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プレスリリース

販売数2倍・人件費11%削減のソフトクリームロボ「モーモー」、修学旅行の高校生考案の“おみくじ機能”を12月8日搭載へ

瓶入り乳製品の品数日本最多※有限会社山村乳業(本社:三重県伊勢市3丁目5-8 、代表取締役社長:山村豊裕、以下弊社)は、認定NPO法人very50(以下very50)が提供する超実践型教育プログラム「MoG(Mission on the Ground)」および学校法人湘南学園 湘南学園高等学校との協働プロジェクトを通じて、山村みるくがっこう 内宮前店で稼働する山村ソフトクリーム自動製造ロボット「モーモー」に「おみくじ機能」を2025年12月8日から新機能として追加します。同ロボットが作る山村ソフトクリームは、SNSでも話題になったことに加え、人間顔負けの愛嬌で直近3ヶ月間で販売数量が前年同期比(ロボット非稼働時)約2倍に伸長し、多い日には1日400個以上を販売するほどの人気となり、来店客数も111%へと増加するなど、店舗全体の集客力向上に大きく寄与しています。加えて、人件費は89%に圧縮するなど、省人化とサービス品質向上を両立するロボットとして高い効果を発揮しています。今回の新機能追加により、年始の伊勢神宮への初詣に対応するとともにさらなる顧客体験価値の向上を目指してまいります。
※ 自社調べ(2024年12月時点)

おみくじ機能動画:https://youtube.com/shorts/I1ZAX7o0Xtg











新機能特徴
購入者がソフトクリームを受け取る際、ロボットが「超吉」(大吉を超える最上位)から「大凶」まで、全8段階の運勢を伊勢弁の音声で伝えるおみくじ機能「モーモーおみくじ」を実装しました。「超吉~!大吉より上とか…もうチートやん。モーモーテンション爆上がりやで!おおきんな~また寄ってな~」のように結果を読み上げ、お客様を思わず笑顔にさせる演出になっています。おみくじのない伊勢神宮において、ソフトクリームの購入体験を“特別な一瞬”に変える、新しい体験型機能です。




開発背景
本プロジェクトは、弊社が抱える「店舗体験価値をさらに向上させたい」という課題意識を起点に始まりました。この取り組みを共に進めるパートナーとして協働したのが、very50です。同団体は、高校生が実社会の経営課題に挑む超実践型教育プログラム「MoG(Mission on the Ground)」を提供しており、今回、湘南学園高等学校の生徒たちが修学旅行の一環として2025年11月10日~11月14日まで伊勢を訪れ、当該プログラムの枠組みのもとで弊社の課題に対するアイデアの立案に取り組みました。
伊勢滞在中、生徒たちはおはらい町・おかげ横丁などを歩いて調査し、「観光地・伊勢でどのような体験が魅力的か」を考えました。また、弊社乳製品の販売体験を通じて、“瓶牛乳文化”や店舗が大切にしてきた体験価値への理解も深めました。
その上で、生徒たちは「非日常性が体験価値を高める鍵である」との視点から、“おみくじ”をはじめとする合計9種類のアイデアを提示しました。弊社では、これらの提案が持つ本質である“来店者のワクワクを高める体験設計”を損なうことなく具現化する方法について社内で検討を重ねました。その結果、ソフトクリームロボットへの機能拡張として実装することが最も適しているとの判断にいたり、今回の新機能発表へとつながりました。










湘南学園高等学校 プロジェクト参加生徒一同のコメント
まず、このような機会をいただけたことを本当に感謝しています。研修旅行の一環として短期間で実施したマーケティング活動において、私たちは多くの試行錯誤を重ねてきました。その提案を、山村乳業さんに評価していただけたことは、想像もしていなかったため、大変驚きました。私たちは「伊勢といえば山村乳業」というイメージを、多くの人に持ってもらうことを目標に掲げ活動に取り組みました。学校をモチーフに「懐かしさ」を大切にしている山村みるくがっこうに対し、これまで接点の少なかった学生の視点を重視し、伊勢を訪れる修学旅行生含むお客様にとって山村みるくがっこうがどのように思い出として残るのかを議論しました。その過程で、「非日常感」が体験価値を高める重要な要素であることに気づきました。そこで、伊勢を訪れるお客様に山村乳業に足を運んでもらい、「美味しさ × 体験型エンターテインメント」を楽しんでほしいと考えました。この提案が、「伊勢といえば山村乳業」と多くの人に思っていただけるきっかけとなれば幸いです。
有限会社山村乳業 事業責任者 山村 卓也のコメント
観光地にいながら、スマートフォンに没入してしまう観光客の姿を目にすることは少なくありません。デジタル世界での体験が充実しすぎているあまり、観光地という非日常空間においても退屈さを感じてしまう現状に、私たちは課題を感じていました。そうした中、修学旅行で訪れた高校生から、リアルな体験をより魅力的にするための提案を多数いただきました。その内容は非常に完成度が高く、私たちに大きな刺激を与えるものでした。そこで社内で議論を重ね、提案の本質である「ワクワクする体験」をどう形にするかを検討した結果、ソフトクリームロボットへの新機能として実装する方針に至りました。特に、高校生たちの提案の質が高かったこともあり、構想から実装・検証まで1ヵ月にも満たない短期間でローンチすることができました。今回の新機能により、購入の瞬間そのものが楽しめる体験へと進化し、お客様にとっても大きな価値となると確信しています。この機会をくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
認定NPO法人very50 副代表 谷弘 望氏のコメント
今回のプロジェクトで特に印象的だったのは、山村乳業担当チームの常に活発な姿勢でした。湘南という全く異なる土地に住む生徒たちが、伊勢神宮の外宮・内宮の関係性や歴史に始まり徐々に伊勢という地域、そして山村乳業の事業に没頭していく姿には目を見張るものがありました。提案の転機となったのは、生徒たちが宿でこっそり楽しんでいた『ジェンガ』でした。『修学旅行など旅行の本質とは何か?』を突き詰めた彼らは、そこから『非日常性』というキーワードに辿り着き、今回の「モーモーおみくじ」のアイデアの源泉を生み出しました。山村さんとの壁打ちでは、厳しいビジネスの視座を突きつけられながらも、生徒たちは打ちひしがれるどころか、『もっとこんなこともできるのでは』と目を輝かせ、ビジネスの奥深さに興奮していました。そんな彼らの純粋な熱量を、山村さんが現実のビジネスプランへと昇華してくださったことは、生徒たちにとって計り知れない教育効果を生むと確信しています。この原体験を胸に、彼らが将来、社会に大きなインパクトを与える人材へと成長していくことを楽しみにしています。
very50及び産学連携型教育プログラム「MoG」とは
認定NP0法人very50は、「自立した優しい挑戦者を増やして、世界をもっとオモシロク」することをミッションに掲げ、2008年に設立された実践型教育団体です。
very50は、国内外の社会課題に「自分ごと」で挑む機会を、高校生・大学生・社会人に提供しています。特に、教育事業の中核である『MoG』は、「行動を通じた問題解決能力の養成」をテーマとする、日本でも有数の超実践型プログラムです。高校生がチームを組み、社会人や大学生の力を借りながら、国内外の事業家のリアルな経営課題解決に挑みます。プログラムに参加する高校生・大学生は年間で3,000名を超えます。

超実践型教育プログラム「MoG(Mission on the Ground)

山村ソフトクリームとは
山村ソフトクリームは、看板商品である山村牛乳を100%使用した濃厚なミルクソフトです。ひとくち食べればまるで牛乳を飲んでいるかのような濃厚なミルク感が特徴です。味わいを支えるのは、三重県産ホルスタインの新鮮な生乳と、創業以来守り続ける85℃・15分間のパスチャライズ殺菌。手間をかけてじっくり殺菌することで、栄養と風味を保ち、豊かなコクと香りを引き出します。さらに、自社で丁寧に仕込む自社製練乳を合わせることで、まろやかな甘みとすっきりした後味を実現。乳化剤・植物油脂は不使用です。



山村みるくがっこうとは
牛乳や牛乳を使った商品のおいしさと牛乳にまつわる文化をご体験いただきたい、そんな想いで山村みるくがっこうと名付けました。昔懐かしいミルクスタンド形式での販売を基本として、外宮前店はテイクアウトの専門店、内宮前店はテイクアウトに加えイートインスペースを設けています。両店舗ともに懐かしさを感じる店構えを大切に、ショーケースにも色とりどりな瓶入り乳製品を陳列しています。その他、弊社の牛乳瓶を活用した照明や瓶入り乳製品の蓋の展示、机や椅子には実際の学校の机や椅子を使用するなど、非日常を提供する特別な空間に仕上げました。ご来店いただくお客様は20代、30代の男女に加え、ファミリー層、伊勢市在住の方など幅広い年代・性別にわたり、年間12万人以上のお客様にご来店いただいています。
販売しているのは看板商品である山村牛乳や山村ヨーグルト、山村ぷりんなど各種乳製品に加え、年間7万食以上を販売する人気No.1メニューの山村ぷりんソフトなど弊社が製造する様々な乳製品を販売しています。

山村みるくがっこう店舗紹介





山村乳業とは
山村乳業は、1919年(大正8年)に三重県宇治山田市(現伊勢市)で創業した乳製品メーカーです。2019年に100周年を迎え、現代表の山村豊裕は三代目です。今では珍しくなった瓶容器での製造を創業以来大切に守り抜き、看板商品の「山村牛乳」をはじめ、「山村コーヒー」、「山村フルーツ」、「山村ヨーグルト」、「山村ぷりん」に加えアイス、菓子などお客様の声にひたむきに向き合う中で、18品目60種類の商品を製造・販売、その中で瓶入り乳製品は14品目47種類を数え、日本最多の商品ラインナップを展開しています。
長きにわたり大切にしているのが牛乳の味わいと風味を左右する殺菌方法で、弊社はパスチャライズ殺菌を採用しています。パスチャライズ殺菌は人体に有害な菌を死滅させつつも、牛乳中のタンパク質はほとんど熱変性しないため、カルシウムと共に体内でゆっくり消化吸収されます。加えて、牛乳本来の味わいと風味が保たれます。例えるなら“お米を鉄釜で炊くか、アルミ鍋で炊くか”の違いと言えます。高温・短時間のアルミ鍋と比較し、低温・長時間の鉄釜のお米がおいしいように、牛乳も同じことが言えます。85℃15分間のパスチャライズ殺菌が山村牛乳のおいしさの秘密です。なお、山村牛乳と山村ヨーグルトは特徴ある優れた産品を三重県と食に精通した有識者などが選ぶ、みえの食セレクション選定品です。
販路に関しては、伊勢市内およびその近郊への宅配に加え、山村乳業の直売店である「山村みるくがっこう 外宮前店・内宮前店」、「山村乳業アイス工房直売店」のほか、スーパーマーケット、百貨店、三重県のアンテナショップ「三重テラス」、伊勢志摩地方のホテル・旅館、公式通販など幅広く展開しています。
会社概要
商号:有限会社山村乳業
代表者:山村豊裕
所在地:〒516-0079 三重県伊勢市大世古3丁目 5-8
創業:1919年
事業内容:乳製品の製造・加工販売、店舗経営
資本金:300万円
URL:https://yamamuramilk.co.jp/




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