プレスリリース
〈カブトエビと育むやぶきのお米〉がつなぐ未来。環境に優しいカブトエビ農法で育てたオリジナル米
福島県矢吹町 (商工観光課)
2025.10.03
地元の小学生や関連大学の学生、地域の方々と協力して作り上げたオリジナル米です
福島県矢吹町では、2007年頃から東京農業大学と連携し、カブトエビを活用した環境にやさしい農業に挑戦し、「田んぼの学校」を開校しています。校長にタレントの大桃美代子さんを迎え、町内3校の小学生や東京農業大学の学生、地域の方々と共に田植え、稲刈りを行っています。近年、田んぼにカブトエビの定着が確認されたことから、収穫したお米を矢吹町オリジナル米として「カブトエビと育むやぶきのお米」と名付けました。今年の新米収穫に伴い、2025年10月15日(水)に、田んぼの学校 開会式でお披露目会を行います。

〈カブトエビと育むやぶきのお米〉 ※パッケージ仕様は変更になる場合があります
2億年前から変わらない、生きた化石「カブトエビ」
カブトエビは、恐竜が生きていた時代からほぼ姿を変えずに生きている甲殻類です。水田に生息し、雑草の新芽を食べ、たくさん生えた脚で水をかき濁らせることで光合成を阻害し、雑草の成長を抑制してくれることから「田んぼの草取り虫」ともよばれています。
水温20℃以上で孵化するため、夏以外の比較的涼しい時期でも飼育できます。寿命は約1か月で全長3~4cmほど。かつては水田に広く生息していましたが、農薬の使用や環境の変化により生息地が減少し、東日本ではほとんど見かけることがなくなりました。

「田んぼの草取り虫」カブトエビ
環境に優しい、カブトエビ農法
カブトエビは水質汚染に非常に敏感な生物です。そのためカブトエビが孵化する環境は、農薬使用を限りなく減らした化学肥料に頼らない、自然に近く環境に優しい栽培が行われている証と言えます。
〈カブトエビ農法の特徴〉
- 厳しい環境に耐えうる卵
カブトエビの卵は乾燥しても生き続ける“クリプトビオシス”という仮死状態に入り環境の変化に耐えることができます。そして約1年後の田植え時期に孵化します。
- 農薬への耐性がない
カブトエビは農薬に弱いため農薬の使用を抑えることでカブトエビが生息できる環境が保たれます。「カブトエビが住んでいること」が環境配慮の証になります。
- 雑草を防除してくれる
カブトエビは雑草の新芽を食べてくれるほか、泥を掘り返して水を濁らせ、雑草の光合成を防ぎ、成長を阻害します。また土を掘り返すことで稲の根に酸素が送られます。
「田んぼの学校」って?
田んぼの学校は稲作を通して矢吹の環境を子どもたちに伝え、カブトエビを使った有機農法を試作する場として、役場と矢吹原土地改良区、地元農家、東京農業大学、ヤマザキ動物看護大学、JA東西しらかわ農青連、矢吹町農業委員会が協力して運営しています。毎年6月に田植え、10月に稲刈りを行っており、矢吹町内の小学五年生、約100人が参加しています。
カブトエビ農法用に田んぼをご提供いただいている、田んぼの学校 教頭先生の芳賀 勝雄さんをはじめ、特別講師にヤマザキ動物看護大学教授の長島 孝行さん、校長先生にタレントの大桃 美代子さんを迎え、10年以上この活動に取り組んでいます。

カブトエビを田んぼに放流する様子

田植えの手順を小学生に教える芳賀 勝雄さん

大桃 美代子さん
田んぼの学校 校長先生。2017年より矢吹町お米PR大使に就任。田んぼの学校校長として、農産物の魅力発信や風評被害の払拭に尽力。地域イベントや学校行事にも積極的に参加し、子どもたちとの交流を大切にしている。

長島 孝行さん
田んぼの学校 特別講師。2007年に始動した田んぼの学校では、カブトエビを活用した有機農法を実践。次世代に伝える取り組みも積極的に行い、矢吹町の自然環境と食の大切さを学ぶ貴重な教育の場として、地域に根付いた活動を続けている。
三鷹の森フェスティバル2025に参加します
矢吹町は東京都三鷹市と1964年より姉妹都市として絆を結び、様々な交流活動を続けてきました。今年も井の頭恩賜公園で行われる「三鷹の森フェスティバル」に参加いたします。
矢吹町の新鮮な農産物や、味噌やドレッシングなどの加工品の販売のほか、爽やかな飲み心地が特徴の純米吟醸「開拓のうた」の販売(コップ販売のみ)など、矢吹町の魅力が満載のブースをご用意しております。「カブトエビと育むやぶきのお米」もお買い求めいただけますので、お気軽にスタッフまでお声がけください。

2024年参加時のブースの様子

【イベント情報】
日時:2025年10月12日(日) 10:30~17:00(予定)※小雨決行
場所:井の頭恩賜公園 西園 文化交流広場(ジブリ美術館の東側)
入場:無料
主催:特定非営利活動法人みたか都市観光協会
共催:三鷹市、三鷹の森ジブリ美術館
お米に関するお問い合わせ先
矢吹町役場 商工観光課
電話:0248-42-2119
お問い合わせフォーム
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
福島県矢吹町では、2007年頃から東京農業大学と連携し、カブトエビを活用した環境にやさしい農業に挑戦し、「田んぼの学校」を開校しています。校長にタレントの大桃美代子さんを迎え、町内3校の小学生や東京農業大学の学生、地域の方々と共に田植え、稲刈りを行っています。近年、田んぼにカブトエビの定着が確認されたことから、収穫したお米を矢吹町オリジナル米として「カブトエビと育むやぶきのお米」と名付けました。今年の新米収穫に伴い、2025年10月15日(水)に、田んぼの学校 開会式でお披露目会を行います。

〈カブトエビと育むやぶきのお米〉 ※パッケージ仕様は変更になる場合があります
2億年前から変わらない、生きた化石「カブトエビ」
カブトエビは、恐竜が生きていた時代からほぼ姿を変えずに生きている甲殻類です。水田に生息し、雑草の新芽を食べ、たくさん生えた脚で水をかき濁らせることで光合成を阻害し、雑草の成長を抑制してくれることから「田んぼの草取り虫」ともよばれています。
水温20℃以上で孵化するため、夏以外の比較的涼しい時期でも飼育できます。寿命は約1か月で全長3~4cmほど。かつては水田に広く生息していましたが、農薬の使用や環境の変化により生息地が減少し、東日本ではほとんど見かけることがなくなりました。

「田んぼの草取り虫」カブトエビ
環境に優しい、カブトエビ農法
カブトエビは水質汚染に非常に敏感な生物です。そのためカブトエビが孵化する環境は、農薬使用を限りなく減らした化学肥料に頼らない、自然に近く環境に優しい栽培が行われている証と言えます。
〈カブトエビ農法の特徴〉
- 厳しい環境に耐えうる卵
カブトエビの卵は乾燥しても生き続ける“クリプトビオシス”という仮死状態に入り環境の変化に耐えることができます。そして約1年後の田植え時期に孵化します。
- 農薬への耐性がない
カブトエビは農薬に弱いため農薬の使用を抑えることでカブトエビが生息できる環境が保たれます。「カブトエビが住んでいること」が環境配慮の証になります。
- 雑草を防除してくれる
カブトエビは雑草の新芽を食べてくれるほか、泥を掘り返して水を濁らせ、雑草の光合成を防ぎ、成長を阻害します。また土を掘り返すことで稲の根に酸素が送られます。
「田んぼの学校」って?
田んぼの学校は稲作を通して矢吹の環境を子どもたちに伝え、カブトエビを使った有機農法を試作する場として、役場と矢吹原土地改良区、地元農家、東京農業大学、ヤマザキ動物看護大学、JA東西しらかわ農青連、矢吹町農業委員会が協力して運営しています。毎年6月に田植え、10月に稲刈りを行っており、矢吹町内の小学五年生、約100人が参加しています。
カブトエビ農法用に田んぼをご提供いただいている、田んぼの学校 教頭先生の芳賀 勝雄さんをはじめ、特別講師にヤマザキ動物看護大学教授の長島 孝行さん、校長先生にタレントの大桃 美代子さんを迎え、10年以上この活動に取り組んでいます。

カブトエビを田んぼに放流する様子

田植えの手順を小学生に教える芳賀 勝雄さん

大桃 美代子さん
田んぼの学校 校長先生。2017年より矢吹町お米PR大使に就任。田んぼの学校校長として、農産物の魅力発信や風評被害の払拭に尽力。地域イベントや学校行事にも積極的に参加し、子どもたちとの交流を大切にしている。

長島 孝行さん
田んぼの学校 特別講師。2007年に始動した田んぼの学校では、カブトエビを活用した有機農法を実践。次世代に伝える取り組みも積極的に行い、矢吹町の自然環境と食の大切さを学ぶ貴重な教育の場として、地域に根付いた活動を続けている。
三鷹の森フェスティバル2025に参加します
矢吹町は東京都三鷹市と1964年より姉妹都市として絆を結び、様々な交流活動を続けてきました。今年も井の頭恩賜公園で行われる「三鷹の森フェスティバル」に参加いたします。
矢吹町の新鮮な農産物や、味噌やドレッシングなどの加工品の販売のほか、爽やかな飲み心地が特徴の純米吟醸「開拓のうた」の販売(コップ販売のみ)など、矢吹町の魅力が満載のブースをご用意しております。「カブトエビと育むやぶきのお米」もお買い求めいただけますので、お気軽にスタッフまでお声がけください。

2024年参加時のブースの様子

【イベント情報】
日時:2025年10月12日(日) 10:30~17:00(予定)※小雨決行
場所:井の頭恩賜公園 西園 文化交流広場(ジブリ美術館の東側)
入場:無料
主催:特定非営利活動法人みたか都市観光協会
共催:三鷹市、三鷹の森ジブリ美術館
お米に関するお問い合わせ先
矢吹町役場 商工観光課
電話:0248-42-2119
お問い合わせフォーム
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
編集部ニュース
編集部コラム
新着試してみた感想
試してみたについて
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます