ガストロノミー(美食)を軸とした都市政策・地域創生を議論する場として2024年に始まり、本年で第3回を迎えます。本年のテーマは「ここにしかない食が、まちを動かす。」

「美食都市アワード」受賞都市の首長5名をはじめ、研究者、教育機関、企業が集い、その土地にしかない食が、まちをどう動かすのかを議論いたします。
 
■ 開催概要

■ 本年の見どころ

【1】地質学から食を読み解く ― ゲスト講演 ―

風土が育むフード ー美食地質学の視点 美食地質学の提唱者であり、ジオリブ研究所所長・神戸大学名誉教授の巽好幸氏をお招きし、「風土が育むフード ー美食地質学の視点」と題してご講演いただきます。

「豊かな自然と清らかな水に恵まれた、新鮮な野菜と魚介類」。地域の食を語るとき、しばしば用いられるこの言葉を、巽氏は乗り越えようとしています。なぜその土地でその食材が育ち、なぜ美味しいのか。世界一の変動帯である日本列島の営みが、いかにして多様な食材と食文化を生んだのか。
 本講演では、受賞都市のひとつである八戸市の食を美食地質学の視点から読み解く事例もご紹介いただきます。「オンリーワンの食とは何か」を、足元の地層から問い直す40分です。




巽好幸氏  

【2】巽好幸氏 新刊『もっと美食地質学』発売記念 サイン会
 巽氏の最新刊『もっと美食地質学:たゆたう大地の試練と恩恵』(光文社新書)が、フォーラム直前の10月20日に発売されます。会場では書籍販売とサイン会を実施いたします。
 前著『「美食地質学」入門 - 和食と日本列島の素敵な関係』(光文社新書)は、科学ジャーナリスト賞2023を受賞しています。

【3】受賞5市町の首長が一堂に
 余市町・八戸市・飛騨市・日田市の首長による「美食によるまちづくり」のプレゼンテーションに加え、京丹後市の中山泰市長が「美食都市連携構想と京丹後市の取り組み」を講演。その後、5市町の首長による「美食を生かしたまちづくりの未来」をテーマとしたパネルディスカッションを行います。

昨年の美食都市フォーラムの様子


【4】美食都市宣言書へのサイン
 受賞都市の首長が、食による地域づくりの連携を誓う宣言書に署名いたします。

昨年、函館市、淡路島、坂井市、多気町、廿日市市による美食都市宣言


【5】受賞都市によるブース出展・食材提供
 各受賞都市がブースを構え、交流会では地域の食材を用いた料理をご提供いたします。

■ プログラム

※ プログラムは予告なく変更する場合がございます。

■ 参加申込
本フォーラムは、自治体関係者に限らず、どなたでもご参加いただけます。
 申込ページ https://gastronomy-forum.peatix.com
 参 加 費  1名 1,000円(交流会費を含みます)
 定  員  120名(先着順)
 申込締切  2026年10月26日(月)
※ 交流会では受賞都市の食材を用いたお料理とお飲み物をご提供いたします。参加費に含まれます。
※ 報道関係者の方はお申し込み不要。事務局までご連絡ください。

■ なぜ今、「美食都市」なのか
世界の旅は、有名観光地を巡るものから、「その土地の歴史と文化を、食を通して体感する」ものへと大きく変わりました。ヨーロッパでは、食を軸に地域をブランド化し、世界中から人を惹きつける都市が次々と生まれています。

日本にも、その土地にしかない食があります。変動帯である日本列島は、複雑な地形と気候、そして清冽な水を生みました。同じ国の中で、地域ごとにまったく異なる食材と食文化が育ったのは、その必然です。ここにある食は、他所では再現できません。

各地に、その食を活かして地域経済を動かしている自治体が現れています。しかし、こうした取り組みは全国的にはまだ一部にとどまります。「自分たちのまちにある食を、どうすれば地域の価値に変えられるのか」。その道筋を学び、実践できる機会は、多くありません。
そして、食を地域の力にするということは、観光客を呼ぶことだけを指すのではありません。生産、加工、流通、料理、観光、消費。これらをひとつの地域産業としてつなぎ直したとき、食ははじめて、まちを動かす軸になります。

美食都市ではフォーラムは、その実践を持ち寄る場です。美食都市アワード受賞都市の首長・生産者・料理人・研究者・企業がともに議論する、日本で唯一のフォーラムでございます。
本年は、受賞5市町の首長が一堂に会します。個々の都市の挑戦を、都市間の連携へと進める起点となる一日となっています。

■ 美食都市アワードについて
地域独自の食文化の魅力と、食を軸としたまちづくりの取り組みを評価・顕彰する、日本で初めてのアワードです。2024年に創設し、2026年度で第3回を迎えました。
豪華な食材や高級店の多さを競うものではありません。食が地域経済・教育・市民生活にどう根づいているかを評価しております。

2026年度は、全国54都市・エリアの中から次の4都市が受賞されました。
  北海道 余市町 / 青森県 八戸市 / 岐阜県 飛騨市 / 大分県 日田市
これまでの受賞都市の担当者による勉強会を隔月で開催し、担い手の育成や広域連携といった共通課題について継続的に議論を重ねております。

■ 代表理事コメント


「日本各地には、世界に誇れる“食のまち”があります。食は観光の一素材ではなく、地域経済を組み立て直す産業の軸でございます。本フォーラムを通じて、食を核にした新しい地域創生のモデルを国内外に示してまいります。」

美食都市研究会 会長/
大阪公立大学 名誉教授 橋爪 紳也





■ 登壇者プロフィール(ゲスト講演)
 巽 好幸(たつみ よしゆき)
 美食地質学創始者・ジオリブ研究所所長・神戸大学名誉教授




 1954年大阪生まれ。京都大学理学部教授、東京大学海洋研究所教授、神戸大学海洋底探査センター教授などを歴任。水惑星地球の進化や超巨大噴火のメカニズムを「マグマ学」の視点で考えている。日本地質学会賞、米国地球物理学連合ボーエン賞、井植文化賞などを受賞。主な一般向け著書に、最新刊『もっと美食地質学:たゆたう大地の試練と恩恵』(光文社新書)、『神と仏の人文地質学-地殻変動で解き明かす日本古代史』(光文社新書)、『「美食地質学」入門-和食と日本列島の素敵な関係』(光文社新書/科学ジャーナリスト賞2023受賞)、『富山のすしは何故美味しい』(北日本新聞社)、『富士山大噴火と阿蘇山大爆発』(幻冬舎新書)などがある。テレビ番組NHKスペシャル『列島誕生 ジオ・ジャパン』『タモリ、山中伸弥のびっくりはてな』、TBS『情熱大陸』などに出演。2021年ジオリブ研究所設立。数々の地域の魅力づくりや観光誘客プロジェクトに参画し全国を駆け巡っている。

■ 参考
 ■ 美食都市研究会 ウェブサイト
  https://www.gastronomy-city.org/

 ■ 美食都市アワード2026 受賞都市発表
   https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000168087.html


■ ジオリブ研究所
   https://geo-live.jp

■ 本件に関するお問い合わせ先
 一般社団法人 美食都市研究会 事務局
 担当:事務局長 久保 典昭
 TEL:090−1039−4836
 Email:noriaki.kubo@gastronomy-city.org

以上

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