お知らせがあるとここに表示されます

コメントがあるとここに表示されます

編集部からの連絡

編集部からの連絡があるとここに表示されます

プレスリリース

持続可能な農業で実現する高品質イチゴが初出荷

記録的な猛暑を乗り越え“かおりの”など3品種を総量約160トンへ向け出荷開始

全国規模でコールドチェーンを展開する青果の総合流通企業、株式会社ファーマインド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林 格、以下、ファーマインド)のグループ会社で、茨城県稲敷市にてイチゴの生産と販売を行う株式会社ファーマ村いちご農園(2025年4月に開園した大規模農園)では、この度、初めてのイチゴの収穫、出荷が始まりました。今年は記録的な猛暑の中、スマート農業技術を活かした栽培により、総量約160トンへ向け高品質イチゴを収穫しました。クリスマスや年末年始の需要が高まるこの時期に、これからも日本の食卓に彩をお届けし続けるための第一歩となります。


スマート農業で育てた “かおりの”など3品種が、全国へ出荷開始



出荷品種
今回出荷されるイチゴは、以下の2商品(3品種)です。


商品名:『いちみつ』
ジャパンフードセレクション※ グランプリ受賞(2025年4月)
〈品種〉
・ロイヤルクイーン
濃厚な甘みと深紅の外観が特徴。贈答用にも人気の高級品種。
・みくのか
香り豊かで、酸味が少なく甘みが際立つ新しい注目品種。

※消費者の代表・フードアナリスト2万人が選ぶ、日本初の食品・食材評価制度







商品名:『いちのか』
〈品種〉
・かおりの
甘みが強く酸味がおだやかで、しっかりとした触感、優れた香りの品種。




■農業が抱える社会課題への取り組み
後継者不足、食料自給率の低下、気候変動など、現在、日本の農業は複合的な課題に直面しています。これらの課題に対し、ファーマ村いちご農園では、以下のような取り組みを通し、次世代へつなぐ「持続可能な農業」を目指しています。


リフティングシステム
1. 生産性と作業効率を高めるスマート施設
上下に動く「リフティングベンチ」により、限られた空間を有効活用し、栽植株数が最大約2倍に増加。ベンチの高さ調整で作業負担も軽減され、効率的な栽培が可能です。さらに、室温コントロールを目的とした窓の開閉、遮光・保温カーテンや温湯暖房などの設備を統合制御し、クラウド上で遠隔管理することで、安定した収穫と品質向上を実現しました。





太陽光集熱パネル
2. 環境にやさしい省エネ・循環型栽培
太陽光集熱パネルで温水を作り、夜間に根元だけを温める「局所暖房」により、従来の暖房方式に比べて大幅な省エネ効果を計画。さらに、積算日射量に応じた自動灌水と、排液の殺菌・再利用による養液循環システムが、水と肥料の使用量を抑え、環境負荷の少ない栽培が可能となりました。





トラックバースとドックシェルター
3. ファーマインドグループだからこそ可能なコールドチェーンネットワーク
収穫後すぐに園内の冷蔵庫で予冷し、冷蔵トラックで青果センターへ輸送。センターでの保管・仕分けも低温で行い、全国の店舗まで鮮度を保ったまま届けることで、食品ロスの削減と安定供給を支えています。





4. 若手が安心して働ける、働きやすく安定した未来の農業
日本の農業従事者の平均年齢が69.2歳※と高齢化が進む中、ファーマ村いちご農園では平均年齢28.2歳と、若手人材を企業のビジネスパーソンとして雇用しています。スマート農業技術の導入により、経験に頼らないデータに基づいた栽培管理が可能となり、農業を“未来ある仕事”へ進化させています。
※農林業センサス、農業構造動態調査(農林水産省統計部)




■ 生産者の声
「今年の夏は記録的な猛暑で、育苗にも苦労しました。経験則が通じない気候の中、定植後の栽培管理においても、潅水・温度管理等のデータから植物の生育状況を見える化しながら、栽培に生かしてきました。こうして初出荷を迎えられ、消費者のもとにいちごをお届けできることを大変嬉しく思います。」
ファーマ村いちご農園 代表取締役 川島 浩司


【株式会社ファーマ村いちご農園 会社概要】
会社名:株式会社ファーマ村いちご農園
代表者:川島 浩司
所在地:東京都千代田区神田和泉町1番地   
設立:2020年8月4日
事業内容:国産青果物の生産販売、農地の運営管理など

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
暮らしニスタとは?
よくある質問
暮らしサポーター

暮らしニスタの最新情報をお届け