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プレスリリース

命を守る、火を消す、いざという時の行動を消防訓練で学ぶ!~豊橋市高師校区住民ら70人が参加~

豊橋市消防本部が、令和8年2月21日(土)「南海トラフ地震で震度6強の揺れが発生し、第二指定避難所である高師小学校近くの民家から出火した」という想定で、地域と連携した消防訓練を行いました。




大分市佐賀関で昨年11月に住宅など187棟を焼失した大規模火災を受け、愛知県の豊橋市消防本部は木造住宅が密集する市立高師小学校周辺で消防訓練を実施しました。
南消防署のほか、地元の自治会や自主防災会、消防団などから約70人が参加。被害拡大を防ぐために重要な初期消火の手順や、道路の狭い住宅地でホースを延長する訓練などを通じ、連携体制を確認しました。
狭路を人力でホース延長
高師校区は木造住宅が密集しており、南海トラフ地震発生時には市内で最も多い414棟(過去地震最大モデル)が火災により焼失すると想定されています。
ひとたび出火すれば延焼の危険が高く、命に関わる事態になりかねません。
学校周辺は道幅が狭い場所も多く、消防車両が火元付近まで進入できない可能性もあります。







訓練では、消防隊と地元消防団が防火水槽から約500メートル離れた小学校まで、人力でホースを搬送。複数のホースを積んだホースカーやホースを背負いながら、1本20メートルのホースを約25本接続しました。水源から離れているため、中継ポンプを設置して水圧を調整しながら、迅速かつ確実にホースを延長する手順を確認。最後は小学校への延焼を防ぐため、広い範囲に水の幕を張るように放水しました。



延焼拡大を防ぐ初期消火、住民たちがバケツリレー
大規模地震発生時には、自宅の隣家から出火するケースや、大分市の火災のように強風による飛び火で離れた場所から出火する可能性もあります。
延焼拡大を防ぐためには「初期消火で火を抑える」という意識が何より重要です。
住民や子どもたちは、いざという時を想定してバケツリレーによる消火も試みました。
「バケツは真横ではなく、ジグザグに手渡してください」という消防職員からのアドバイスを受け、互いに向かい合う形でリレーを実施。
体を180度ひねる必要がなく、周囲の状況も確認しやすいため、スムーズに水を運ぶことができました。





水消火器の使い方も確認しました。
高師校区内には300本以上の街頭消火器が道路沿いに設置されています。
消防職員は「自宅近くの街頭消火器の位置を確認して帰ってください」と呼びかけ、万が一の際の活用を促しました。





ドローン活用し被害状況を把握


さらに、豊橋市が昨年12月から運用を始めたドローン飛行隊がドローンを飛ばし、上空から被害状況を確認。広範囲に及ぶ火災箇所の把握や、ホース延長ルートなどの情報収集を行いました。このほか、協定を結ぶ東愛知生コンクリート協同組合のコンクリートミキサー車1台が駆けつけ、消防用水が不足したと想定し、防火水槽へ水を補給しました。



訓練の締めくくりに、南消防署の藤村宏署長は「大規模火災では、空き家の存在や飛び火が延焼を拡大します。火災発生時に上昇気流や風の影響で数キロ、数百メートル先まで飛び火し、さらに火災を拡大させるかもしれません。住民一人ひとりが火災の危険性を認識し、いざというときは避難誘導や初期消火に取り組むことが非常に重要になってきます。雨が降らず、乾燥状態が続いているので、大きな火災になることが心配されています。火災予防への意識を高め、安全‧ 安心な住みやすい高師校区を守っていきましょう」と呼びかけました。



訓練後には、煙体験や起震車体験、地下に埋設された貯水槽から飲料水を給水する方法の確認なども行われ、参加者はさらに防災意識を高めていました。

自分たちのことは自分たちで。いざという時、パニックを起こさず、命を守るための避難・消火・救護といった実践的な行動を身につけるには、今回の訓練のように地域と連携しながら、身体で手順を覚えることがとても大切に思います。


現在豊橋市では水不足により節水が行われているため、今回の訓練では中島処理場の処理水が消火水として使用されました。

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