プレスリリース
伝統の西陣織×誕生40周年の和菓子「紡ぎ詩」がコラボした、“こころを紡ぐ”特別なひと箱。公式WEBにて数量限定販売いたします。
鶴屋吉信
2025.10.23
創業1803年・京都西陣の「鶴屋吉信」創業記念日企画第2弾。メルマガ会員様限定にて2025年10月28日(火)より発売。

「紡ぎ詩 西陣織印籠箱」
和菓子製造販売の株式会社 鶴屋吉信(つるやよしのぶ)(本社:京都市上京区、代表取締役社長:稲田慎一郎)は、去る10月10日に迎えました創業記念日の記念企画第2弾といたしまして、京都「渡辺金襴」様のご協力のもと、伝統工芸「西陣織」を使用した特製化粧箱に、本年誕生40周年を迎えた銘菓「紡ぎ詩(つむぎうた)」をお詰合せした特別な一箱をお誂えいたしました。おそろいの西陣織を使用した、おしゃれなカードケースもセットで付属いたします。
“こころを紡ぐ、伝統を紡ぐ。” そんな想いがこめられた本商品は、2025年10月28日(火)より、公式オンラインショップにて「メールマガジンご登録」かつ「ご購入実績のある」会員様限定にて数量限定販売を開始いたします。※完売次第、終了となります。
※オンラインショップのトップページへリンクいたします。
※通常の商品一覧・検索には表示されません。ご購入方法につきましては商品概要をご覧くださいませ。

西陣織印籠箱 外見・中身(「紡ぎ詩」6個入)

お届け時の外装・西陣織カードケース
●商品名:「紡ぎ詩 西陣織印籠箱(つむぎうた にしじんおりいんろうばこ)」
●価格:5,400円(本体5,000円)
●販売期間:2025年10月28日(火)より 完売次第終了
●販売店舗:鶴屋吉信公式オンラインショップ(ご購入条件あり)
●商品内容:焼菓子「紡ぎ詩」×6個、西陣織製カードケース×1個、西陣織印籠箱
●サイズ:西陣織印籠箱:W:112×H:185×D:51mm カードケース:W:105×H:70×D:8mm
・URL記載のメールマガジンは、下記の順に配信を予定しております。(以降も配信する場合あり)
第1回:2025年10月28日(火)
第2回:2025年11月4日(火)
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※他の商品をご購入の際、決済画面から同時にご登録いただくことも可能です。

西陣織製カードケース
印籠箱とおそろいの西陣織でおつくりしたカードケース。名刺サイズが二箇所に収納できる、おしゃれで便利な一品です。名刺や常備薬、小物入れなど…印籠箱同様、お手元で末永くご愛用くださいませ。

焼菓子「紡ぎ詩(つむぎうた)」
「紡ぎ詩」は、1985年(昭和60年)に発売されました、京菓匠 鶴屋吉信のベストセラー焼菓子です。国産の栗を刻み、北海道産小豆を用いたなめらかなこしあんと合わせて包んだひとくちサイズの美味しいおまんじゅう。ケシの実のぷちぷちとした食感、香ばしい風味がアクセントの銘菓でございます。
鶴屋吉信が創業以来222年の歴史を紡ぐ、京都・西陣の地の伝統工芸「西陣織」。その源となる絹糸を紡ぎ出す「まゆ」のかたちになぞらえた、ころんと愛らしいかたち。優しい甘さと素朴な風味は多くのお客様に長年ご愛顧いただき、おかげさまで本年2025年に誕生から40周年を迎えることとなりました。
「紡ぐ」という言葉から「絹糸を紡ぐ」そのものはもちろん、「美味しさを紡ぎ出す」こと、「心を紡ぐ」「想いを紡ぐ」お客様それぞれの想いを絹糸のように優しくつないでいく・・・そんなお菓子として末永くご愛顧いただきたいという想いをこめております。

今回のコラボレーションにご協力いただいたのは、京都にて西陣織工場を営まれる「渡辺金襴(わたなべきんらん)」様。西陣織伝統の技術と伝統の意匠を受け継ぎ、寺社仏閣を中心とした様々な場所で重宝される金襴を製造されています。古き良きものを守り伝え、未来へ繋げてゆきたい。西陣織と京菓子、2つの伝統工芸がその想いを同じくし、このために織っていただいた生地でおつくりしたのが「紡ぎ詩 西陣織印籠箱」です。
「渡辺金襴」代表の渡邉 崇博さんに、その魅力と創意工夫についてお話をお伺いしました。
●『織り物は「立体」』…絹糸の美しさを最大限引き出す技。


「織り物は「立体」なんですよ。」と、渡邉さん。「紡ぎ詩 西陣織印籠箱」は優しい白色・桃色、2色の錦糸のみを使用した一見シンプルな意匠ですが、そこには絹糸本来の良さを活かし、色柄がくっきりと美しく映えるよう、生地を平面でなく「立体」ととらえた工夫が施されていました。その技術のひとつが「タテ糸の多さ」。今回の意匠では「白色」の部分にあたります。最も他の色の影響を受けやすい白い糸の数を意図的に増やし、ギュッと密に織ることで、そのツヤがより一層艷やかにきれいに見えるように。白はより白く、桃色はより柔らかい色が引き立ち、柄が浮き出て見えるのだそうです。

西陣織制作のイメージ

西陣織制作のイメージ
「絹糸はツヤが一番の魅力ですので、そこをまず見ていただきたいという想いがあります。」と渡邉さんがおっしゃるように、内側から光るような錦糸の美しさです。見る角度によって異なる輝きを見せる西陣織を、こちらの化粧箱ではフタ・ミでオモテ・ウラと使い分け、それぞれの美しさが楽しめる一品に仕上げていただきました。
意匠は「小葵花菱文様(こあおいはなびしもんよう)」。平安時代から受け継がれている、格式ある有職文様です。
●職人の性格までも映し出すという、繊細な芸術品。

西陣織制作のイメージ

西陣織制作のイメージ
近年は機械織りが主流となっている西陣織。ただ、機械織りと一言に言っても、そこには必ず職人の手が入り、感覚や経験を元にしたわずかな調整が幾度も繰り返され、積み上げられてゆきます。その仕上がりには「携わった職人の性格までもが現れる」のだそう。
同じ機械と材料を使い、同じ工程をなぞっても完全に同じ布を織ることは難しいのが西陣織の奥深さ。「紡ぎ詩 西陣織印籠箱」のようなシンプルな意匠から、寺社の袈裟や袴に見られる金糸や箔を織り込んだ複雑な意匠まで、独自のさまざまな工夫を張り巡らせ織り出されています。
●こころを紡ぐ、伝統を紡ぐ。ものづくりスピリットが生み出す一箱を、お手元に。
「渡辺金欄」様が現在の工場を立ち上げたのは、1976年、今から約50年前のこと。渡邉さんのお父様が着物の帯専門の工場として始め、のちに金欄専門の工場となり現在に至るとのこと。今までに宮内庁関連のお仕事や、お相撲さんのまわし等、確かな技術でさまざまな制作に携わってこられました。

西陣織制作のイメージ
そんな渡邉さんにも、工場の存続に関わる岐路に立たされたことがあるといいます。2020年頃から世界中で猛威を振るった、コロナ禍の影響でした。金欄をはじめとした伝統織物の需要が大きく減り、やむなく工場をたたまざるを得ない会社も少なくない状況。「はっきり申し上げて、西陣織は先細り、斜陽産業と言えますので。」これを機会に事業を縮小し、ご自身が生活できるだけのわずかなお仕事のみを受けることにした方が楽になるのでは…とも考えられたそう。


ただ、そこで踏みとどまったのは、何よりも「ものづくりがしたい」という強い想いだったといいます。また、先行きの不安な中で、ベテランの方はもちろん、若い職人さんが西陣織の世界に飛び込んで懸命に働いてくれているのを無駄にはできない。そこで、他の伝統工芸の職人さんたちとも協力し、伝統工芸の将来へ向けた新たな取り組みをスタートすることに方向転換したのだそうです。
「困難なことが起こっても、私達の手には「ものづくり」があり、古き良き技術があります。職人にとって、「ものが出来る」というのは何よりも嬉しいこと。工場で作るのは生地までですが、今回のようにその生地が新たな「もの」として仕上がったところを見られることに日々大きな喜びを感じています。もちろん、うまくいくことばかりではありません。でも今は、とても楽しくものづくりを続けられています。」渡辺さんは、そう情熱的に話してくださいました。


現在、渡邉さんが立ち上げた「京縁会(きょうえんかい)」では、扇子屋さんや竹屋さん、陶器屋さんなどともコラボレーションを試みるなど挑戦的な取り組みを続けられています。公式Instagramでも情報を発信されておられますので、ぜひご覧いただけますと幸いです。
鶴屋吉信が長年手がけてきました和菓子産業も、伝統工芸のひとつとして、抱える課題には共通点が多くあります。原点である「ものづくり」のスピリットを絶やすこと無く、良いものを作り世の中に届け続けていきたいという想いをこめた商品を通して、その魅力を未来へ繋げていければ嬉しく思います。
「渡辺金襴」ご紹介ページ https://www.kousei-kaikan.com/union-member/226/
「京縁会」公式Instagram https://www.instagram.com/kyoen_lien

株式会社 鶴屋吉信
1803年(享和3年)京都・西陣で初代鶴屋伊兵衛により創業。220余年の歴史を刻む、京都の老舗京菓子司です。「ヨキモノを創る」を家訓とし伝統の技を守りながら、現代の感覚をとりいれた新しい和菓子やカフェを考案。各種コラボレーション企画にも取り組む等、歴史ある京菓子の魅力のすそ野を広げてゆくとともに、和菓子の新たな価値を日々追求しています。
■会社概要
社 名:株式会社鶴屋吉信
代表者:代表取締役社長 稲田慎一郎
所在地:〒602-8434 京都府京都市上京区今出川通大宮東入2丁目西船橋町340-1
創 業:享和3年(1803年)
公式サイト:https://www.tsuruyayoshinobu.jp/
公式Xアカウント:https://twitter.com/tsuruya1803
公式Instagramアカウント:https://www.instagram.com/tsuruya.yoshinobu_wagashi/
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「紡ぎ詩 西陣織印籠箱」
和菓子製造販売の株式会社 鶴屋吉信(つるやよしのぶ)(本社:京都市上京区、代表取締役社長:稲田慎一郎)は、去る10月10日に迎えました創業記念日の記念企画第2弾といたしまして、京都「渡辺金襴」様のご協力のもと、伝統工芸「西陣織」を使用した特製化粧箱に、本年誕生40周年を迎えた銘菓「紡ぎ詩(つむぎうた)」をお詰合せした特別な一箱をお誂えいたしました。おそろいの西陣織を使用した、おしゃれなカードケースもセットで付属いたします。
“こころを紡ぐ、伝統を紡ぐ。” そんな想いがこめられた本商品は、2025年10月28日(火)より、公式オンラインショップにて「メールマガジンご登録」かつ「ご購入実績のある」会員様限定にて数量限定販売を開始いたします。※完売次第、終了となります。
■公式オンラインショップ
https://shop.tsuruyayoshinobu.jp/※オンラインショップのトップページへリンクいたします。
※通常の商品一覧・検索には表示されません。ご購入方法につきましては商品概要をご覧くださいませ。
■商品概要

西陣織印籠箱 外見・中身(「紡ぎ詩」6個入)

お届け時の外装・西陣織カードケース
●商品名:「紡ぎ詩 西陣織印籠箱(つむぎうた にしじんおりいんろうばこ)」
●価格:5,400円(本体5,000円)
●販売期間:2025年10月28日(火)より 完売次第終了
●販売店舗:鶴屋吉信公式オンラインショップ(ご購入条件あり)
●商品内容:焼菓子「紡ぎ詩」×6個、西陣織製カードケース×1個、西陣織印籠箱
●サイズ:西陣織印籠箱:W:112×H:185×D:51mm カードケース:W:105×H:70×D:8mm
■ご購入条件・手順
・鶴屋吉信公式オンラインショップにて「メールマガジンご登録」かつ、「ご購入実績のある」お客様を対象に、本商品の「ご購入ページのURL」を記載したメールマガジンを配信いたします。・URL記載のメールマガジンは、下記の順に配信を予定しております。(以降も配信する場合あり)
第1回:2025年10月28日(火)
第2回:2025年11月4日(火)
※配信システムの都合により、メールの到着に遅れや時間差が生じる場合がございます。
また、受信設定・迷惑メールフォルダ・通信環境などの理由によりメールが届かない場合がございますが、その際の不達につきましては当方では責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
●メールマガジン登録フォーム
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※他の商品をご購入の際、決済画面から同時にご登録いただくことも可能です。

西陣織製カードケース
印籠箱とおそろいの西陣織でおつくりしたカードケース。名刺サイズが二箇所に収納できる、おしゃれで便利な一品です。名刺や常備薬、小物入れなど…印籠箱同様、お手元で末永くご愛用くださいませ。
■「紡ぎ詩」…西陣の地で受け継がれる、心と心をつなぐ焼菓子。

焼菓子「紡ぎ詩(つむぎうた)」
「紡ぎ詩」は、1985年(昭和60年)に発売されました、京菓匠 鶴屋吉信のベストセラー焼菓子です。国産の栗を刻み、北海道産小豆を用いたなめらかなこしあんと合わせて包んだひとくちサイズの美味しいおまんじゅう。ケシの実のぷちぷちとした食感、香ばしい風味がアクセントの銘菓でございます。
鶴屋吉信が創業以来222年の歴史を紡ぐ、京都・西陣の地の伝統工芸「西陣織」。その源となる絹糸を紡ぎ出す「まゆ」のかたちになぞらえた、ころんと愛らしいかたち。優しい甘さと素朴な風味は多くのお客様に長年ご愛顧いただき、おかげさまで本年2025年に誕生から40周年を迎えることとなりました。
「紡ぐ」という言葉から「絹糸を紡ぐ」そのものはもちろん、「美味しさを紡ぎ出す」こと、「心を紡ぐ」「想いを紡ぐ」お客様それぞれの想いを絹糸のように優しくつないでいく・・・そんなお菓子として末永くご愛顧いただきたいという想いをこめております。
■「西陣織」…ものづくりへの情熱をこめた、正絹の輝きが織りなす芸術。

今回のコラボレーションにご協力いただいたのは、京都にて西陣織工場を営まれる「渡辺金襴(わたなべきんらん)」様。西陣織伝統の技術と伝統の意匠を受け継ぎ、寺社仏閣を中心とした様々な場所で重宝される金襴を製造されています。古き良きものを守り伝え、未来へ繋げてゆきたい。西陣織と京菓子、2つの伝統工芸がその想いを同じくし、このために織っていただいた生地でおつくりしたのが「紡ぎ詩 西陣織印籠箱」です。
「渡辺金襴」代表の渡邉 崇博さんに、その魅力と創意工夫についてお話をお伺いしました。
●『織り物は「立体」』…絹糸の美しさを最大限引き出す技。


「織り物は「立体」なんですよ。」と、渡邉さん。「紡ぎ詩 西陣織印籠箱」は優しい白色・桃色、2色の錦糸のみを使用した一見シンプルな意匠ですが、そこには絹糸本来の良さを活かし、色柄がくっきりと美しく映えるよう、生地を平面でなく「立体」ととらえた工夫が施されていました。その技術のひとつが「タテ糸の多さ」。今回の意匠では「白色」の部分にあたります。最も他の色の影響を受けやすい白い糸の数を意図的に増やし、ギュッと密に織ることで、そのツヤがより一層艷やかにきれいに見えるように。白はより白く、桃色はより柔らかい色が引き立ち、柄が浮き出て見えるのだそうです。

西陣織制作のイメージ

西陣織制作のイメージ
「絹糸はツヤが一番の魅力ですので、そこをまず見ていただきたいという想いがあります。」と渡邉さんがおっしゃるように、内側から光るような錦糸の美しさです。見る角度によって異なる輝きを見せる西陣織を、こちらの化粧箱ではフタ・ミでオモテ・ウラと使い分け、それぞれの美しさが楽しめる一品に仕上げていただきました。
意匠は「小葵花菱文様(こあおいはなびしもんよう)」。平安時代から受け継がれている、格式ある有職文様です。
●職人の性格までも映し出すという、繊細な芸術品。

西陣織制作のイメージ

西陣織制作のイメージ
近年は機械織りが主流となっている西陣織。ただ、機械織りと一言に言っても、そこには必ず職人の手が入り、感覚や経験を元にしたわずかな調整が幾度も繰り返され、積み上げられてゆきます。その仕上がりには「携わった職人の性格までもが現れる」のだそう。
同じ機械と材料を使い、同じ工程をなぞっても完全に同じ布を織ることは難しいのが西陣織の奥深さ。「紡ぎ詩 西陣織印籠箱」のようなシンプルな意匠から、寺社の袈裟や袴に見られる金糸や箔を織り込んだ複雑な意匠まで、独自のさまざまな工夫を張り巡らせ織り出されています。
●こころを紡ぐ、伝統を紡ぐ。ものづくりスピリットが生み出す一箱を、お手元に。
「渡辺金欄」様が現在の工場を立ち上げたのは、1976年、今から約50年前のこと。渡邉さんのお父様が着物の帯専門の工場として始め、のちに金欄専門の工場となり現在に至るとのこと。今までに宮内庁関連のお仕事や、お相撲さんのまわし等、確かな技術でさまざまな制作に携わってこられました。

西陣織制作のイメージ
そんな渡邉さんにも、工場の存続に関わる岐路に立たされたことがあるといいます。2020年頃から世界中で猛威を振るった、コロナ禍の影響でした。金欄をはじめとした伝統織物の需要が大きく減り、やむなく工場をたたまざるを得ない会社も少なくない状況。「はっきり申し上げて、西陣織は先細り、斜陽産業と言えますので。」これを機会に事業を縮小し、ご自身が生活できるだけのわずかなお仕事のみを受けることにした方が楽になるのでは…とも考えられたそう。


ただ、そこで踏みとどまったのは、何よりも「ものづくりがしたい」という強い想いだったといいます。また、先行きの不安な中で、ベテランの方はもちろん、若い職人さんが西陣織の世界に飛び込んで懸命に働いてくれているのを無駄にはできない。そこで、他の伝統工芸の職人さんたちとも協力し、伝統工芸の将来へ向けた新たな取り組みをスタートすることに方向転換したのだそうです。
「困難なことが起こっても、私達の手には「ものづくり」があり、古き良き技術があります。職人にとって、「ものが出来る」というのは何よりも嬉しいこと。工場で作るのは生地までですが、今回のようにその生地が新たな「もの」として仕上がったところを見られることに日々大きな喜びを感じています。もちろん、うまくいくことばかりではありません。でも今は、とても楽しくものづくりを続けられています。」渡辺さんは、そう情熱的に話してくださいました。


現在、渡邉さんが立ち上げた「京縁会(きょうえんかい)」では、扇子屋さんや竹屋さん、陶器屋さんなどともコラボレーションを試みるなど挑戦的な取り組みを続けられています。公式Instagramでも情報を発信されておられますので、ぜひご覧いただけますと幸いです。
鶴屋吉信が長年手がけてきました和菓子産業も、伝統工芸のひとつとして、抱える課題には共通点が多くあります。原点である「ものづくり」のスピリットを絶やすこと無く、良いものを作り世の中に届け続けていきたいという想いをこめた商品を通して、その魅力を未来へ繋げていければ嬉しく思います。
「渡辺金襴」ご紹介ページ https://www.kousei-kaikan.com/union-member/226/
「京縁会」公式Instagram https://www.instagram.com/kyoen_lien

株式会社 鶴屋吉信
1803年(享和3年)京都・西陣で初代鶴屋伊兵衛により創業。220余年の歴史を刻む、京都の老舗京菓子司です。「ヨキモノを創る」を家訓とし伝統の技を守りながら、現代の感覚をとりいれた新しい和菓子やカフェを考案。各種コラボレーション企画にも取り組む等、歴史ある京菓子の魅力のすそ野を広げてゆくとともに、和菓子の新たな価値を日々追求しています。
■会社概要
社 名:株式会社鶴屋吉信
代表者:代表取締役社長 稲田慎一郎
所在地:〒602-8434 京都府京都市上京区今出川通大宮東入2丁目西船橋町340-1
創 業:享和3年(1803年)
公式サイト:https://www.tsuruyayoshinobu.jp/
公式Xアカウント:https://twitter.com/tsuruya1803
公式Instagramアカウント:https://www.instagram.com/tsuruya.yoshinobu_wagashi/
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