ナデシコは清楚で凜とした美しさを持つ日本女性を表現するのにも使われていたこともあり、古くから親しまれてきた花です。
品種改良によりさまざまな花形や花色を持つ品種が続々と誕生し、今では世界に約90属3000種以上、日本でも約12属70種と非常にバラエティー豊富です。カーネーションやカスミソウなどもこのナデシコ属に含まれます。
葉は対生で花弁は5枚、先が細かく裂けており、花色はピンクが一般的ですが白や赤、黄色などもあります。
開花時期は4月〜11月です。
ナデシコと言うとナデシコ属の草花全体を指す場合がほとんどですが、園芸種や総称として「ダイアンサス」と呼ぶこともあります。
ピンクや白、赤の花を咲かせ水辺に生える「河原撫子(大和撫子)」、蕾が丸く花芯が目立つ「蝦夷河原撫子」があります。
丸みのある花弁に赤い輪模様が入る「龍田撫子」、ガクが発達しヒゲのように見える「美女撫子(髭撫子)」もあります。
葉が竹に似ていることから名付けられた中国原産の「石竹」は、コンパクトな株姿で花壇から鉢栽培まで幅広く楽しめます。
「純愛」「貞節」「大胆」。
ナデシコは日本の気候に適しており、お庭でも栽培でき、種類によっては野生化して自然に広がることもあります。
種まきは9月〜10月頃、苗の植え付けは3〜5月または9〜10月です。
比較的乾燥に強いですが育成期や開花期には土が乾いたらたっぷり水を与え、日照6時間ある日なたか半日陰を好みます。
梅雨前には草丈の半分くらいまで切って風通しを良くし、枯れた花はこまめに摘み取りましょう。
アブラムシやヨトウムシがついていないか、こまめに確認しましょう。
大量に発生してしまった場合は被害部分を切り取って処分し、薬剤を散布して防虫しておくと安心です。
それらの虫たちがウイルスを媒介して灰色かび病、うどん粉病、立枯病などの病気になり枯れてしまうことがあるため、早期発見・早期対処に努めてください。
「ナデシコ」と一言では言い表せないほど、多種多様のお花です。
ガーデニングの初心者の方でも育てやすいお花なので、まずはお気に入りの品種を見つけてみてはいかがですか?
【もっと詳しく知りたい方】
ページ下部「記事の出典:清楚で凜とした美しさ「撫子/ナデシコ/Dianthus」」をご覧ください。
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