プレスリリース

キッチンで菌から麹を育てる!創業600年の老舗種麹メーカーが麹作りをより親しみやすいものに。

味噌・塩糀・甘酒などの原料になる麹を一から作る「種麹」を、使うのが楽しみになるポップなパッケージにリニューアル。

室町時代創業の種麹メーカー株式会社糀屋三左衛門(所在地:愛知県豊橋市、代表取締役社長:村井 裕一郎)は、10月10日(火)より自社オンラインストアなどで販売している種麹のパッケージをリニューアル発売いたします。




 
種麹とは






 種麹とは、麹を製造する際に蒸した米などの原料に対して用いる麹菌の胞子のことで、醤油や味噌などの醸造食品の原料として使用されています。麹菌の利用と考えられる最古の記録は、奈良時代に編纂された『播磨国風土記』に残っています。
 昔ながらの自然に穀物に発生した麹菌を繁殖させる方法は、麹の生産量や品質面がとても不安定でした。そこで安定的に麹菌を増殖させるため、室町時代ごろに種麹が開発されたとされています。



パッケージリニューアルの背景



・コロナ禍を経て売り上げが1.4倍に。
 コロナ以前、種麹は一般消費者の間ではあまり認知されておらず、醸造企業で使用される事がほとんどでした。しかしコロナが流行してからは、麹を一から手作りし甘酒や味噌などの発酵食品作りを楽しみたいというお客様が増え、当社の種麹の売り上げ数はコロナ以前に比べると1.4倍に急増しました。

・オンラインストア経由で海外からの購入も増加中
 海外の著名レストランで麹や発酵料理が調理技法として昇華され、その著書でも紹介されるなど、フードテックやガストロノミーの文脈で、日本の発酵技術への注目が高まりました。当社の種麹も、欧米をはじめアフリカ大陸、南米など年々出荷先を広げ、現在約30ヵ国へ出荷されるようになりました。


 このような背景を受け、糀屋三左衛門は麹文化を現代に継承していくというミッションと、種麹をより多くの方に手に取っていただき麹作りの楽しさを知ってもらいたいという想いのもと、今回のパッケージリニューアルに踏み切りました。



キッチンでの麹作りがもっと楽しくなるパッケージ



 パッケージデザインを手がけたのはグラフィックデザイナーの美山有氏。細かなドット柄は種麹を撒いた際に空中で舞ってる様子を、また、「種麹」の文字は麹が出来上がった際麹菌によって米がくっついている状態を表現しています。実際に、糀屋三左衛門が種麹の利用者アンケートを実施した際には「麹作りの工程でテンションが上がる瞬間」として挙げられることが多かった、麹作りの醍醐味とも言えるシーンがグラフィック化されています。



 思わず手に取ってみたくなるポップなデザインで、キッチンでの麹作りがもっと楽しくなるような、可愛らしいパッケージで麹作りを楽しむ方々のさらなる増加を狙います。



商品ラインナップ


 米用、麦用、豆用、旨味(醤油造り用)、黒麹菌、白麹菌の全6種類をご用意しています。
 こちらの麹菌を使って米麹や麦麹はもちろん、黒麹菌や白麹菌ではクエン酸の効いた麹作りができるなど、原材料に合わせてキッチンでも気軽に麹作りをお楽しみいただけます。詳しい麹の作り方などは当社オンラインストアをご覧ください。


〇種麹
種類:米用、麦用、豆用、旨味、黒麹菌、白麹菌
規 格 :20g入(原料10kg用)
価 格 :864円(税込)
保存方法:冷暗所で保管
使用期限:未開封で180日

発売日・購入場所



・糀屋三左衛門オンラインストア:https://kojiyasanzaemon.store/
・発酵デパートメント:東京都世田谷区代田2-36-15 https://hakko-department.com/


会社概要



 株式会社糀屋三左衛門室町時代創業の種麹メーカー。足利13代将軍から賜ったとされる木版の営業許可証が弊社に現存しています。創業以来、麹づくりのもととなる種麹(麹菌)を3,000社以上の醸造メーカーに提供してきました。現在、日本独自の「麹文化」を後世に継承していくためデザイン経営を取り入れ、麹をキッチンで活用していくための「KOJI THE KITCHEN」プロジェクトなど新規事業に取り組んでいます。2021年に立ち上げたKOJI THE KITCHENでは、麹を学び、美味しさを味わうイベントを随時開催しています。また、麹の美味しさをお客様へお届けするため、種麹の他、自社甘酒ブランドoriseや麹などD2C商品の製造・販売もおこなっています。



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