プレスリリース
【夏休みの宿題、“ため息”が“笑顔”に】この夏、門司区の全市民センターが起こした、心温まるムーブメント
福岡県北九州市(北九州市役所)
2025.09.18
門司区では、この夏、地域全体で子どもたちの夏休みの宿題を応援しました。全市民センターが校区の枠を越え、子どもたちの笑顔と成長を見守る取り組みを実施。地域住民の熱い思いが形となった門司区の夏の物語です。

「子どもたちに、わくわくする夏休みを届けたい」――その思いを形にするため、草木染め、陶芸、貝殻アートなど、地域の特技や想いを活かした多彩なプログラムを準備しました。
そして何より画期的だったのは、普段は小学校の校区ごとに活動している市民センターが、その“垣根”を越えたことです。子どもたちは、自分の校区に関係なく、17あるプログラムの中から「面白そう!」と感じた教室に自由に参加できる仕組みを作りました。

家庭の事情で体験の機会が制限されないようにしたい。そのため、拾った貝殻でネームプレートを作るプログラムでは、事前に貝殻を集めるのが難しい子どもたちのために、送迎バスを用意し、海岸への移動からプログラムに組み込みました。参加した保護者はこう話します。
「海岸にバスで連れて行ってくれる企画は、車がない我が家には本当にありがたかったです。おかげで、子どもに最高の夏休みの思い出を作ることができました。」 すべての子どもに等しく楽しい体験を届けたい。その一心から生まれた工夫が、親子の最高の笑顔につながりました。

そう語るのは、本格的な陶芸教室に参加した保護者です。この教室の先生は“陶芸の神様”と呼ばれるほどの名人で、普段は教室を開いていませんが、子どもたちのために快く先生役を引き受けてくださいました。さらにこだわったのは内容です。「一度きりでは作る工程がわからず学びにならない」という思いから、粘土をこねる段階から成形、焼き上がりまでを全3回に分けた本格的な講座に。
準備や片付けも、“神様”や地域のボランティアの方々が全面サポートし、子どもたちは個性豊かな作品を完成させることができました。
保護者は「“神様”が本当に丁寧に教えてくださり、子どもも大満足の作品ができたようです」と語ります。館長や職員も、子どもたちが地域の大人と楽しく交流する姿を見て、準備の苦労が喜びに変わったと笑顔を見せていました。
これは単なる工作を超え、地域全体で「本物」の学びを届けたかけがえのない体験です。

金づちなどの道具を「危ないから使わせない」のではなく、「危ないからこそ安全な使い方をしっかり学ぶ」という方針のもと、地域のボランティアさんと共にプロの技を丁寧に教えてくださいました。
その真剣な眼差しや専門道具を扱うかっこいい姿は、子どもたちの心に強く残ったようです。
保護者も「良い刺激を受けたと思う」と話し、完成した作品を手にした子どもたちは誇らしげな笑顔を見せてくれました。

例えば、ある市民センターの草木染め教室。これは今回の企画を実施するにあたり、昨年の植物講座に参加していた住民の方が「子どもたちと草木染をやってみよう」と協力して実現したものです。
講座の受講生である地域住民が、事前に葉っぱを採取して準備し、当日も子どもたちのサポート役として、染めやすい植物の選び方や豊富な知識で丁寧に指導してくれました。
館長は「地域の方が活躍できる場を作れて嬉しい」と話し、ボランティアの方も「子どもたちと触れ合えるのが何よりの楽しみ」と笑顔を見せていました。
教わった人が、翌年には教える人になる。そんな“学びの循環”が地域をさらに豊かにしています。

おばあちゃんの家に遊びに来ていた校区外の子どもも交じる多様な顔ぶれの中で、高学年の子どもたちが低学年の子どもの作業を手伝っていたのです。
「学校も学年も違うのに、難しいところをそっと助ける姿が本当に微笑ましかった」と館長。
大人が子どもを思うだけでなく、子どもたち同士でも思いやりが育まれていました。
そしてこのプロジェクトは、参加した保護者の心にも地域への愛着という温かい感情を育みました。
「館長や職員さんが地域の方と一緒に子どもたちをサポートしてくれて、思いやりの気持ちが伝わってきた。この地域に引っ越してきてよかったと感じています。また来年も参加したいです。」

各センターが個性を発揮し、多様な地域の方々を巻き込んだことで、一つとして同じではない魅力的な企画が実現しました。
予想を大きく上回る反響と、そこで生まれた多くの子どもたち、そして地域の方々の笑顔こそ、私たちコミュニティ支援課にとって最大の成果です。
子どもたちの笑顔を中心に、多様な大人たちがそれぞれの立場で力を合わせ、地域全体がひとつのチームとなる。
門司区に生まれたこの温かい光景こそ、私たちが目指す、地域の多様な人々が協力し合い、誰もが参加しやすい地域コミュニティの理想の姿だと確信しています。
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「みんなが喜ぶ顔を見たい」全市民センターが抱いた“こどもへの想い”
この夏、門司区の全市民センターが同じ想いで立ち上がりました。「子どもたちに、わくわくする夏休みを届けたい」――その思いを形にするため、草木染め、陶芸、貝殻アートなど、地域の特技や想いを活かした多彩なプログラムを準備しました。
そして何より画期的だったのは、普段は小学校の校区ごとに活動している市民センターが、その“垣根”を越えたことです。子どもたちは、自分の校区に関係なく、17あるプログラムの中から「面白そう!」と感じた教室に自由に参加できる仕組みを作りました。
「全ての子どもに最高の夏を」その想いが、一台のバスを走らせた
市民センター館長たちの胸には、「地域の子どもたち全員に参加してほしい」という強い想いがありました。
家庭の事情で体験の機会が制限されないようにしたい。そのため、拾った貝殻でネームプレートを作るプログラムでは、事前に貝殻を集めるのが難しい子どもたちのために、送迎バスを用意し、海岸への移動からプログラムに組み込みました。参加した保護者はこう話します。
「海岸にバスで連れて行ってくれる企画は、車がない我が家には本当にありがたかったです。おかげで、子どもに最高の夏休みの思い出を作ることができました。」 すべての子どもに等しく楽しい体験を届けたい。その一心から生まれた工夫が、親子の最高の笑顔につながりました。

“陶芸の神様”との出会い「本物」を学ぶ、3回シリーズの挑戦
「家庭では絶対にできない、貴重な体験をさせてもらいました」そう語るのは、本格的な陶芸教室に参加した保護者です。この教室の先生は“陶芸の神様”と呼ばれるほどの名人で、普段は教室を開いていませんが、子どもたちのために快く先生役を引き受けてくださいました。さらにこだわったのは内容です。「一度きりでは作る工程がわからず学びにならない」という思いから、粘土をこねる段階から成形、焼き上がりまでを全3回に分けた本格的な講座に。
準備や片付けも、“神様”や地域のボランティアの方々が全面サポートし、子どもたちは個性豊かな作品を完成させることができました。
保護者は「“神様”が本当に丁寧に教えてくださり、子どもも大満足の作品ができたようです」と語ります。館長や職員も、子どもたちが地域の大人と楽しく交流する姿を見て、準備の苦労が喜びに変わったと笑顔を見せていました。
これは単なる工作を超え、地域全体で「本物」の学びを届けたかけがえのない体験です。

“かっこいい大工さん”先生に学ぶ本物の仕事に触れる教室
指導してくださったのは、現役の大工さん。金づちなどの道具を「危ないから使わせない」のではなく、「危ないからこそ安全な使い方をしっかり学ぶ」という方針のもと、地域のボランティアさんと共にプロの技を丁寧に教えてくださいました。
その真剣な眼差しや専門道具を扱うかっこいい姿は、子どもたちの心に強く残ったようです。
保護者も「良い刺激を受けたと思う」と話し、完成した作品を手にした子どもたちは誇らしげな笑顔を見せてくれました。

育つのは子どもだけじゃない地域で循環する“学び”と“活躍の場”
このプロジェクトは、子どもたちの成長だけでなく、地域の中に新しい「人の輪」も生み出しました。例えば、ある市民センターの草木染め教室。これは今回の企画を実施するにあたり、昨年の植物講座に参加していた住民の方が「子どもたちと草木染をやってみよう」と協力して実現したものです。
講座の受講生である地域住民が、事前に葉っぱを採取して準備し、当日も子どもたちのサポート役として、染めやすい植物の選び方や豊富な知識で丁寧に指導してくれました。
館長は「地域の方が活躍できる場を作れて嬉しい」と話し、ボランティアの方も「子どもたちと触れ合えるのが何よりの楽しみ」と笑顔を見せていました。
教わった人が、翌年には教える人になる。そんな“学びの循環”が地域をさらに豊かにしています。

高学年が低学年の“小さな先生”に子どもたちの中に芽生えた、もう一つの思いやり
市民センター館長が思わず笑顔になった光景がありました。おばあちゃんの家に遊びに来ていた校区外の子どもも交じる多様な顔ぶれの中で、高学年の子どもたちが低学年の子どもの作業を手伝っていたのです。
「学校も学年も違うのに、難しいところをそっと助ける姿が本当に微笑ましかった」と館長。
大人が子どもを思うだけでなく、子どもたち同士でも思いやりが育まれていました。
そしてこのプロジェクトは、参加した保護者の心にも地域への愛着という温かい感情を育みました。
「館長や職員さんが地域の方と一緒に子どもたちをサポートしてくれて、思いやりの気持ちが伝わってきた。この地域に引っ越してきてよかったと感じています。また来年も参加したいです。」

おわりに ~私たちが目指す「豊かな地域コミュニティ」へ~
校区の垣根を越え、地域の力を総動員して門司区の全市民センターが一丸となったことで、新しい連帯感が生まれました。各センターが個性を発揮し、多様な地域の方々を巻き込んだことで、一つとして同じではない魅力的な企画が実現しました。
予想を大きく上回る反響と、そこで生まれた多くの子どもたち、そして地域の方々の笑顔こそ、私たちコミュニティ支援課にとって最大の成果です。
子どもたちの笑顔を中心に、多様な大人たちがそれぞれの立場で力を合わせ、地域全体がひとつのチームとなる。
門司区に生まれたこの温かい光景こそ、私たちが目指す、地域の多様な人々が協力し合い、誰もが参加しやすい地域コミュニティの理想の姿だと確信しています。
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