退院してからは、朝昼晩と食事が出る入院生活から、食べ盛りの3人息子と夫とのいつもの生活に戻りました。
ところが、術後の身体はとても疲れやすく、いつも当たり前に出来ていた家事も休みながらしないと辛い。
何より臍下から10cmの開腹手術を受けたため、その傷の痛みに耐える日々。特に咳とくしゃみは、お腹に響くのでビクビクしながら過ごしていました。
またスーパーのカートを押すだけでもお腹に響き、人とすれ違うのも怖くて、前かがみになって歩いていました。
傷口には、病院で紹介されたアトファインを貼っていました。
https://atofine.jp/lineup/atofine/
退院1か月後にある検診までは、重い物持つ事・自転車・お風呂は×なので、シャワーのみの生活も寒い冬場には、辛かったです。
この頃は、手術で全摘した子宮筋腫の病理検査結果も気になりつつ、長男の高校入試も控えていたので、家族の体調管理にとても気を配っていました。
退院1か月後の検診では、病理検査の結果を聞きました。取り出した子宮筋腫を切り刻んだ写真を見せてもらい、すべてを検査した結果、問題なしとの事でした。
最初の段階から、子宮筋腫は、例え精密検査をしても、子宮筋腫を取り出して病理検査しないことには良性か悪性かは分からないと医師から聞いていたので、結果を聞きホッとしました。
検診の結果から自転車とお風呂も◎になりました。とはいえ、まだまだ体は元通りとはいかず、休み休み過ごしていました。
その後長男の高校入試も無事に終了し、心も穏やかに…
2か月経過した今、身体はほぼ元通りになりました!!
入院する前は、家事の手伝いを全くしない家族でしたが…
入院前に冷凍餃子の焼き方を教えて、それをマスターした長男は、退院後もよく餃子を焼いてくれるようになりました!!
入院中は、兄弟で洗濯やごみ捨てを協力したり、いつも以上に弟のお世話をしてくれていたようです。多分私が入院していなかったら、この変化はなかったかな??と思います。
そして私自身も健康の有難さを実感する日々です。
入院中ご飯作りをできなかったので、家族に出来立て熱々のご飯を作って喜ぶ顔を見るのが最近の楽しみです。
子宮全摘したので、当然手術してから生理はありません。
生理はありませんが、毎月生理前の症状もあり、排卵もあります。排卵した卵子は、お腹の中で消えるとの事でした。
退院して2か月、身体も元通りになり、術前の不安な症状(頻尿・生理過多・お腹のしこり)も無くなり、やっと心から手術して良かったなと思えるようになりました。
※子宮筋腫の症状は、個人差があるのであくまで私の感想です。
先日、年に1度受けている健康診断を受けました。そもそも子宮筋腫が見つかったのも、この健康診断でした。
皆さん仕事に家事に育児に毎日忙しい日々を過ごしておられると思います。でも、目には見えない体の変化を見つけるために、健康診断&気になる症状があれば病院に足を運ぶこと!これは、とても大事なことだと思います。
まだコロナ渦で、熱もないのに病院に足を運ぶのを躊躇してしまう世の中ですが…
この文章が、どなたかの病院に行くきっかけになれば幸いです。
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